2024/4/9(水)第2週「フシアワセさん今日は」
あらすじ
元気のない家族のために力を貸してほしいとのぶから頼みこまれた草吉は、一度だけの約束であんパンを作ることを約束。草吉は、不満を持つ釜次を無視して桂に手を貸してもらい、即席の石窯を完成させました。
その石窯を使って焼いたパンは町の人々の評判になり飛ぶように売れました。のぶは改めて草吉に、パンを焼き続けてほしいと頼みました。羽多子も、朝田家でパン屋をやらせてほしいと釜次に頭を下げ、釜次は仕方なく羽多子の願いを受け入れました。
ところがその翌日、草吉が姿を消してしまいました。草吉は逃げたと思い込んだ朝田家の家族が落胆していると草吉が戻ってきました。草吉は本気でパンを焼くために、パンを焼くための道具を買い揃えてきたのです。
釜次の指示によって豪は本格的な窯を完成させました。窯の仕上がりに満足した草吉は、早速パン作りを開始しました。そんなある日、嵩宛に葉書が届きました。それは、しばらく音沙汰がなかった母・登美子からのものでした。
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感想
カマジイとヤムおじさんの掛け合い
カマジイとヤムおじさんの掛け合いが楽しい回でした。
二人とも腕の良い職人。
反発し合いながらも通じるものがあるのかも知れません。
ヤムおじさん、カマジイをいちいち挑発。
でも、相手が腕の良い石工だと分かっているからヤムおじさんも安心して挑発できるのかも。
一方で挑発されたカマジイ。
カマジイはカマジイで、ヤムおじさんが職人としての矜持を持っていることを肌で感じているんでしょう。
だから、ヤムおじさんの挑発も実は心地よく感じているのかも。
ヤムおじさんの挑発に乗って、釜次さんは豪くんを指示しながら立派な石窯を作ってしまいました。
この石窯はカマジイのヤムおじさんへの挑発返しなのかもしれません。
この石窯に相応しいパンをお前は焼けるのか。
そんな挑発をカマジイはヤムおじさんにしたのではないか。
一方、カマジイに立派な石窯を作らせるほど挑発したヤムおじさんも本気モードに入っていました。
逃げ出したと思ったら、実はパンを焼く道具を買え揃いに出たらしい。
本気で石窯を作ったカマジイ。
本気でパンを焼く覚悟のヤムおじさん。
二人の腕の良い職人の本気と本気がぶつかり合うドラマ。
この仲の悪い二人、心の底から分かり合える日が来るような気がします。
心の底から分かり合えても、相変わらず仲は悪そうな気もしますが。(笑)
追伸:パン屋を始めるかどうかの朝田家の家族会議。
口を出そうとするヤムおじさんに、クラバアがピシャリと言いました。
関係ないものは黙ってろと。
そのクラバアの言葉に対してヤムおじさんが思わず言いました。
「どう見ても立派な関係者」
今回は、ヤムおじさんと他の登場人物たちの掛け合いも楽しすぎました。
カマジイと羽多子さんの掛け合い
カマジイと羽多子さんの掛け合いも楽しすぎる。
羽多子さんが言いました。
結太郎さんが夢枕に・・・
ここまで聞いて、結太郎さんが夢枕に立ってパン作りを応援したと思い込んだ前のめり気味のクラバア。
ところが羽多子さんの言葉には続きがありました。
夢枕に仮に立ったとしたら、という仮定の話。
クラバアと一緒に引っかかったらしいカマジイは、羽多子さんはズルいと指摘。
カマジイ、この人はやっぱり素直でかわいい。
そして羽多子さんとカマジイの息の合い方は絶妙です。
そして始まったヤムおじさんのパン作り。
パン生地を叩きつける際にヤムおじさんは「このクソ頑固ジジイ!」と掛け声をかける。
子供たちも面白がってマネをする。
すると咄嗟に羽多子さんがそこはマネしなくてもいいとナイスフォロー。
カマジイの面目を嫁として守りました。
カマジイを引っ掛けつつもカマジイの面目は守る羽多子さん。
そのバランス感覚が素敵です。
登美子さん再び
朝田家がパン屋を始めるところで今回は終了かと思ったら、期待と不安が入り混じるような場面が最後に用意されていました。
登美子さんからの葉書。
新たな騒ぎの発生を予感させるフラグが立って第8回が終了です。
予習レビューと史実のリアルエピソード
嵩くんの母親・登美子さんのキャスティング発表時、ブログ主は予想しました。
松嶋菜々子が演じる嵩くんの母親・登美子さんは絵に描いたような理想の母親になるのだろうと。
ところが番宣の中に登場した登美子さんを見て驚きました。
ものすごくクセのありそうな女性だったので。
そんな登美子さんの真実が今週描かれます。
お母さんを信じる嵩くん
嵩は信じていました。
自分を柳井家に預けたお母さんは、用事を済ませたら戻ってきてくれるだろうと。
しかし待てど暮らせどお母さんは戻ってこない。
嵩くんの中で不安が日に日に大きくなっていきます。
そんな嵩くんの不安で押しつぶされそうな描写が今週続くのでしょう。
見ていてつらい日々が続くかも。
そんな中で、お母さんのことは覚えていないだろうと考えられていた千尋くんの中でお母さんの記憶がよみがえる。
嵩くんだけでなく千尋くんもお母さんの帰りを待つことに。
そんな中で嵩くんに朗報が。
お母さんから葉書が届きます。
嵩くん、どれほど嬉しかったことか。
お母さんからの手紙
ある日の小学校でのこと。
のぶちゃん、いつになくご機嫌の嵩くんのことが気になります。
嵩くんがご機嫌なのには理由があります。
お母さんから葉書が届いんたんです。
お母さんからの葉書が届く直前まで、嵩くんは不安を募らせていました。
お母さんは本当に戻ってくるのだろうかと。
そんな中で届いたお母さんからの葉書はこんな内容でした。
用事が長引いて迎えに行くのはもう少しかかりそう。
お母さんは帰ってくる。
その時期が長引いているだけ。
しかし、この葉書の内容は真っ赤なウソでした。
登美子さん、我が子に対して罪深いことをします。
母を訪ねて高知まで
登美子さんから葉書が届いたタイミングで千尋くんが高熱を出します。
その直前にお母さんの記憶がよみがえった千尋くん、熱にうなされながらお母さんに会いたがります。
この場面、涙なしには見られないかも。
弟想いの嵩くんは千尋くんの願いを叶えてあげたい。
でもどうしたらいいのかわからない。
すると、のぶちゃんが提案します。
高知まで行って、お母さんを連れてきたら?、と。
のぶちゃんの提案を聞いてその手があったかと膝を打つ嵩くん。
葉書に記してあった住所を頼りに高知へ。
そして嵩くんが高知で見たものは・・・
これ以上のことは本欄では伏せておきます。
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やなせ→柳井 なのに、
小松→朝田 なのはなぜか?
今回でわかったかも。
某パンメーカーのCM
「朝はパン、パンパパン・・・」
から取ったんじゃないだろうか。
「朝だ、パンだ」でもって朝田なのだろう。
子役の演技が実によろしい。今週で子役とサヨナラするのが残念です。
ジャムおじさん。バタコさん。石屋さんパン屋と化す。
島本須美さんが出演して、しょくぱんマンが来たと呟きが目立ちます
ワイにとって島本さんは「めぞん一刻」の管理人さん一択、響子さん好きじゃあ!