2022年2月14日(月)第16週「1983」
あらすじ
高校卒業後に進みたい道が見つからず悩んでいたひなたは、ある日、条映映画村に掲示されていたポスターに目が釘付けになりました。そのポスターは、条映が新人女優を発掘するコンテストのお知らせでした。
家に帰ったひなたは、早速、るいと錠一郎に、コンテストにチャレンジしたいと相談。ひなたの相談に対して、るいがあきれるばかりでしたが、コンテストに挑戦した経験を持つ錠一郎はひなたの挑戦を応援するつもりでした。
しかし、錠一郎に説得され、ついにるいもひなたの決意を受け入れました。数日後、コンテストに応募したひなたは、無事に書類審査に応募。ひなたの挑戦を知った一子は、茶の湯の作法の稽古に協力しました。
そして迎えたコンテンツ当日。書類審査に通過した十数名のコンテスト挑戦者たちの自己紹介のプレゼンテーションが始まりました。他の挑戦者たちが、審査員の前で堂々と自己紹介を行う中、極度に緊張したひなたは・・・
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予習レビュー
前週の途中からスタートした、川栄李奈ちゃん演じるひなた編。
ひなちゃんが高校三年生になり、いよいよ本格的にひなちゃんの人生が動き始めます。
さて、ひなた編の予告動画が先週末にアップされましたが、思わせぶりな場面がいくつも挿入されていました。
まずは、松重豊さん演じる「条映の秘蔵っ子」が、いよいよ劇中劇ではなく本人が口にするセリフとともに登場。
「おひな!拙者はそなたに時代劇を救ってほしいのじゃ」
と、時代劇の登場人物そのまんまの話し方で登場。
るい編に入って「斬られる侍」として初登場した謎の人物が、ついに本格的な登場をはたします。
そして、アンカーのヒロインということもあって、安子編の伏線の回収がこれから行われることを期待させてくる映像も。
あの算太くんらしき人物が、白髪になって登場。
ひなちゃんの前でダンスを披露する映像も、ひなた編の予告映像の中で一瞬だけ挿入されていました。
安子編以降、消えてしまった登場人物たちがこれから戻ってくるのかもしれません。
そして何より、ある日いきなり姿を消してしまった安子ちゃんも、最後までに戻ってきてほしいものです。
感想
今週からいよいよ、伴虚無蔵などのひなた編の主要キャラが登場しますが、早くもそのフラグが立ちワクワクが止まりません。
大人の階段のぼるひなちゃん
ひなちゃんは、条映城のお姫様に選ばれる妄想を炸裂していましたが、今回のプレゼンの様子からコンテストで苦戦を強いられそう。
そして次回は、演技の実技試験の場面が描かれるはずですが、事前の情報によれば、その試験で大きなポカをするはずです。
しかし、ブログ主にとって目が離せないのはひなちゃんのコンテスト結果ではありません。
コンテスト会場にひそかに姿をあらわした伴虚無蔵の存在です。
伴虚無蔵は、時代劇の未来を担う女優の卵たちを見に来たのでしょうが、一体、女優の卵たちに何を期待しているのか。
そして伴虚無蔵は、ひなちゃんに大きなポテンシャルを見出す展開になるはずですが、伴虚無蔵はひなちゃんの中に何を見出すのか。
ひなちゃんの中に眠る、まだ本人も気がついていない才能が目覚めるストーリーが始まりました。
ところで、今は残念キャラのひなちゃんですが、最終走者のヒロインであるだけに、非常に重要な役割を持っているようです。
ひなちゃんの役割とは何なのか?
以下に新着情報をまとめました。
三代目ヒロイン:ひなちゃんの役割
純情な初恋、周囲の猛反対を経ての結婚、最愛の夫との死別、そして唯一の生きがいだった娘との生き別れ。
悲劇の王道のようなストーリーだった初代ヒロイン・安子ちゃんの物語。
心に負った深い傷が周囲の人たちの優しさに触れる中で癒され、孤独だったヒロインが幸福な家庭を築く。
ハートウォーミングな人情ドラマだった二代目ヒロイン・るいちゃんの物語。
先代の二人のヒロインに対して、あまりにも残念キャラの三代目。
ここまでのところ、時代劇をこよなく愛することと、残念だけど明るいこと、他者を思いやる心を持っていること意外に、いいところが見つからない(笑)ひなちゃん。
しかし、最終走者だけに重要な役割を持っているようです。
堀之内制作統括によれば、
「ひなた編はフィナーレであり、ひなたは最終走者。いままで閉じていた箱をあけたり、これまで出てきた誰かと誰かをつないだりという役割も、ひなたは担っています。(ORICON NEWSより引用)」
とのこと。
ひなちゃんの存在意義が際立ってくるその時のギャップを強調するために、ひなちゃんの今の残念な姿があるようです。
ひなちゃんのすべりまくる姿を記憶に刻みつけておくことで、クライマックスの感動はより増幅されるかもしれません。
その他、ひなた編に関する新着情報を以下のリンク先のページにまとめました。
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6番の方、宝塚の方ですか?
雰囲気や話し方でそう思いましたが、宝塚の事は全く分からないもので…。
お恥ずかしい限りです。ただ実際の所、このドラマの時代に京都に下宿していただけなので、「総合選抜方式」に関しては聞きかじった知識を述べただけです。なので、この時分に当事者だった通りすがり様の投稿の方が遥かに実情を表していると思います。裏取りをもっとちゃんとしておけばと反省しております。
お詫びという訳ではないのですが、当時私は上賀茂神社の近くに住んでいたのですが、そこでは時々、東映京都制作の時代劇のロケが行われていました。その日も里見浩太朗さん演じる長七郎が、数人の浪人と斬り合いをするシーンが撮られていました。浪人のリーダー格の斬られ役は、時代劇や実録やくざ映画でよく見かけた特異な風貌の俳優さん。そう福本清三さんでした。リハーサルは時に真剣に時に和気あいあいと進みました。さあ本番という段になって下校してきた小学生たちが、悪さをしてカメラに写りこもうとしていました。すると里見さんすかざす「ごめんな。君らが映ったらテレビ局君らにギャラ払わなあかんねん。こらえてな。」この一言で小学生たちは引き下がり。ロケは無事終了しました。絵に描いたような大人の対応でした。
このドラマのジャイアンはめちゃめちゃエエ声、そして歌も上手い
思い出がいっぱい、アニメ「みゆき」のエンディング曲、懐かしいですね
この頃は少年サンデーがラブコメ路線でみゆきちゃん・南ちゃん・ラムちゃんの活躍が王者少年ジャンプの牙城を脅かしてましたね
因みに私も少年サンデー愛読していました、お目当ては「プロレススーパースター列伝」というラブコメとはかなり離れた作品でしたが
なお、そのサンデーの勢いを止める作品が秋頃からジャンプで連載開始されます、ケンシロウは世紀末だけでなくジャンプにとっても救世主でしたね
還暦のたつお様
いえいえ、こちらこそ
たつお様の総合選抜に関するご丁寧な解説に感服致しました
この制度を私が知ったのは大学時代に兵庫県にて塾講師のアルバイトで中三を指導していた時でしたが、「兵庫県って変わったことしているんだなあ」とあまり関心なかったのですが、今回のドラマにてTwitter上などで仲良し三人が同一高校という状況に違和感を感じるという呟きが多かったので調べてみたら、この時期に結構多くの都道府県で採用されていたのを知り驚きました
「15の春を泣かせるな」という言葉も貴殿のコメントから知りました、とは言うものの比較的偏差値高い大学進学希望する場合は同性しかいなく髪型すら定められた私立高校に仕方なく行くという方が泣きたくなるのではと思いますね、教育というものもなかなか厄介なものだなと・・・
ひなたちゃんより少し年上ですが、ほぼ同じ時代を京都で過ごしました。当時の京都の公立高校は総合選抜制。合格すれば、住んでいる地域で高校が割り当てられました。当時の公立高校は私服が標準。それ以降に設立された新設校では制服を導入していましたが、まだ少数派でした。鴨川にも太秦にも近い公立高校だとしたら、紫野?と妄想しています。
僕の高校は、僕が卒業した翌年に生徒会が頑張って服装自由を勝ち取りました。
なので、ひなたの時代には服装自由の公立高校もけっこうあったでしょうね。
佐々木守さんの記事は、水島新司さんが亡くなられたときのニュースの中で
読みました。野球漫画の原作を書くことになるまで野球のルールも知らなかったとか。
TVドラマでは「お荷物小荷物」という、出演者が突然視聴者に向かって話しかける
という画期的なドラマが有名でしたが、既成のことに捕らわれない自由な発想が
あったのでしょう。
いよいよ、ひなたの師匠の本格的登場。期待させられますね。
川栄ちゃんは結構可愛いから、
コンテストには優勝するんでせうなあ。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
既に公開されている番宣の中で、ひなたが舞台上で相手に斬りかかる動作。あれがオーディションでのものだとしたら。演技審査って「お姫様」の振る舞いを見るものでしょう。これなら確かに「審査員が求める演技ができない」と判断されるでしょう。しかも、事前に台本が渡されるのが普通でしょうから、台本無視という可能性大あり。今回求められている役柄は決して巴御前や、由美かおるさんみたいなくの一じゃないんですから。
「思い出がいっぱい」懐かしい。お母ちゃんの言う事はもっともだが、ひなたにはジョーさんと同じ血が流れている芸能の血が、ただしそれがひなたにとって良い事かどうかはまた別の話。ジョーさんには実績があったからなあ。はみ出してる。お母ちゃん挑戦を認めてくれた。写真撮影思わぬ助け舟。合格する妄想。一子さんからも助け舟。コンテスト当日。ライバルは皆立て板に水。ひなたは何をアピールする?
ひなた「大月ひなた・・・・・・18歳です・・・・・・・・。」
川栄李奈ちゃん自身も通過してきたであろうオーディションと同じ難関度だったのかな?
ひなた編に入り、るいはヒロインからひなたにとって乗り越えるべき壁でありひなたに寄り添う存在にシフトチェンジしたようです。
急激な変動はるいにとってはトラウマですからね…。
しかしジョーがるいを後押ししました…。
しかしまぁ、一子さんまでノリノリなのが意外でしたね(笑)
自宅のお店でコンテストのラジオを聞くのはるい編を思い出します…。
さぁひなた何と言う?
名乗る程の者ではございません様と投稿内容が重複してしまいました。申し訳ありませんでした。
金曜日のコメント欄に反応
1983年は私立高校は男子高・女子高と別れているケースが大半ですので、ひなたちゃんたちが通う高校は公立だと思います
では、なぜ学力的に格差があるだろうと思われるひなたちゃんと小夜子ちゃんが同一高校かに関してですが、当時京都府公立高校入試は「総合選抜」方式を導入していたからと思われます
詳しくはコメント入力が大変なのでwikiあたりでお調べ頂きたいのですが、この方式ならば三人に吉之丞くんが同一高校なのも分かります
次に京都府の高校が私服に関してですが分かりませんでした、参考までに大阪府の公立高校は比較的偏差値が高い高校は私服でも通学OKのケースが多かった気がします
因みに私の高校は私服でも通学OKでしたが、朝に何を着るかを考えるのが面倒なんですよね、3年生ぐらいには制服通学になってましたね
追記します
太秦映画村にひなたちゃんが何度も行けている件に関してはTwitter等では当時地元民しか知らない秘密の裏口があり等とコメントがありましたが真偽は不明です
ただ、現在の映画村の年間パスポート料金が中高生4500円と夢の国などと比較すればかなりリーズナブルですので年間パスポート所持していたと考えるのが妥当かと
丹善人様がコメントされておられた某野球漫画とは「男ドアホウ甲子園」ではないかと察せられますが(間違いならばすいません)、これは原作者の佐々木守さんが野球のことを全く詳しくなく実際の場所を調べもしないで甲子園球場が大阪城に隣接してる設定にしていたから生じた迷シーンになります
ちなみに、野球の展開は「プレイボール、あとは任せた」と作画担当の水島新司さんに丸投げしていたぐらいです、いい時代だったんですね
ただ、佐々木守さんですが脚本担当として実相寺昭雄監督と組んだ特撮モノには名作が多く、ウルトラマン「故郷は地球」「怪獣墓場」や怪奇大作戦「京都買います」をつくられています