NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ブギウギ』
2024年3月18日 〜 3月22日放送
あらすじ
ブギのブームの終焉
昭和31年(1956年)。ブギのブームが終わりスズ子の仕事が少しづつ減る中、年末の「オールスター男女歌合戦」出演のオファーがスズ子に入りました。
スズ子はトリとして出演。スズ子の直前に今もっとも話題の新人歌手・水城アユミに歌わせることが決まっていました。
新人歌手・水城アユミ
水城アユミは大和礼子の娘で父の股野がマネージャーをつとめていました。水城アユミはスズ子を尊敬しており歌合戦では『ラッパと娘』を歌うことを希望していました。
スズ子は水城アユミに『ラッパと娘』を歌わせていいか羽鳥に相談。羽鳥は難色を示しました。一方のスズ子も水城アユミと比較されることを恐れていました。
新旧対決
茨田りつ子が思い悩むスズ子の背中を押しました。以前のスズ子なら、喜んで水城アユミと一緒に歌ったはずだと。
スズ子は『ラッパと娘』と『ヘイヘイブギー』の新旧対決を決意し羽鳥も受け入れました。そして『男女歌合戦』の日を迎えるのでした。
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今週の展開
117: 3/18(月) 若手の歌手・水城アユミ
118: 3/19(火) 水城アユミの両親が判明
119: 3/20(水) 水城アユミからの頼み事
120: 3/21(木) 愛子が学校を休みたがる
121: 3/22(金) オールスター男女歌合戦
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週から登場する新人歌手・水城アユミという新キャラクターは、美空ひばりさんを大胆に脚色したオリジナルキャラであると思われます。
一方、史実での笠置シヅ子さんと美空ひばりさんの出会いは次のとおりです。
天才少女
昭和21年(1946年)ある一人の少女がNHKの『素人のど自慢大会』に出場し、鐘一つの不合格になりました。
不合格になった理由は子供とは思えない歌唱力の高さが気持ち悪いから、というもの。
その少女の名は加藤和枝。
後の美空ひばりで『素人のど自慢大会』に出場した当時は9歳でした。
当時、加藤和枝は父親が作った楽団「美空楽団」で美空和枝という芸名で歌手活動を行い地元の横浜ではすでに名前の知られた存在になっていました。
天才少女がのど自慢で不合格になった2年後の昭和23年(1948年)5月。
横浜国際劇場会館の一周年を記念する特別興行の前座に天才少女は出演。
笠置シヅ子さんの『セコハン娘』を歌い劇場支配人・福島博氏は天才少女の歌唱力を高く評価。
福島博氏はその天才少女に「豆歌手」「ベビー笠置」と名付けて歌手デビューさせました。
笠置シヅ子さんと天才少女の出会い
天才少女が特別興行の前座に出演した2ヶ月後の昭和23年(1948年)10月。
笠置シヅ子さんは横浜国際劇場会館で開かれた公演に出演。
その公演では、天才少女が笠置シヅ子さんの持ち歌を披露。
これが笠置シヅ子さんと天才少女の初めての出会いとなりました。
当時の天才少女は笠置シヅ子さんについて次のように述べていました。
「私が一番尊敬している先生」
そのとき、笠置シヅ子さんは34歳、美空ひばりさんは11歳でした。
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美空ひばりさんの本名は加藤和枝さんですよ。
最初の芸名も美空和枝ですね。
すいません、美空ひばりさんの「素人のど自慢」のエピソードに関して
鐘が鳴らされたのは一つではなくゼロだったようです
鐘が鳴らされなかったことに対して司会の宮田輝アナがもう一回歌ってみようかと促した結果やはり鐘はゼロ
因みに、長寿番組の素人のど自慢で鐘がゼロだったのも二曲続けて歌ったのも美空ひばりさんだけです