NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ブギウギ』
2024年3月11日 〜 3月15日放送
あらすじ
愛子の悩み
昭和26年(1951年)11月、「羽鳥善一作曲2000曲記念ビッグパーティー」が開催。スズ子や茨田りつ子はラインダンスを披露し羽鳥を感激させました。
月日が流れ昭和30年(1955年)6月、小学生になった愛子の悩みは、有名人の子と呼ばれていじめられ友達ができないことでした。
スズ子の自宅に脅迫状
ある日、スズ子の自宅に脅迫状が届きました。娘を誘拐されたくなければ3万円出せという内容でした。
一方、愛子はようやく友達ができました。しかし脅迫状を受け取ったスズ子は愛子の外出を禁じ、愛子はようやくできた友達と遊ぶ約束をはたせませんでした。
犯人逮捕
スズ子に脅迫状を送りつけた犯人は捕まり誘拐は未遂に終わりました。しかし、その犯人は愛子の友達となった少年の父親でした。
父親の逮捕で少年は転校することに。その少年と別れを告げる愛子の様子を見て、愛子が優しい子に育ったことをスズ子は実感するのでした。
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今週の展開
112: 3/11(月) 羽鳥のパーティーの余興
113: 3/12(火) 8歳になった愛子の悩み
114: 3/13(水) 脅迫の電話を受ける大野
115: 3/14(木) 脅迫の電話が再びかかる
116: 3/15(金) 愛子が登校するのを拒む
予習レビューと史実のリアルエピソード
誘拐未遂事件
昭和29年(1954年)3月31日、笠置シヅ子さんはある事件に巻き込まれました。
笠置シヅ子さんの一人娘・ヱイ子さんの誘拐未遂事件です。
事件の発端は世田谷区にある笠置シヅ子さんの自宅に届いた脅迫状。
犯人は6万円を要求し、要求が聞き入れられなければ娘に危害を加えると脅迫。
笠置シヅ子さんはただちに警察に通報。
通報後、犯人からは9回にわたって電話が入り、すべての通話を警察官はレコーダーに録音することに成功。
そして昭和29年(1954年)4月8日、笠置シヅ子さんのマネージャーが、犯人が指定した場所に出向き、犯人に包みを渡しました。
その瞬間、周囲に張り込んでいた刑事が犯人の取り押さえに成功。
犯人は逮捕され、誘拐は未遂に終わるという事件です。
犯人の動機
犯人は無職の男で2ヶ月後に結婚する予定でいました。
しかし結婚を目前にして失業。
結婚のために金に困ったその男は、高額納税者として報道されていた笠置シヅ子さんに目をつけ、身代金を要求しようとしたそうです。
なお、犯人が要求したのは6万円。
当時の小学校の教員の初任給は約8000円でした。
現在の教員の初任給は公立・私立を問わず大学卒業でおおよそ21万円です。
よって、当時の6万円は現在の価値に換算すると150〜160万円ほど。
結婚を目前にしたタイミングでの失業が犯行の引き金になったので、結婚資金の獲得が犯行の動機とも考えられます。
しかし犯人は翌年にも同様の事件を起こし再逮捕されているので、動機は別のところにあるものと思われます。
なおこの事件により、ヱイ子さんは一才の危害を加えられずに済みました。
ブギウギ|感想あらすじネタバレトップページ
靴磨き少年が初登場した際に「この少年が後の誰かの子役時代と言われることになるんでしょう」とあさイチで評されてましたね、この週は誘拐がテーマですが有名誘拐映画がまさにそれでしたね
一つは「天国と地獄」、誘拐される男児はその後に「マグマ大使」でメインキャラを演じフォーリーブスの一員として有名になる江木俊夫さん
もう一つは「誘拐報道」、誘拐犯の娘役の女の子は玉置浩二さんとホラー映画にてメインキャラを演じその後三田村邦彦さんとの不適切な熱愛で連日ワイドショーを賑わせ「ブギウギ」では富山県の旅館女将役だった高橋かおりさん
ラインダンスは実話なんですね!検索でお写真を見ましたが、ノリノリで楽しそう。楽しみです。