2024/5/16(金)第7週「海と涙と私と」
あらすじ
女子師範学校の寮に、のぶ宛てに届く手紙の差出人「柳井嵩子」は偽名ではないかと黒井が疑いはじめました。
差出人との関係を怪しむ黒井は、のぶに手紙を提出させました。
そして、便箋に嵩が描いた絵を黒井はハレンチだと非難。
しかしのぶは、これまで嵩の描いた絵に救われてきたのだと主張しました。
月日が流れ昭和14年(1939年)3月。
のぶは女子師範学校を卒業し、教師として新たな一歩を踏み出し始めるのでした。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
女子師範学校の卒業の日が近づくころ
今週の後半は年が明け、のぶちゃんの女子師範学校の卒業の日が近づくころ。
のぶちゃんの配属先は決まっていません。
また、今週のぶちゃんは慰問袋の活動が評価されます。
その事実を受け、校長先生が黒井先生の補佐をやってほしいとのぶちゃんに頼む。
そんな場面もあるようです。
のぶちゃんは即答できないものの、のぶちゃんに届く「柳井嵩子」からの手紙の主が男性であることが黒井先生にバレてしまいます。
この手紙をめぐってのぶちゃんと黒井先生は対立。
黒井先生は嵩くんが手紙の中で書いた絵をハレンチだと言い、一方ののぶちゃんは嵩くんが書いた絵で何度も救われたと反論。
のぶちゃんと黒井先生が対立します。
この対立がきっかけとなり、のぶちゃんは黒井先生の補佐の件を断ろうと決意します。
黒井先生の過去
嵩くんの絵に何度も助けられたと言うのぶちゃんに対して黒井先生が言います。
あなたは弱いと。
しかし、黒井先生に真正面から反論できるほどになったのぶちゃん、十分に強くなりました。
のぶちゃんに対してあなたは弱いとまで言い切った黒井先生が続けます。
結婚して家庭に入るのも忠君愛国の道だ。
その道に進むなら止めはしない。
しかし、女子師範学校に残るのなら鍛え直す必要があると。
結婚して家庭に入る道を黒井先生は否定しません。
当時、それが女子の王道だったからでしょう。
ところでこの時、黒井先生も結婚した経験があることが判明します。
結婚して家庭に入る道を黒井先生が選ばなかった理由をのぶちゃんが尋ねるのですが、そののぶちゃんの問いかけに対して黒井先生が答えるんです。
一度は結婚したものの、子供ができずに婚家を追い出されたことを。
黒井先生、実はこんな悲しい過去があったようです。
悲しい過去を忘れるために、あんなに厳しい教師になったのかも知れません。
卒業後ののぶちゃん
のぶちゃんが黒井先生の補佐を断った一週間後、のぶちゃんの配属先が決まります。
配属先は母校の御免与尋常小学校です。
のぶちゃん、再び御免与に戻れることになります。
ほどなくしてのぶちゃんは女子師範学校を卒業。
受験の際、のぶちゃんが閉門ギリギリで駆け込んだ校門で、のぶちゃんは黒井先生に別れを告げます。
黒井先生に最敬礼をしながら。
黒井先生もまたのぶちゃんに「愛国の鑑たれ!」という言葉を贈り、女子師範学校のエピソードは終了。
今週の最後は昭和13年(1938年)4月。
のぶちゃんが御免与尋常小学校の教壇に立つ場面になるかと思います。
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