カムカムエヴリバディ

アニーの後を追うひなた / カムカムエヴリバディ 第110回

2022年4月6日(水)最終週/第23週「2003−2025」

あらすじ

「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」が始まりました。一方、アニーを探すために関西国際空港まで駆けつけたひなたは、アニーと会うことが出来なかったことをるいに連絡し、会場に戻ることにしました。

ひなたからの連絡を受けたるいは深く失望しました。るいは考えました。母は自分と会うつもりはない。再び姿を消すはずだ。母に届けるためにステージで歌うつもりでいたが、歌う意味があるのだろうかと。

母との再会をあきらめたるいのもとに一子がやって来ました。るいに事情を聞かされた一子がるいに言いました。意味があるかどうかわからなくても、誰かのことを思ってやれば、それで十分なのではないかと。

一方、落胆しながら会場に戻ったひなたは、会場の前でアニーの姿を目撃しました。ひなたに声をかけられたアニーはその場から逃げ出しました。しかし、力尽きてその場に倒れ込んだアニーの中で、るいの記憶がよみがえるのでした。

<<前回109回 | 次回111回>>
カムカムエヴリバディ|感想あらすじネタバレトップページ
次回作『ちむどんどん』

Sponsored Link

予習レビュー

今回の時点でアニーの正体が判明しているかどうかは3/29の時点では不明です。

視聴者の視点でアニーの正体が判明しているかどうか、るいちゃんとひなちゃんの視点でアニーの正体が判明しているかどうか。

ともに不明です。

そして、るいちゃんとジョーが岡山で開催する「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」に、ひなちゃんはアニーを招待した模様。

ひなちゃんがアニーを招待した理由も不明。

そして招待を受けたアニーは会場には姿を表さず、どうやら連絡もつかないらしい。

アニーがフェスティバルの会場にやって来なかったのは、その開催地が「岡山」であることが理由なのか。

それとも、フェスティバルのステージに立つ人が誰なのかを察したからなのか。

ところでアニーは会場近くにいるところをひなちゃんに目撃されます。

ということは、開催地が「岡山」であることを理由にアニーが来なかったということはあり得ない。

岡山まではやって来たのだから。

するとやはりアニーは、その日のステージの出演者の中に「るい」という名前を見つけ、会場に入れなくなったのではないか。

そんな予測をブログ主はしています。

Sponsored Link



感想

母と娘の再会の瞬間

あらためて今週の予告動画を見直してみました。

そして本日これまでの間に放送されていない場面をチェック。

以下の場面が未放送です。

まだ他にあるかもしれませんが・・・

1:一子さんが客席で涙を流す場面
2:一恵ちゃんと榊原さん(らしき男性)が小さな子供を抱えている場面
3:るいちゃんがステージの上で歌声を披露する場面
4:若い頃の安子ちゃん(らしき女性)がアメリカの家(?)にいる場面
5:ひなちゃんがアニーさんをおぶって偕行社の会場に入ってくる場面
6:ひなちゃんが涙する場面

これらのうちの5と6、そしておそらく1が、今回からつながる場面。

事前に「クリスマスの奇跡」とアナウンスされている場面。

すなわち、アニー=安子ちゃんとるいちゃんの再会の場面かと思われます。

とりわけ5は、今回を観たことでどのような場面なのかが明確にわかるようになりました。

力尽きて転倒し、歩くことも困難になったアニーさんをひなちゃんがおぶって、会場に駆けつけるのでしょう。

そして、きっとその時、るいちゃんはお母さんに想いを届けるためにステージ上で歌っているものと思われます。

いよいよ次回、母と娘の再会の瞬間が描かれそうです。

最終週の予告動画はこちら >>

2022−2025

最終回は2025年が描かれるものと思われますが、今週のアバンタイトルで2022年のひなちゃんを繰り返し描くことで最終回の2025年につなげる演出のようです。

2003年から2025年にひとっ飛びするのは違和感があるな、というのが最終週のサブタイトルを初めて見たときのブログ主の感想でした。

しかし、その違和感を完全に消し去る演出、見事です。

さて、英語講師のオファーを受けたものの、引き受けるかどうか迷うひなちゃんは、思いをめぐらすために映画村へ。

そこで虚無蔵さんに再会。

「分かち与えるほどに輝きが増すものと心得よ」

この虚無蔵さんの言葉に背中を押されるのでしょうか。

明日あたり、ひなちゃんの決断の瞬間が描かれるものと思われます。

<<前回109回 | 次回111回>>
カムカムエヴリバディ|感想あらすじネタバレトップページ
次回作『ちむどんどん』

POSTED COMMENT

  1. Ryoko Attwell より:

    おはぎ、先日包み紙がたちばなだったお店のですよね。気になってます。。。

  2. こまいぬ より:

    失礼します。
    「たちばな」は「おはぎ少年」が再興したとの声が多いようですが、
    彼はおはぎの味は知っていても作り方までは知らないはず。
    「朝ドラ大好き」さんがおっしゃるように、
    出征したたちばな職人が、
    引き揚げた(あるいは終戦を迎えた)横須賀で
    製法=「あんこのおまじない」を思い出して製造し
    「たちばな」を名乗って店を構え繁盛した、
    ということではないでしょうか。
    一方、少年は販売の面白さを知って販売を職業とするようになり、
    やがて百貨店に勤務してのちに経営を担うまでになった。
    故郷岡山での販売を望む新「たちばな」店主と出会い、
    その味があの味であるとわかってともに販路を開いた、
    ということではないでしょうか。
    これだけでドラマ作品がが一つできそうです。

  3. ナッツ より:

    安子→あんこ→アン→Anne→anneの愛称のAnnie
    冷静に考えると、安子は逃げグセがありますね…今回も、アメリカ行きも。
    やはりサンタの妹…兄弟の共通点という感じがします。

  4. 還暦のたつお より:

     名乗る程の者ではございません様。「幻の湖」ですかあ、日本を代表する偉大な脚本家、橋本忍先生の初監督作品。面白いんだけど。なんでこんなの撮っちゃったの感が半端ないです。この映画の最後の方にスペースシャトルが出てくるのですが、その科学考証が余りにひどいので、某SF映画評論家の人がボロカス書いてたけど、こういう映画を真剣に批判するのは野暮な気がします。琵琶湖の周りをランニングするソープ嬢、愛猫を殺されて~あとはどうゆう展開になるかは実際ご覧になってください、

  5. 丹善人 より:

    アニーさん、会場に入れなかったのは、ここが、かつて自分とジャズが出会った
    場所だと言うことに気づいたから。名前も変わっていたから、行って初めて
    気がついて、で、入れなくなってしまった。

  6. 重信六三郎 より:

     やっぱり、最初に登場したバンドのピアノの人、金子隆博氏でしたか!!

     今日は劇中の人達に対してでは無く、視聴者に対してのサプライズ登場がありましたね!!

     それと、2022年時点でも虚無蔵さんが存命で、しかも現役で活躍している事も、視聴者にとっては嬉しいサプライズではなったかと…。

     ならば、安子さんと勇ちゃん、そして、竹村夫妻やモモケンさん・ケチエモンさん辺りも存命ではないか…、という希望も見えて来ますね…。

  7. よるは去った より:

    一子「意味があんのかないんか・・・・・・・・わからんことをやる・・・・・・・・・誰かのことを思てやる・・・・・・・それだけでええんちゃう・・・・・・・・・。」

     「一期一会」という言葉を思い浮かべてしまいました。
     今対面している人とはもう二度と会えないかも知れない・・・・・・・だからこそその人のために精一杯の何かをやる。
     アニーさんいや安子ちゃんの胸にも同様の思いがよぎったのかも知れない。
     もう二度と「娘」には会えないかも。
     だから「産みの母」として何か・・・・・・・・。
     岡山に足が向いたのもその思いもあったのかも。

  8. 名乗る程の者ではございません より:

    追っかけっこと言えば映画「幻の湖」
    迷作とか駄作という評価が大半ですが、私は当初より540°回転してじわじわ好きになった作品
    どんな作品かコメントしたらかなりの長文になりブログ主さんにご迷惑かと割愛します
    ご興味があれば鑑賞なされては?
    ただし、鑑賞後の文句は自己責任ということでお願い申し上げます🤣

  9. 名乗る程の者ではございません より:

    プロの演出とどしろうとの脳内脚本の違い
    プロの場合、風呂敷を広げるだけ広げてインパクトの強いとこだけ回収して余韻や趣を残す、あとは視聴者が勝手に想像してくれと
    どしろうとの場合、広げた全て回収するので余韻や趣もへったくれもなく尺度があるから中途半端でおもしろくもなんともない結になる

    風呂敷広げまくり大半が回収されていないにも関わらず「シンエヴァンゲリオン」がおもしろかったのはまさにコレ、Twitter等で見られたカムカムの最終展開予想のほぼ全てがつまらないモノばかりだったのもまさにコレ

  10. シャイン より:

    アニーこと安子が会場に入れなかったのは場所が偕行社だったからじゃないでしょうか?
    入ってしまえば魔法が解けてあの頃の安子に戻ってしまう…、そんな気がして入れなかったんじゃないでしょうか?

  11. シャイン より:

    アニーこと安子が会場に入れなかったのは場所が偕行社だったからじゃないでしょうか?
    入ってしまえば魔法が解けてあの頃の安子に戻ってしまう…、そんな気がして入れなかったんじゃないでしょうか…

  12. カムカムアラキ より:

    岡山の百貨店は駅前に高島屋とそこから1キロほど離れた所に天満屋があります。どちらの百貨店にも回転焼きを売っている御座候という店があります。こないだまでは岡山駅の駅ビルにも御座候があったけどこちらはこないだ岡山にいったらなかったです。御座候の本店は姫路だから兵庫と大阪が圧倒的に多いです。ちなみに私は今は御座候にはまってしまっています。こないだ姫路の本店も初めて行きました。御座候は小豆の赤あん以外にも白あんもあります。私はどちらかというと白あんの方が好きです。もしかすると大月の回転焼きの未来は白あんができてたりして?ちなみに京都にも阪急河原町の高島屋とジェーアール京都駅の伊勢丹にも御座候があります。一番西は広島、徳島で名古屋など東海地区や東京、横浜など関東地区だいぶ飛んて札幌(北海道の小豆を使用している関係で)にもあります。昔は九州にもあったけど博多駅の地下にあったけど九州からは残念ながら御座候は消滅してしまった。梅田の阪神百貨店と姫路の山陽百貨店の御座候が特においしいとよく聞きますが私はどこも同じように思う。カムカムの大月の回転焼きが出てきた頃から御座候人気が出てきて売り上げもカムカム大月効果がどうやらあったみたいだ。さあドラマも明日は嵐のような展開が予想される。

  13. ストーリーと無関係ですみません より:

    ストーリーと無関係ですみません
    コンサートのしょっぱなの、ピアノは
    音楽担当の金子隆博さんでしたね
    演奏も金子さんつながりのバンドの方らしいです
    放送直後のtwitterは結構もりあがってました

  14. カムカムアラキ より:

    最終週はアバンタイトルは「2022〜2025」主題歌アルデバラン(月曜日は現行とおり少し長め)その後は「2003年〜2022年までか2025年までいくか?」このような流れになっている。アバンタイトルは老廃になってしまったるいさんとジョージさん以外はマスクをしている。虚無蔵さんもマスクをしていた。月曜日は和子さんと小暮さん、火曜日はアバンタイトルで小川(未来)さんと思わな人が出てきたけど今日の回はアバンタイトルもアバンタイトル後もこれといった人は出てこなかった。一子さんが久々の登場だったけど、これは前もってわかっていた。明日はカムカムのクライマックスになるのは間違いないし、また思わぬ人達がやってくるだろう。勇さんの子と孫やきぬさん、後はトミーの奥様になったななさん(ななさん是非来て欲しいです)。安子さんに関しては後ほどとするか。片桐さんももしかしたらと思ったけどあまり共通点がみつからないから(音楽にしても英会話講師としてもまたサムライベースボールとしても繋がりがない)、出ることはないだろう。でも可能性0%はないと思う。

  15. 地方都市住民Y.M. より:

    今日は休日だったので、朝から2回見てしまいました(その前に、NHKプラスで視聴できる一週間分も)。

    あゝ、もう無理です。
    主役の3名だけでなく、波いる登場人物達の心情が津波のように押し寄せてきて、とても平静ではいられません。

    冒頭の、未来のひなたを描いているシリーズも素晴らしい。

    繰り返されてきた数々のモチーフが、技が、一子や虚無蔵が言うように、即座的な意味など分からなくても、餡子のおまじないのように誰かを思って繋げていけるなら、それが「日向の道を歩む人生」なんだというメッセージ。

    ひなたの継承から生まれる未来の誰かの「日向の道を歩む日常」を想像した途端、ひなたが直接は知らないが自分を生み出してくれた金太やしず、杵太郎とひさの「日向の道を歩む日常」に想像が飛びました。

    そして今、それらが凝縮して表出する「奇跡の夜」が、再びあの場所に現れるのでしょう。

    その時私はきっと、詳しくは知らない自分の祖父や亡父達の人生や、独立した息子達や、まだ生まれていない彼らの子供達の人生に、思いを馳せたりするのかもしれません。

    ドラマをあまり多くは見てこなかった、ひなたと同じ歳のおじさんの心を揺さぶる、とても良質な物語です。

    ブログ主様のお陰で、このような心情を吐露できる場があって、本当に感謝しています。

  16. 丹善人 より:

    2022年、虚無蔵さん、まだご健在でした。日々の鍛錬のお陰か、まだまだ現役。

    アニーさん、おいくつでしょうか。あんなに長時間力走して。シニアマラソンすれば
    ぶっちぎり優勝かも。しかし、岡山と関空、近いんですね。ドラマだから。
    少し前のTVドラマ「ホームレス中学生」でも、走りぬける場面で、道頓堀や万博公園を
    そのまま駆け抜けていくという、距離感0のドラマがありましたが。

  17. 還暦のたつお より:

     朝ドラ受けで岡山の方からの投稿、あのコースを全力で走ると5KMくらいの距離がって、でも早朝ランニングされるご高齢の方にはそれぐらい平気で走る方はざらにおられます。

  18. オペラ座の怪人 より:

    アニー(=安子?)、
    なぜ、日本に残っている?
    って、それは、

    日本に、あるいは、
    日本の何かに、あるいは、
    日本の誰かに、未練があったから、
    なのに、なぜ、逃げる?

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  19. 還暦のたつお より:

    虚無蔵さん現る。もうかなりの高齢の筈だけど。頑張るなあ。モデルになった福本清三師も亡くなられる直前まで仕事をしておられたようだし。若い奴らとは鍛え方が違う。あのおはぎ、別のおおつき?岡山の百貨店って天満屋?フェス始まる。オープニングのピアノは金子さん?「そういう人やさかい私のお母さんは。」でもそうじゃない事を願う。にげるアニーもとい安子追うひなたさん。一子さんの心に沁みるアドヴァイス。るいさん決意する。このタイミングで安子さんこける。

  20. 朝ドラ大好き より:

    2022年の虚無三さん、白髪は増えていましたが昔から変わらずのお姿・・
    一体いくつなんだか??

    健一さんが話していた、横須賀にある「御菓子 たちばな」・・??
    美味しそうなおはぎ・・岡山のデパートにも支店を出している・・??
    きっと、戦争孤児で安子の父金太の最後を看取ったあの時のおはぎの少年が
    戦争から帰って来たあんこのおまじないを知っている「たちばな」の元職人と
    横須賀で出会い「たちばな」を再興したのではないのかしら・・??

    ひなたとアニーの追いかけっこ・・・
    ラストのほう、ひなたアニーを見失ってません・・??
    しかし、どんだけ走るんだか・・・

    ラストまで目が離せません・・
    あ~っ・・・ムカムロスが怖いです。

  21. H.Sakigake4th より:

    もう駄目かと思ったらアニーは岡山に来ていたとは…。
    恐らく土壇場でジョージが引き留め、説得したはずでしょう。

    しかし岡山に来ても、ひなたから逃げてしまった。
    その矛盾した行動にるいへの心めたさを感じて、反射的にといった感じでしょうか。
    そして終着が稔さんとの思い出の地の神社でした。
    これもまた「運命」です。

    そして一子さんもナイスアシストです。
    るいのことを知り尽くしていますからね。
    それが何のためなのかわからないけど、誰かのためにやる。それでいい。
    心がスッと軽くなったことでしょう。

    ひなたがアニーを背負っていたのはもう体力を使い果たしていたから。そしてもうこれ以上アニーが逃げないようにするためのものでしょう。
    いよいよ明日、号泣回です。

    PS
    アバンはひなたが講師になるまでのテーマで1週間やるようですね。虚無蔵さん、まさかの健在でしたね。
    もう80代くらいなのは間違いないですが、流石生涯現役ですね!
    悩むひなたを後押ししました。自分の培った経験は共有すると更に輝く。
    重みが違います!

  22. 名乗る程の者ではございません より:

    なだぎ武さんがTwitterで呟いていた
    「実際の浜村淳さんならあんな動揺はしない」
    これには全くの同意
    関西ラジオ界の重鎮の底力をナメるなと

    ビリーも片桐もきぬちゃんも今さらいらん
    小川さんだっていらんかった
    和子さんと木暮さんとの再会をこれ以上薄めないで欲しいことに加え現在のメンバーで丁寧に最後まとめて欲しいという個人的な願望

コメントを残す