歌子と智が山に出かける / ちむどんどん 第117回

2022/9/20（火）第24週「ゆし豆腐のセレナーデ」

あらすじ

暢子、和彦、健彦は、連休を使って一家揃って沖縄やんばるの実家に里帰り。やんばるの豊かな自然の中で健彦を遊ばせつつ、暢子もまた採れたての野菜を収穫して味わう故郷で過ごす時間を堪能しました。

一方、和彦は自分の夢を石川に語りました。和彦は沖縄に住み沖縄の人々に向き合いたいと考えていました。和彦の亡き父・史彦が書き溜めていた沖縄の人々の暮らしぶりの続きを書き、それを本にすることが夢でした。

そんな中、暢子一家を歓迎する食事会を開くことになり、必要な食材を採るために智は山へ足を運びました。そのことを知った歌子も智についてゆくことになりました。山の中で二人は口論を始め、それがきっかけで智は崖から転落してしまいました。

日が暮れても智と歌子は帰らず、優子たちは手を尽くして二人の行方を探していました。そのころ、足を痛めた智は歌子とともに山小屋に避難。二人きりになった歌子と智は、お互いの気持ちを打ち明け合うのでした。

感想

ネタバレあり：最終週で草刈正雄さんの出演が判明

次週、草刈正雄さんが出演することが判明しました。

どのような役を演じるのかはまだわかりませんが、沖縄やんばるにやって来た房子さんが比嘉に連れてくる人物を演じるのが草刈正雄さんのようです。

房子さんがその人物を連れてくる目的は、その人物を優子さんに引き合わせるため。

暢子ちゃんではなく優子さんに引き合わせることが目的です。

優子さんに引き合わせるということは、賢三さんとゆかりのある人物であることが考えられます。

さて、草刈正雄さんへの出演オファーがあったということを報じた某女性誌はまた、本作の最後の２週の事実上の主人公は歌子ちゃんになるとも報じました。

歌子ちゃんと智くんの恋の行方を描くことで、比嘉家の四兄妹の中ではもっとも好感度が高い歌子ちゃんによって、本作の「後味」をよくして終わらせる。

そんな狙いがあるようだと報じていましたが、この報道の通りの展開にはなりませんでした。

なので、草刈正雄さんの件も信用はしていなかったのですが、こちらは実現しました。

ところで最終週では、比嘉家が災難に見舞われるという展開が用意されている模様。

それがどのような災難なのかはまだ伏せられたままですが、比嘉家を災難から救うことになるのが、草刈正雄さん演じる人物。

そんな展開になるような気がします。

さて、移住後の暢子ちゃんのもとに草刈正雄さんが演じる謎の人物も登場。

一方、本作の撮影終了時の記念撮影は、沖縄やんばるの比嘉のセットを背景に、セーラー服に身を包んだ暢子ちゃんが登場。

最終週がどのような展開になるのか、さらに見えなくなって来ました。

ネタバレあり：暢子ちゃんの里帰り

次週（最終週）、暢子ちゃんは沖縄やんばるに移住しています。

東京を引き払い移住する様子が描かれるのは今週中、次週はすでに移住して一年が経過したころが描かれるようです。

今回、そのフラグが立ちました。

和彦くんは沖縄に移住して、亡きお父上の遺志を引き継ぐ仕事をライフワークにすることが目下の夢。

和彦くん自身は、場所を選ばずにできる仕事をしているので、やろうと思えばいつでも沖縄への移住ができる。

しかし、東京に店を持つ暢子ちゃんは、そういうわけにはゆかない。

一方の暢子ちゃんも、沖縄やんばるで豊かな時間を過ごす中、生まれ故郷で暮らしたいという気持ちが芽生え始めた様子。

しかし、和彦くんの仕事や自分の店のことがあるので、生まれ故郷での暮らしは夢のまた夢。

というわけで、暢子ちゃんと和彦くんが同じことを考えはじめました。

そして、二人が夢を叶える障害はたった一つ。

それは「ちむどんどん」です。

お店への思いをどう整理して、暢子ちゃんは沖縄移住を決意するのか。

それが今週の注目ポイントです。

おそらく暢子ちゃんは今週中に移住を決意します。

視聴者も納得のできる決意でありますように。

移住への決意に無理があると、次週の草刈正雄さんという大御所の存在の価値も失われてしまいそうなので。

予習レビュー

最終回に向けて、事実上のヒロインは歌子ちゃんになり、歌子ちゃんと智くんの結婚の行方を描くストーリーが描かれることになる。

そんな報道がありましたが、ついにそれらしいストーリーが始まりました。

とは言っても現時点でわかっていることは次の三つのみ。

・歌子ちゃんと智くんの関係は進展がないまま
・二人は山に出かけることに
・そして二人の関係は意外な方向に発展する

二人に山に出かけて云々という展開で思い出すのは子役ちゃん時代の暢子ちゃんと和彦くんの二人です。

沖縄やんばるの山に二人だけで入った暢子ちゃんと和彦くん。

たしか大雨に降られた上に暢子ちゃんが足を怪我して山小屋に避難。

ただし、その頃の暢子ちゃんは小学生。

その出来事が恋におちるきっかけのようには描かれなかったものの、暢子ちゃんと和彦くんの関係になんらかの変化が生じた出来事ではありました。

歌子ちゃんと智くんの二人も、似たような経験をするのかもしれません。

というわけで、本作が始まって以来ブログ主にとってのヒロインが、「事実上のヒロイン」になるストーリーがいよいよスタート。

ワクワクが止まりません。