トキと銀二郎が再会する / ばけばけ 63回
2025/12/24(水)第13週「サンポ、シマショウカ。」
あらすじ
花田旅館に滞在していた銀二郎はトキを連れて思い出の詰まった清光院に足を運びました。
その頃、銀二郎が松江に来ていると聞かされた錦織が花田旅館にやって来ました。
錦織は銀二郎とはすれ違いで会うことができませんでしたが、ヘブンが連れて来ていたイライザと会うことができました。
ヘブンは日本滞在記を完成させる前にイライザを日本に呼んだと錦織に説明。
その後、ヘブンはイライザと錦織を連れて清光院に行くことにしました。
参考:Yahoo!テレビ
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
トキちゃんのかつての夫である銀二郎くんが再登場する今週。
ヘブンさんが想い続けてきたイライザさんまでもが登場します。
イライザさんが松江にやってくるのです。
イライザさんの振り返り
これまでイライザさんが登場したのは一度だけ。
ヘブンさんがどこぞの新聞社の編集長として活躍する場面が描かれた際、ヘブンさんの部下の一人として登場しました。
ただし単なる部下ではないことは明らかでした。
その場面でヘブンさんは次の号の特集記事の企画アイデアを部下たちに求めました。
すると真っ先に挙手したイライザさんが日本はどうかと提案。
ここで二人の会話が終わっていれば、ヘブンさんとイライザさんはただの上司と部下の関係です。
ところが日本はどうかと提案したイライザさんは、提案した際に一言付け加えました。
私も連れて行ってと。
加えてヘビとカエルのナレーションでヘブンさんとイライザさんがただならぬ関係であることをさりげなく暗示。
イライザさんの一言とヘビとカエルの反応によって、ヘブンさんとイライザさんの関係がただの上司と部下の関係ではないことが明らかになりました。
そしてその後は、松江にやって来たヘブンさんが机の上に飾っているイライザさんの写真が繰り返し登場。
またヘブンさんがイライザさんに語りかけながら手紙を書く場面などによって、イライザさんの存在を印象付けてきました。
イライザさんが来日
そして今週、イライザさんがついに松江にやってきます。
いつだったかヘブンさんはイライザさんに宛てた手紙で次のように書いたと記憶しています。
この美しい松江の街を君と一緒に歩きたい、みたいなことを。
ヘブンさんはこの願いを実現させるために、日本滞在記の完成を前にして自分が日本にいるうちにイライザさんを日本に呼び寄せたようです。
さて、イライザんの登場場面はこれまで一度だけ。
あとは写真での登場のみ。
しかし写真だけ登場の場面もそれが繰り返しあったことでヘブンさんの大切な人という印象が視聴者の間でしっかり根付いているであろうイライザさん。
イライザさんはまた、トキちゃんはじめ劇中の登場人物たちの間でもヘブンさんの大事な人として認知を獲得しています。
そんなイライザさんが、トキちゃんの元夫である銀二郎くんと同じタイミングで登場することで物語が大きく動き始めます。
【史実】エリザベス・ビスランド
イライザさんの実在モデルの名はエリザベス・ビスランド。
ドラマのストーリーとは異なり、エリザベス・ビスランドはラフカディオ・ハーンよりも先に来日しています。
そもそもラフカディオ・ハーンが訪日を決めたきっかけが、エリザベス・ビスランドが日本からアメリカに送った手紙でした。
エリザベス・ビスランドはとある新聞社の企画で世界一周旅行をすることになりました。
その旅行の最初の訪問地が日本でした。
そして日本に魅了されたエリザベス・ビスランドはラフカディオ・ハーンに手紙を書きました。
日本の魅力を表現できる筆力を持った作家はあなたをおいて他にないと。
その手紙は受け取ったラフカディオ・ハーンは決意しました。
エリザベス・ビスランドが魅了された日本の滞在記を最高のものに仕上げてみよう。
そして、日本滞在記をエリザベス・ビスランドに捧げる形でプロポーズしようと。
以上が史実。
なのでドラマの中でヘブンさんがイライザさんを日本に呼び寄せるエピソードは創作ストーリーです。
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