2022年3月16日(水)第20週「1993−1994」
あらすじ
商店街で算太が倒れました。重い病を患い死期をさとった算太は病院から抜け出してるいに会いに来たのです。息を引き取る間際、算太はるいに言いました。悪いのは自分だ。安子は悪くないと。そして算太は息を引き取りました。
息を引き取る間際、算太はるいにクリスマスプレゼントを贈りました。算太がるいに贈ったのは2冊の貯金通帳でした。1冊は安子がいなくなった昭和24年のもの、1冊は算太が大月にやって来た昭和59年のものでした。
算太の葬儀の後、岡山に里帰りをしようと錠一郎はるいに提案。そして翌年の夏、大月一家は岡山を訪問。るいにとって約30年ぶりの雉真家への里帰りでした。すでに孫もいる勇と雪衣は、るいたちを心から歓迎しました。
算太の死を知った雪衣がるいに聞かせました。算太が姿を消したのは自分が悪いのだ。そして、たちばな再建の資金を持って姿を消した算太を探すために安子は大阪に行ったのだと。しかし雪衣は、安子とロバートのことはまったく知りませんでした。
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次回作『ちむどんどん』
予習レビュー
前回に引き続き、サンタあらため算太のおっちゃんが登場します。
今回、算太のおっちゃんが病気を持っていることが判明します。
算太のおっちゃんの年齢になれば、病気の一つや二つあっても不思議ではありません。
算太のおっちゃんよりは若いブログ主もそんな状況ですから。(笑)
しかし、るいちゃんが心配するほどの病気です。
重篤な病気ではないかと思います。
余命数年、そんなところまで病気が進んでいることも考えられます。
だからこそ、これまでの人生の中でしでかしてしまったことを清算するために、るいちゃんを訪ねてきた、ということも考えられます。
もしそうだとすると、安子ちゃんとるいちゃんの悲劇を回収するのは、やっぱり算太のおっちゃんなのかもしれません。
また、算太のおっちゃんにとっても、安子ちゃんとるいちゃんの悲劇を回収することが、残された命を使い切るライフワークになる。
そんな展開をブログ主は予想しています。
感想
算太さんの最期
算太さんが亡くなりました。
限りなくナレ死に近い描写ではありましたが、息を引き取る間際が描かれたのは本作ではこれが初めてのことかと思います。
さて、息を引き取る間際に算太さんがるいちゃんに贈ったもの。
それは貯金通帳でした。
昭和24年の貯金通帳は、たちばなの再建資金です。
その貯金通帳をどうやら手付かずで持っていたらしい算太さん。
あの日、算太さんは安子ちゃんの前から姿をくらましてしまいましたが、お金を持ち逃げするのが目的ではなかったことがわかり救われました。
算太さんが消えたのは、失恋の失意、ただその一点だったのでしょう。
昭和59年の貯金通帳は、算太が大月家にやってきてるいちゃんに再会し、動揺のあまり再び姿を消した年のもの。
あれから十年、算太はるいちゃんへの罪滅ぼしをしたい一心で生きていたのかもしれません。
しかし、あの日の真相を算太さんは何も語ることはありませんでした。
雉真家
1962年にるいちゃんが雉真家を出て行って以来、30年ぶりの雉真家の訪問。
算太さんの死を知った雪衣さんが、あの日のことを語り始めました。
亡くなる間際に算太さんが、悪いのはすべて自分なのだと言いましたが、雪衣さんもまた、算太さんがいなくなったのは自分のせいだと言う。
しかし、ロバートさんのことは誰も知らない。
40年ぶりの里帰りの中で、るいちゃんは何を見つけるのでしょうか。
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次回作『ちむどんどん』
いつ何時誰に対しても、悪い奴だったという人もそうそういないと感じました。周囲に迷惑かけ通しだった算太も、モモケンにとっては葬式を出してあげるくらいの友情を抱く相手だった。単にるいが喪主になった所で家族葬にしかならなかったでしょうが、モモケンが携わった事で、条映CMの関係者や、振付師として一緒に仕事をした人にも、香を手向けてもらえたのかもしれません。
名乗る程ではございません様。また間違えてしまいました。ボケが始まっているな。ごめんなさい。さてなんの因果か目黒祐樹さんが朝ドラに登場された時に録画した「北陸代理戦争」を同時に見てました。そう目黒さんの兄君、松方弘樹さんの代表作です。この映画いろいろ曰くがあって、呪われた映画になってしまい。これ以降実録路線のやくざ映画を東映は撮れなくなってしまうのですが、福本清三師は相変わらず画面の中で大活躍されていました。何回も繰り返すようですが、傑作の「仁義なき戦い」シリーズや「県警対組織暴力」を含む実録路線は条映ではなかった事にされているのですね。残念!
40年ぶりで無く30年ぶりですよ
るいが岡山で見つけるもの。見つけなければならないもの。
それはロバートさんと安子の作った(はずの)英会話のテキスト。
あれはどうなったのでしょうか。
もしかしたら岡山では有名なテキストだったりして。
多くの岡山っ子がお世話になったテキストだったりして。
もしかしたら、きぬちゃんが親友の残したそれを娘に与え、娘が英語が堪能になり、そのまた娘の小夜子に英語を教えたんだったりして。
小夜子が英語を話すエピソード、英語が通じなくて困ってるロバートさんを安子が助けるエピソードに似てるし、小夜子がおはぎ作るのに大月のアンコをおばあちゃんに買って帰るエピソードもありましたよね。
で、結婚式の日、清子と吉右衛門ときぬちゃんが出会う。そこでいろいろ繋がってくるんじゃないかと。
ロバートさんのことを少しでも語れるのはきぬちゃんだけですもん。
さださんがこの局面で登場するのは安子が残したテキスト絡み?
テキストに協力者として雉間安子の名があり、雉間家関係者らしいひなたがカムカムテキスト持ってるの見て、
雉間安子さんのご親戚ですか?
そう話しかけるところから、ひなたの安子に対する興味が始まる…
そんな妄想もする今日このごろ。
目黒さんと多岐川さんって短い期間遠い親類関係だったよね、目黒さん兄の松方弘樹さんの息子と多岐川さんの娘が夫婦だったので
目黒さんの娘は近衛はなさん
「エール」で環先生のフランス留学時代の友人である里子さん役で環先生にタルトタタンを教えた方でしたね
多岐川さんを見た瞬間に「あっ、ソガ隊員の嫁」と思ってしまった私はまだまだウルトラセブンロスから脱せていないんだろうね
安子編の終盤の放映当時…、
算太さんを探し回って倒れた時や、るいちゃんに拒絶されて泣き崩れている時等、都合良く安子さんの傍に現れるロバートさんに疑問を抱いていましたが…。
以前どなたが考察されていたように、それまでのロバートさんなら、るいちゃんと和解出来るように協力したり…、
また、安子さんとるいちゃんも、あの後安子さんが雉真家に帰宅していれば、時と共にお互い冷静になって話し合い、自然と和解する筈ではないでしょうか…。
今日の回を見て改めて思いましたが…、
もしかしてロバートさん、以前から安子さんだけをアメリカへ連れ帰る目的で安子さんを付け回していて、あの場から半ば強引にアメリカへ連れ去ったのでは?
そう考えると、安子さんとるいさんの運命を狂わせ真の黒幕はロバートさん!?
還暦のたつお様
名前間違いの件ですがペンネームみたいなモノですのでお気遣いなく
それと、帰ってきたウルトラマン最終回に関しても「あれ、これってヤプールの最後っ屁のことでは?」と気付きましたので大丈夫ですよ
加えて何度も謝りコメントして頂くのも心苦しいので老婆心ながらのご指摘として(謝罪コメント不要です)
昨日のコメントですが「京都売ります」ではなく「京都買います」でございます
さて、昨日に「怪奇大作戦」に関する返コメントさせて頂きましたので本日は「帰ってきたウルトラマン」に関して
「ふるさとは地球」「ノンマルトの使者」と並びウルトラシリーズ三大鬱作とされる「怪獣使いと少年」ですが、ムナクソ作品ならば個人的にはダントツで一位です
私がウルトラマンならば暴れまわる怪獣ほったらかしにして宇宙に飛び大量のバルタン星人引き連れ恐怖の大王になって地球に戻ってくるわと初見当時思いましたね
吉右衛門とるいちゃんが繋がったし、岡山の同年代繋がりで錠一郎の生れたときの名前も判明しないのかなぁ。
算太おじちゃん、亡くなりましたね。
それからの展開が早くて、あっという間の岡山帰省でした。
結局るいちゃんに何も言わずにクリスマスプレゼントに預金通帳だけ残した算太おじちゃん。それだけ?!鈍い私はすんなりと納得出来ていなくて…。
雉真家のこともまだ????がたくさん残っています。
どんどん回収されていく伏線、しっかり見届けなくては。
勇おじちゃんも雪衣さんも、役者さんが代わっていました。となると安子ちゃんも?さすがに上白石萌音ちゃんだと無理があるかな。私としては算太おじちゃんみたいに特殊メイクで萌音ちゃんに出て欲しいなぁ。
雉真家の雰囲気が、千吉さんの葬儀の時の寒々としたものではなく、歳相応の穏やかなものになっていて良かったです。
すったもんだありました(この頃?笑)が、会社はもちろん順調だし、勇ちゃんも雪衣さんもそれなりに幸せな老後を過ごしているようです。
算太さんも雪衣さんも、安子ちゃんのその後のことは言わないのではなく言えない。ロバートさんのことは全然知らない。
知っていたのは、世良マスターときぬちゃんだけ。
この2人、またはその子供達が岡山編のキーマンですね。
算太、死す。
合掌。
算太には悪いけど、
何も語らずに逝くのは、
どうなんでせうなあ?
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
雪衣が多岐川裕美さん!
まとも・まじめでした!
ちっと心配してました!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
名乗る程ではございません様。申し訳ありません。市川森一脚本による最終話は「帰って来たウルトラマン」ではなくて「ウルトラマンエース」の方でしたごめんなさい。
やはり伯父さんは何も言わないまま行ってしまいました。赤螺家も算太さんの
ことを思い出してくれてよかった。
で、もやもやが残らないうちに、今日のうちに岡山まで行って、事情を教えてもらって
納得。でも、誤解から母親を追い出してしまったことの後悔はずっと残り続ける
のでしょうが。
@:様 やはりナレ死でしたね。
算太、瀕死の状態での謝罪。「清子さん」赤西一家のお見舞い、算太、清子さんお互い覚えていたんだ。生まれて間もない吉右衛門さんも清子さんから聞いていたんだ。(涙)モモケンさん葬儀の手伝い、義理堅い。来年の岡山行き。一家のルーツを探る旅。勇さん、目黒祐樹さんに替わっている。(この前の「相棒」以来)雪衣さん、多岐川裕美さんになってる。でも多岐川さんが演じると岡田結美時代の邪悪さが薄くなってる。なんか大分良い人になってる。ロバートと安子の経緯とその後はまだ明かされず。
さすがに勇ちゃんと雪衣さんは続投とはなりませんでしたね(笑)しかし説得力溢れるキャスティングです。
それだけに老年期まで演じた濱田岳さんのすごさが際立ちます。
算太はついに全てを語ることはありませんでしたね。
消化不良のように思えますが、全てを語ると物語が終わってしまいます。
通帳ともう一つのクリスマスプレゼントは遺骨という名の岡山行きの切符でしたね。
算太のわしが悪いんじゃと雪衣さんの私が悪かった。
安子編のボタンの掛け違えが全員に暗い影を落とし罪悪感に苛まれ今もなお残り続けていますね。
女中の立場も弁えずという当時の試聴者のツッコミも言及しつつ、情事には触れないところは雪衣さんの強かさが分かります(笑)
ここでひなたの出番です!
人と人を繋ぐポジションとして動き出すでしょう。
名乗る程ではございません様。お名前を間違えてしまい申し訳ありませんでした。ごめんなさい。あと「怪奇大作戦」といえば「かまいたち」「果てしなき暴走」「狂鬼人間」(もう見れないけど)など現代に通じる薄気味悪いエピソードも印象深いです。「帰って来たウルトラマン」は第一作に先祖返りしたような対怪獣に特化したシリーズ前半も悪くないのですが、前述した上原正三脚本による「怪獣使いと少年」や市川森一による最終回など、ライター達がその個性を発揮したエピソードの方がやはり印象強いです。とりわけ主人公が正体を明かさざるおえなくなるというシチュエーションは状況設定こそ異なりますが、「ウルトラセブン」最終話のオマージュになっていると思われます。長々とすみませんでした。
今日の放送は、15分がものすごく早く感じました。
算太がくれたクリスマスプレゼント、あのときの通帳でしたね・・
年老いた勇さんが、相変わらずの野球馬鹿で・・
年老いた雪衣の話から、ルイの安子のへの思いが溶けていく・・
最初から最後まで、涙無くしては見られませんでした。
映画「ノストラダムスの大予言」の併映は「ルパン三世 念力珍作戦」でルパン三世役が目黒祐樹さん、ちなみに次元役が田中邦衛さんで銭形警部役が伊東四郎さん
赤螺のお母さんが算太を見舞うシーンがありますが、結局すれ違いで終わってしまうんですかね。
実は知らないふりをしていただけってないですか?
この回で算太がナレ死というのもあるのかなと思います…