あんぱん

柳井家を訪問する東海林 / あんぱん 第119回

2025/9/11(木)第24週「あんぱんまん誕生」

あらすじ

柳井家に東海林がやってきました。

東海林との再会を心から喜ぶのぶに対して、東海林は嵩が活躍していることを嬉しそうに語りました。

そのころ、嵩は投稿雑誌の仕事をし、読者から届いた作品を整理していました。

そんな中で嵩は、ある悩みを八木に打ち明けました。

参考:地デジ番組表

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鑑賞後の感想

感想欄は放送後に追記します。

予習レビューと史実のリアルエピソード

アニメ映画『千夜一夜物語』の仕事

前週、手嶌治虫から嵩くんに仕事の依頼がありました。

嵩くんが依頼された仕事はアニメ映画『千夜一夜物語』のキャラクターデザイン。

それまでの嵩くんも仕事だけはいくらでもありました。

しかし、嵩くんが頼まれる仕事は作詞の仕事だったりテレビ出演の仕事だったり、脚本を書く仕事だったりと漫画とは無関係の仕事ばかりでした。

その事実が嵩くんを苦しめました。

代表作がない漫画家だから頼まれる仕事は漫画とは無関係な仕事なのだろう。

嵩くん、そんなふうに考えていたかと。

そんな中でついに漫画家として認めらる仕事が入ってきました。

しかし、その仕事の依頼主はあの天才漫画家・手嶌治虫です。

常に嵩くんの心をざわつかせていた手嶌治虫です。

嵩くんの交友関係はずいぶん広くはなりましたが、漫画家としては手嶌治虫は雲の上の存在のはずです。

そんな人から漫画の仕事を引き受けた大きな転機となったのが前週でした。

アニメ映画『千夜一夜物語』が大ヒット

今週は手嶌治虫から頼まれた仕事の納期が迫るタイミングからスタート。

ところで何週か前に嵩くんがミュージカルの仕事を手がけた際、開幕前日まで栄輔くんが修正に修正を重ねる妥協を許さない姿勢が描かれました。

史実のアニメ映画『千夜一夜物語』の制作現場もそんな感じだったようです。

完成の期日から遅れに遅れているにも関わらず、一切の妥協を許さず修正を重ねる手塚治虫氏。

また、混乱を極める現場の中にあって完璧な仕事をスピーディーにこなす手塚治虫氏の天才ぶりにリアル嵩くんは度肝を抜かれたのだとか。

例えばリアル嵩くんが数百人の女性の顔を描き分けることが求められた時のこと。

リアル嵩くんは途中で女性の顔のネタが切れてしまい、それ以上は描けなくなりました。

するとその仕事をバトンタッチした手塚治虫氏はスラスラと描き分けてしまう。

他のいくつもの仕事を掛け持ちし、普通の人ならばパニック状態になってもおかしくない状況でありながら、そんな仕事ができたそうです。

ドラマの中で、そんな天才の仕事が再現されるかどうかは定かではありませんが、できることならそんな場面も見たいものです。

それはさておき、アニメ映画『千夜一夜物語』は今週中に無事に完成。

そして劇場で公開され大ヒット。

先週から描かれ始めたアニメ映画『千夜一夜物語』のエピソードは今週、大ヒットという形で回収されます。

【史実】アニメ映画『千夜一夜物語』

嵩くんがアニメ映画『千夜一夜物語』のキャラクターデザインを任された仕事は史実のエピソードがモチーフになっています。

リアル嵩くんの仕事は次の通りです。

『千夜一夜物語』の脚本を読み込む。

そして、登場人物たちの顔つき、表情、仕草だけでなく服装などのイメージまでふくらませて具体化することが仕事です。

この仕事をリアル嵩くんは大いに楽しめたらしく、リアル嵩くんはキャラクターデザインに没頭。

映画だ大好きだったリアル嵩くんは海外の映画俳優の顔をモデルにすることもあったのだそう。

また、この仕事でキャラクターデザインを手がけた経験は、後に『アンパンマン』で大量のキャラクターを生み出すことにつながったと言われています。

そして完成したアニメ映画『千夜一夜物語』は大ヒット。

しかし本作は赤字を出してしまったそう。

手塚治虫氏の完全主義によって完成は遅れに遅れ予算超過になってしまったのだそうです。

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