2024/11/26(火)第9週「支えるって何なん?」
あらすじ
結が通う専門学校で運動生理学の実技授業が行われました。その日、同じ班の結と佳純と森川は全速力で走り、三人ともヘトヘトになりました。一方で沙智だけは軽快な走りを続け、疲れを一切見せないことに結たちは驚かさされました。
そんな中、森川があることを思い出しました。沙知はインターハイで優勝したことがあるはずだと言い出したのです。オリンピック候補にまでなったことを、結は沙智に尋ねるものの沙智は何も答えませんでした。
一方、翔也は体が重くなるのを感じていました。そんな中、澤田から食生活の注意を受けた翔也は結に相談。結は佳純と森川の協力を得て、翔也の一週間分の献立を作りあげました。しかし沙智だけは献立作りの協力を拒否しました。
同じころ、孝雄から嫌味を言われた聖人と、同じく孝雄から真紀の墓に来るなと言われた歩は落ち込んでいました。そんな二人の気晴らしのために愛子はお好み焼きパーティーを提案。デート中だった結と翔也も、そのパーティーに呼び出されました。
第14週
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感想
沙知ちゃん
何かにつけて意固地な性格の沙智ちゃんの過去が語られ始めました。
沙智ちゃんはインターハイで優勝経験あり。
北京オリンピックの候補にまでなったことすらある。
森川さん、お嬢さんの雑誌で見たことがあると言ってたけれど、よく覚えてました。
運動生理学の実技授業での沙智ちゃんの走りの軽快さがきっかけとなって判明した沙智ちゃんの過去。
しかし沙智ちゃんは自分の過去を語りたがらない。
アスリートとして頂点に立ったことすらあるのに、それをやめてしまったということは、それなりの事情があるはず。
その「それなりの事情」が、沙智ちゃんの面倒くさい性格に影響していることが見えてきました。
見えてはきたけど、過去を簡単に語ろうとはしない沙知ちゃん。
そんな中で翔也くんの食事問題が浮上。
カツ丼と豚骨ラーメンはそれぞれ特盛り、さらに替え玉。
さすがにこれは食べ過ぎ。
そこで結ちゃんが一週間の献立を作ってあげると翔也くんに提案。
そして結ちゃんはそのことを沙知ちゃんに相談。
ところが沙知ちゃんはキッパリと断る。
アスリートの献立を実地で作れるチャンスなのに。
いろいろと引きずっていそうな沙知ちゃんのドラマが動き出しました。
追記:ちょっとネタバレになりますが、社員食堂の場面で翔也くんと幸太郎くんの食べるものを気前よく特盛にしてくれた調理師のおじさん。
あの方はこの先で結ちゃんの天敵になるはずです。
今日は人の良さそうな笑顔を振り撒いていましたが。
逆に人の良さそうな笑顔を振り撒くキャラなので、結ちゃんの天敵になった時も安心して見ていられるかもしれません。
孝雄さん
前回の最後、歩ちゃんは孝雄さんからお墓には来るなと言われてしまいました。
お供えした花まで突き返されて。
その孝雄さんの仕打ちを歩ちゃんは引きずっていたようです。
かつて糸島に戻ってきた歩ちゃんは言いました。
真紀ちゃんのお墓参りに一人で行くのは怖い。
家族と一緒なら行けそうなので、家族で神戸に戻りたいと。
そんな弱気なことを言っていた歩ちゃんが、真紀ちゃんのお墓参りに行けるきっかけを作ったのは中学時代のご友人。
その後、真紀ちゃんは一人でお墓参りに行けるようになったらしい。
なのに今度は、お墓に来るなと言われてしまう。
真紀ちゃんの思い出の品を眺めながら、歩ちゃんは何を思っていたのか。
一方、聖人さんも落ち込んでいました。
神戸から逃げたくせによく戻れたなとまで言われて。
二人して落ち込む歩ちゃんと聖人さん。
そんな二人の気晴らしのためにお好み焼きパーティーを開こうと提案する愛子さん。
イタリアンでランチするはずだった結ちゃんと翔也くんも呼び出されました。
落ち込んでいた聖人さんはますます不機嫌に。
一方の歩ちゃんはノリノリ。
「お姉様と今日はじっくり語ろうか」
歩ちゃん、この人はやっぱり面白いキャラです。
予習レビュー
今週のサブタイトル「お姉ちゃん、ふたたび」が示すとおり、今週は二度目の歩ちゃん週です。
そして家族で神戸に戻ることを希望していた歩ちゃんがついに神戸で家族と合流します。
そこで今回の本欄では、予習レビュー情報として歩ちゃんに関する判明していることをまとめてみます。
糸島を去ってから神戸に戻るまで歩ちゃん
何年ぶりかで糸島に戻り、糸島の人々の間で騒動を巻き起こした末に、自分の仕事をみなに教え、そして結ちゃんと仲直りしてから歩ちゃんは東京に戻りました。
その後、歩ちゃんからは草津にいると愛子さんから連絡が入りました。
全国の温泉巡りをしているということでした。
温泉巡りをしていたころの歩ちゃんの職業は不明です。
そして今週の歩ちゃんは米国ロサンジェルスから帰ってきたところです。
歩ちゃんは、それがいつ頃のことかは分かりませんが、渋谷で古着屋をやっている先輩に頼まれて古着バイヤーを始めました。
たまたま頼まれてどこかの買い付けに行ったらしいのですが、この仕事が歩ちゃんの秘めた才能を開花させることになりました。
古着バイヤーは、古着の価値の目利きが求められる仕事です。
どうやら歩ちゃんにはその才能があったらしい。
歩ちゃんがセレクトする古着はイケてるものばかりと古着業界で知られるようになり、歩ちゃんは売れっ子バイヤーに。
いくつも古着屋から自分の店にも卸して欲しいと頼まれるようになります。
そんな中、神戸の古着卸倉庫で歩ちゃんは中学時代の友人と偶然に再会。
中学時代の友人の名は相原三花。
三花ちゃんは元ギャルで、今は神戸元町で古着店「ガーリーズ」を経営。
「ガーリーズ」にも卸すようなるのと同時に、実は三花ちゃんも亡くなった真紀ちゃんとは仲良しでした。
そこで歩ちゃんは、三花ちゃんと一緒に行ってもらうことで、一人では行けなかった真紀ちゃんのお墓参りへ。
その後、一人でも真紀ちゃんのお墓参りに行けるようになるのだそうです。
お墓参りに行けた歩ちゃん
ようやく真紀ちゃんのお墓参りに行けた歩ちゃんですが、厄介な問題が発生します。
真紀ちゃんのお父上・孝雄さんが、震災前後の頃以上に意固地になっています。
そして、墓地で遭遇した歩ちゃんに対して孝雄さんが言うんです。
お墓参りに来るなと。
亡くなった娘にとっては最も大事だった親友にそんなことを言う神経がブログ主には理解できませんが、何らかの事情なり理由があるのでしょう。
そんなことを言われて、もちろん歩ちゃんは悶々とします。
今週の歩ちゃんのストーリーのメインテーマは、この孝雄さん問題です。
そして孝雄さん問題は次週以降に持ち越されます。
今週の歩ちゃんのもう一つの役割
今週の歩ちゃんには作劇上、もう一つの役割があります。
今週、結ちゃんに連れられて翔也くんが米田家にやってきます。
あの心配性の聖人も在宅のタイミングで。
その際、歩ちゃんが翔也くんに根掘り葉掘り質問するのだそうです。
妹の彼氏に興味津々なのでしょう。
その際に翔也くんの受け答えがなかなかしっかりしているらしく、聖人さんは翔也くんに対して好印象を持つのだとか。
今週の歩ちゃん、そんないい働きもするようです。
第14週
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矢吹さんインターハイ優勝?「なんで陸上辞めたん。」余計なお世話。彼氏の為に献立を。矢吹さんにはうっとおしいだけ。孝雄さんの心いつほぐれる。地獄のお好み焼きパーティ。でも美味しそう、ちゃんと関西風だったし。あのあとドロソースかけてマヨネーズたっぷり。
早おむすび、地獄のお好みパからの梅津の大将がこころ旅
毎年なんだが紅白歌合戦の出演が発表される度に「なんやねん、これ?」と思うが、こころ旅の代打ラインナップはホント流石だなと思う
澤田さん、ホンマ「巨人の星」の金田正一さんだわ、メシも真剣に食えって昭和の時代に既に食事管理徹底していたことなんか同じだわ