松野家がリヨを応援する / ばけばけ 52回
2025/12/9(火)第11週「ガンバレ、オジョウサマ。」
あらすじ
ヘブンが今年中に日本滞在記を書き上げて来年にはアメリカに帰国すると宣言。そのヘブンの宣言を聞いた松野家の面々は焦りました。ヘブンが帰国しトキが女中の仕事を失えば、再び借金に追われる日々が始まるからです。
そこで松野家の面々は考えました。リヨがヘブンを射止めればヘブンはそのまま日本に居続けるだろう。トキが県知事一家の女中になれば給料も今よりさらに上がるのではないか。そんな考えを持った松野家の面々はリヨの恋を応援することにしました。
しかし松野家の中でトキだけはリヨの恋を素直に応援することができませんでした。そんな中でリヨはヘブンを快気祝いパーティーに招待。リヨは父に頼み込んで室内にストーブを用意してヘブンを迎えました。
そのパーティーの席で、リヨはヘブンに告白するつもりであるという話をトキは耳にしました。しかしトキはその話を本気にはしませんでした。同じころ江藤家ではリヨがヘブンに大切な話があると語りかけていました。
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感想
前週、トキちゃんのヘブンさんへの気持ちの変化が描かれましたが、その「変化」の回収が今回から本格的に始まりました。
松野家の人々
松野家の人々・・・主に司之介さんと勘右衛門さんですが、松野家の男性陣のお二人が気がついてしまいました。
ヘブンさんが米国に帰宅したらトキちゃんは女中の仕事を失う。
そうなれば再び借金返済を続けることが極めて困難な状態になりかねないことを。
ヘブンさんが一年以内の帰国を宣言したのは前回の新年会の席上ででしたが、そのときはどうやら司之介さんと勘右衛門さんは松野家のピンチに気づかなかったらしい。
司之介さんと勘右衛門さん、困りました。
しかしピンチを切り抜ける解決策はすぐに思い浮かびました。
リヨちゃんがヘブンさんと結婚すればいい。
そうすればヘブンさんは帰国を断念し松江に残るだろう。
さらに県知事一家の女中ともなれば給金も今よりさらに上がるはずだ。
県知事一家の女中云々はあまりにも能天気な発想ですが、リヨちゃんがヘブンさんと結婚すればヘブンさんは松江に残るはずという考え方は十分にあり得る。
もっともヘブンさんがリヨちゃんを連れて米国に帰国という選択肢もありますが。
この選択肢、リヨちゃんの性格なら拒みはしないでしょう。
ご両親は猛反対するかもしれませんが。
話がそれましたが、司之介さんと勘右衛門さんのお二人、そこまで想像力は働きそうもありません。
だからリヨちゃんがヘブンさんの結婚というアイデアにもう夢中。
司之介さんにいたっては、江藤家に牛乳を持参し押しかけてリヨちゃんを応援したのだとか。
司之介さんと勘右衛門さん、本気です。
そしてリヨちゃんも本気です。
あのリヨちゃんが御百度参りまでするとは驚きです。
そんな人々に対するトキちゃんの反応は・・・
トキちゃんの反応
司之介さんと勘右衛門さんのお二人がリヨちゃんとヘブンさんの結婚をどこかに向かって祈願しているそのとき。
トキちゃんの表情は複雑でした。
その複雑な表情にフミさんだけは気が付きました。
「おトキどげしたの?」
前週描かれたトキちゃんのヘブンさんへの気持ちの変化の回収が本格的に始まった瞬間でした。
その後、ヘブン邸でメジロのチェアーに語りかけるトキちゃん。
ヘブンさんが帰国したらチェアーはどうなってしまうのかという問いかけは、そのまま自分自身への問いかけなのでしょう。
自分自身がどうなってしまうのかという問いかけ。
それは女中の仕事がどうなってしまうのかという問いかけではなく、自分のヘブンさんへの気持ちはどうなってしまうのかという問いかけです。
そんな中でリヨちゃんがヘブンさんにプロポーズするという情報を耳にしたトキちゃん。
一瞬だけガセネタだと安堵の表情を浮かべるものの、その情報は裏どりもされている。
焦るトキちゃん。
同じころついにリヨちゃんが・・・
予習レビューと史実のリアルエピソード
ヘブンさんの日本滞在の目的
今週、ヘブンさんが松江にやってきて初めての正月を迎えます。
ここ数週、さまざまなストーリーが展開したのでうっかりしていたら忘れてしまいそうなのがヘブンさんが松江にいる理由です。
日本にいる理由とも言えます。
ヘブンさんが松江あるいは日本にいる理由は日本滞在記を書くためです。
英語教師という仕事をすることが目的ではありません。
言い方は悪いですが英語教師は一時的な腰掛けです。
今週はそんなヘブンさんの日本滞在の目的を思い出させられる週です。
そしてヘブンさんの日本滞在の目的があらためて語られることで起こる、ヘブンさんの周囲の人々の反応が描かれます。
ヘブンさんが米国に帰国してしまうことで非常に困る人が数名いるからです。
というわけで、ヘブンさんが米国に帰国してしまうと非常に困る人をあわてさせる宣言を、正月を迎えたヘブンさんが行います。
ヘブンさんの年内帰国宣言
ヘブンさんが松江に滞在している目的は日本滞在記を書くことです。
その執筆は順調に進んでいるようです。
日本で始めての正月を迎えたヘブンさんは、日本人の正月の慣習にならって新年の抱負を語ります。
ヘブンさんが語る新年の抱負。
それは年内に日本滞在記を完成させるということです。
ヘブンさんは続けます。
年内に日本滞在記を完成させたら米国に帰国するつもりであること。
なので来年の正月には自分はもう日本にはいないであろうということを。
年内に日本滞在記を完成させ年内に米国に帰国する。
それがヘブンさんの新年の抱負です。
抱負というよりは実現可能な現実的な計画と言っても差し支えないレベルの宣言です。
ネタバレあり:次週のヘブンさん
ヘブンさんの人間関係で忘れてはいけないのはイライザさんの存在です。
イライザさんはヘブンさんにとってとても大事な人です。
ヘブンさんは完成させた日本滞在記を誰よりも先にイライザさんに読んでもらおうと考えているほどなので。
一方のイライザさんもヘブンさんの帰国を待っています。
ここまでは今週の段階でのヘブンさんとイライザさんの状況です。
ここから以下、次週のネタバレが含まれます。
次週、イライザさんが日本にやってきます。
ヘブンさんが日本に滞在している間に、イライザさんはヘブンさんに日本を案内してもらおうと考えるのでしょうか。
あるいはヘブンさんが松江にやってきた頃。
美しい松江の街を君と一緒に歩きたいみたいな手紙をヘブンさんはイライザさんに書いていました。
なのでヘブンさんは自分が日本にいるうちにイライザさんを日本に呼び寄せたのかも知れません。
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ヘブンさんの去就が、松野家と雨清水家の行く末に暗雲をもたらす。勘右衛門さんと司乃介さんはおリヨさん応援。おトキさんだけ温度差が。おリヨさん尾行と待ち伏せ。おリヨさん思いっきり立場の濫用でお揃いのハンコ。司乃介さんのエール。娘の心、父知らず。知事宅でのヘブンさん快気祝い。ストーブまで設置。梶谷さんからのインサイド情報。いよいよプロポーズ。おトキさん何思う。何故かはしゃぐうめさん。おトキさん心中穏やかではなさそう。