NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ブギウギ』
2023年12月18日 〜 12月22日放送
あらすじ
愛助がスズ子に交際を申し込む
スズ子は愛助と向き合いました。そしてスズ子への気持ちは本気だという愛助に対して、その気持ちを受け止めるとスズ子は応えました。
そのころ、病弱なため兵役につかずスズ子への恋に夢中になっていることを、愛助は深く恥じていました。愛助の悩みを理解したスズ子は愛助に会わないようにしました。
しばらくして、愛助はスズ子に交際を申し込みました。スズ子も愛助への気持ちを打ち明け、愛助との交際を受け入れました。
五木が楽団の金を持って失踪
昭和19年(1944年)3月。村山興業の坂口がマネージャーの五木に接触。金銭と引き換えにスズ子と愛助を別れさせてほしいと告げました。
坂口の頼みを受けて五木はスズ子に言いました。愛助と別れたフリをすれば金が入ると。しかしスズ子はそれを拒絶。その直後、五木は楽団の金を持って失踪しました。
スズ子から一部始終を聞かされた愛助は責任を感じ、後任のマネージャーとして村山興業を引退した山下という男をスズ子に紹介しました。
愛助の母・トミが上京する
愛助がスズ子に山下を紹介したことで、すべてが愛助の母・トミの耳に入りました。トミは上京し愛助とスズ子に別れるように言いました。
愛助は母の言葉を受け入れませんでした。そしてスズ子と結婚するつもりでいました。スズ子もまた愛助と同じ気持ちでいました。
月日な流れ昭和19年(1944年)12月。空襲警報が鳴り響く中、スズ子と走って避難する途中、愛助は喀血してしまうのでした。
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今週の展開
56: 12/18(月) スズ子と愛助が向き合う
57: 12/19(火) 母・トミから手紙が届く
58: 12/20(水) 坂口が五木に頼み事する
59: 12/21(木) 五木が巡業先で失踪する
60: 12/22(金) スズ子とトミが初の対面
予習レビューと史実のリアルエピソード
生涯に一度の恋
実在人物・企業名 | 劇中人物・企業名 |
笠置シヅ子 | スズ子 |
吉本頴右(えいすけ) | 村山愛助 |
恋心の芽生え
笠置シヅ子さんと吉本頴右さんの、頼り頼られる関係、甘え甘えられる関係は1年以上続きましたが、それでもお互いの間に恋愛感情は芽生えませんでした。
そんな中、笠置シヅ子さんは吉本頴右さんに対して「興行師の小せがれ」という軽口をよくたたいていました。
その軽口を吉本頴右さんは「それだけは堪忍してくれと」と嫌がっていました。
その軽口を、笠置シヅ子さんはいつの間にか吉本頴右さんに対して口にしないようになっていました。
それが二人の間の恋心の芽生えでした。
笠置シヅ子と吉本頴右の恋/母・吉本せいが結婚に反対
実在人物・企業名 | 劇中人物・企業名 |
笠置シヅ子 | スズ子 |
吉本頴右(えいすけ) | 村山愛助 |
吉本せい | 村山トミ |
吉本せいが結婚に反対
これはよく知られた話ですが、吉本せいさんは息子の頴右さんと笠置シヅ子さんの結婚に強く反対していました。
吉本興業の後継ぎである頴右さんの伴侶として、歌手である笠置シヅ子さんはふさわしくないと吉本せいさんは考えていたと言われています。
歌手として忙しい立場の者が経営者の夫を支えられるわけがないと考えたのでしょうか。
しかし、吉本頴右さんと笠置シヅ子さんは二人の愛を貫きとおしました。
そんな中で笠置シヅ子さんは妊娠。
初孫ができたことで吉本せいさんは二人への態度を軟化させ条件付きで結婚を認める気持ちを持ち始めました。
条件とは、笠置シヅ子さんが歌手を引退すること。
ところが笠置シヅ子さんが出産する10日前に吉本頴右さんは急逝。
笠置シヅ子さんと吉本頴右さんの結婚の夢は消え、笠置シヅ子さんはシングルマザーとして生まれてきた子を育てあげました。
吉本せいが出した条件に対する笠置シヅ子さんの反応
吉本頴右さんの急逝によって、笠置シヅ子さんと吉本頴右さんの結婚は叶わぬ夢となりました。
しかしもし吉本頴右さんが亡くならなければ二人は結婚していたと考えられます。
歌手を引退すれば結婚を認めるという吉本せいさんの条件を笠置シヅ子さんは受け入れていました。
昭和22年(昭和47年)1月。
そのころ妊娠五ヶ月だった笠置シヅ子さんは、周囲の心配をよそに日劇で開催された『ジャズカルメン』に主役として出演。
『ジャズカルメン』を最後に笠置シヅ子さんは引退する覚悟を固めていたのです。
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