2023/1/17(火)第16週「母と私の挑戦」
あらすじ
IWAKURAで営業を担当することになった舞は、自社のネジのことを理解しようと笠巻に製造工程の講習をしてもらうことにしました。笠巻の講習にはめぐみも加わりました。その様子を、一部の従業員たちは冷ややかな目で見ていました。
その日の夜、悠人が実家にやってきました。会社の厳しい状況を説明するめぐみに対して、悠人は提案をしました。工場を取り壊してマンションを建てないか。初期投資は自分がする。家賃収入が入ればめぐみはもっと楽になると。
めぐみは工場を続けるつもりであることを悠人に告げました。しかし悠人が自分を気づかってくれたことをめぐみは嬉しく思いました。そしてめぐみは、営業にさらに力を入れると決意を新たにしました。
一方の舞は営業がうまくゆかないことが悩みでした。しかし、貴司からのハガキに記されていた短歌に励まされた舞はネジの勉強に打ち込みました。そんな中、久留美が八神と交際を始めたことを知った舞は、久留美を祝福するのでした。
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感想
悠人くんが成長
悠人くんが成長しましたね。
前週は、自分が正しいと考えることを一方的に押し付けるばかりでした。
自分が正しいと考えるその奥では、家族のためを思う気持ちがあったようですが、その気持ちを上手に表現できなかった。
悠人くんの気持ちを理解していたのは祥子さんだけでした。
あるいは悠人くんは、自分の気持ちを上手に表現できなかったのではなく、照れ隠しをしてしまうことで一方的な物言いになったのかな?
今回の悠人くん、めぐみさんのためとは言いながらも、明らかに照れている。
そして、そんな悠人くんの気持ちを受け止めた嬉しそうなめぐみさんの表情が実にいい。
浩太さんが亡くなって以来、めぐみさんのこんな表情を見るのは初めてのことかもしれません。
悠人くんが実家に顔を出す場面、とってもいい場面でした。
悠人くんの再提案
さて、今週の後半のどこかのタイミングで、悠人くんは再び実家にやってきて、めぐみさんに対して新たな提案をするはずです。
工場と土地を悠人くんが買い取ることで、工場と土地の所有者は悠人くんということになる。
そして工場と土地の所有者である悠人くんに対して、IWAKURAが賃料を払う。
そんな提案です。
この悠人くんの提案の真意が、今回の悠人くんの言動によって見えてきました。
今回、めぐみさんが融資の返済期限はあと半年であることを悠人くんに告げました。
それを聞かされた悠人くん、半年で返済するのはとても難しい。
無理に無理を重ねないと期限までに返済はできないと読んだのでしょう。
そこで、土地と工場を悠人くんが買い取れば、返済のための資金に加えて、その後の運転資金も手に入ることになる。
信用金庫に頼らなくても大丈夫になる。
賃料は発生するものの、今のIWAKURAにとっては、月々の賃料の新たな負担よりも、半年後に迫る融資の返済とその後の運転資金の問題の方がはるかに大きい。
悠人くんがめぐみさんのために考え抜いたと思われるこの再提案。
その再提案を受け入れるときのめぐみさんの感激する表情が今から楽しみ。
そして願わくば、その時には悠人くんも浩太さんの仏前に手を合わせることができますように。
チビ糸子ちゃん
笠巻さんのネジの講習に加わった若手女性社員を演じるのは、『カーネーション』のヒロイン・チビ糸子ちゃん。
見違えるような大人になりました。
笠巻さんの講習を受ける舞ちゃんとめぐみさんの姿を、他の社員たちが冷ややかな目で見ている中、ネジが好きだからと講習に加わる姿がすがすがしい。
浩太さんが亡くなりめぐみさんが社長になって以来、一部の社員の残念な言動ばかりが目立ちますが、久しぶりに当事者意識のある社員を見て安心しました。
こんな社員がいるのならIWAKURAは立ち直れる。
そう確信できたチビ糸子ちゃんの登場場面でした。
予習レビュー
めぐみさんがIWAKURAの社長業に挑みはじめ、舞ちゃんがIWAKURAの営業を担うことになった第16週「母と私の挑戦」2回目。
舞ちゃんは、笠巻さんからネジづくりを教えてもらうことに。
ネジづくりを教えてもらうのは、ネジの製造ラインに立つためではなく、営業のために自社の製品を理解しておくことが目的です。
めぐみさんもまた、社長として自社の製品を理解するために舞ちゃんと一緒に「笠巻スクール」に参加。
浩太さんの急死という悲しみを乗り越え、前向きな姿勢が素晴らしいと思うのですが、従業員の一部はそんな評価はしてくれないようです。
ネジの素人が社長なのかと冷ややかな視線でめぐみさんを見つめるのだとか。
ネジのプロを自認するのなら、プロとして素人の仕事をサポートしてあげればいいのにと考えるのはブログ主だけでしょうか。
そんな中、若手の女子社員の一人が「笠巻スクール」に参加。
女子社員を演じるのは『カーネーション』でヒロインの幼少期を演じて強烈な印象を残した二宮星ちゃん。
幼少期とはいえ朝ドラヒロインを経験した女優さんが演じるキャラです。
将来、めぐみさんや舞ちゃんを支える熱心で優秀な従業員として成長してほしいものです。
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舞ちゃんは本当に一生懸命でに困難に立ち向かい、くるみちゃんの幸せも共に喜ぶ大らかさがあります。柏木さんは本当に大切な人を失ったと思います そのことに気づいて、舞ちゃんにまた会いにきてほしいです。やはり彼以外にはまいちゃんの相手はいないですよ。たかし君は悪魔で仲の良いお友達ですでもあの短歌は良かったです、、 口語で作っていましたが、下の句がとても効いています。 「、、千の星にたのんでおいた」 力と真実さに溢れています。まいちゃん頑張れt、応援しています。
医者と看護師というどういじっても面白くなりそうもない展開週にこそリレー脚本にしてほしい
章兄ちゃんのことをイケメンのあばれる君とTwitterで見た、コーヒー噴いてしまいますた
ワイは山田さんというか大浦千佳さんっていいオンナだと思うんだ、ウン!
山田さん、キャラ全開ですね。キーパーソンなんでしょうか。
もう一人の、朝ドラ子役出身の女性社員、受け入れ第1号ですか。
久留美ちゃんの彼氏のお医者さん、どうにも不安に思えて仕方が
ないのですが、杞憂なのか。
「千億の星」。詳しい話は五島に行って朝陽くんに聞いて下さい。
山田さん、面白いなあ!
ここまで突き抜けてると、いっそ清々しい。
そういえば、岩倉螺子製作所が初めてIWAKURAとして登場したとき、山田さんを何だか不愛想な事務員さんだな、と思った記憶があります。
この性格設定、きっと何か意味があるはず。
今後どんな役割を担うのか、山田さんから目が離せません。
悠人くんの「やつれたな」に、泣かされました。
まだお父さんには素直になれないけど、ちゃんと家族の心配はしている。
そんな気持ちがよく表れていたと思います。
貴司くんの短歌、素敵でしたね。
訂正します。「レグナント凶悪な悪夢」ではなく。「レグナント凶暴な悪夢」でした。80年代以降のホラー映画の好きな人にはお勧めです。
合格点が80点として、
舞ちゃんは、今、0点。
ちょっとや、そっとじゃ、
合格点は、ほど遠い、
だから、やるだけ、無駄?
無駄かもしれない。
無駄にはならないかもしれない。
やっても合格できないかも、
間に合わないかも知れないけど、
やらなきゃあ、絶対に合格はできない。
がんばれ、舞ちゃん。
それにしても、事務の山田(田中?)は、
最後まで、あんな感じなのか?
それとも、いつか、どこかで、変身(変心)するのか?
そして、くるみちゃん、
ヒュー、ヒュー!
( ̄。 ̄)(* ̄。 ̄*)
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
山田さん性格に難はありますが…。
合コンに行くということは、経理の要が抜けたあとも与えられた仕事を残業せずに定時で終わらせられる能力はあるのですよね。
浩太さんが採用したのだから、本質は悪い子ではないはず!どこで舞ちゃんにデレるのか、楽しみです。
山田さん合コン行くんや。男子の前では態度変わるんやろな。悠人さんの新生活プラン。彼なりの思いやり。だけど残された二人にとっては工場が大事。山田さん永久就職狙い?八神先生大丈夫かなあ。勤務医と看護師が結婚して独立して開業というパターン多いけど、八神先生の実家、病院だったな。彼の両親と久留美さんの父親が障害になりそう。
昨日放送分のブログ主様の感想に反応致します
山田事務員がリストラされないのってパソコンのスキルじゃないかなあ?
この時代っていろんな管理ソフトがバンバン発売された頃で、浩太社長が「何かよくわからないけど便利そうだ」ということでシステム購入し、経理や事務に丸投げしていたのかも
経理担当者が辞めここで山田事務員もいなくなれば手書き・電卓の頃に戻ってしまうかも、今では当たり前のパソコン操作も当時はスキルだったからね(Excelの画面開いて片手に電卓用意している方もこの頃には見たことあります)
> ネジへの理解を深めようと熱心な姿勢を・・・・・・・・・・・>
いよっ!二宮星ちゃん!あかりんはやはりこういう役柄でないとね。
おっ、個人的に好きな展開が期待される回
カーネーションの糸子が成長してイワクラの若手女性従業員ということに加えて「銀河鉄道999」のオキニの回のひとつウラトレスのネジの山の登場人物ラセンさんの若い頃が感じられたら非常に胸熱!
松本零士先生の作品ではスリーナインと「男おいどん」が好きだったなあ、おいどんはスリーナイン明日の星の回でゲストだったし下宿屋のおばさんとトリさんはハーロックでレギュラー出演していたなあ
奥さんの牧美也子先生の作品では「悪女聖書」がめちゃめちゃ好きだった(あと、「コメットさん」のOPアニメ)
あるあるですけれど、ネジのプロだとしても社長が務まるかどうかは別問題。もちろん製品に関する知識と理解は必須だし、製造と経営は密接な関係だけど、それぞれ別の知識やスキルが必要ですし。それにネジの素人だからこそ気づくこともあるかもしれない。
そういう意味でも、めぐみさんがネジについて学ぼうとする姿勢はとても素晴らしいと思います。(世の中には自社商品を知ろうとせずに、社長の立場や権力を振りかざす人もたくさんいる。)今は冷ややかに見ている職人さん達も、めぐみさんの手腕でIWAKURAが元気になったら、めぐみさんを認めてくれる、信じてくれると願っています。