2025/1/15(水)第15週「これがうちの生き方」
あらすじ
平成23年(2011年)3月11日、東日本大震災が発生。結たちはテレビで大地震の発生を知りました。その頃、チャンミカと一緒にテレビで被災地の映像を見た歩は大きなショックを受けパニック状態に陥りました。
その日の夜、翔也は被災した工場の対応のために会社で一泊することになりました。一方の結は、その日の夜は神戸の実家に泊まることにしました。そして深夜になり、チャンミカと一緒にいた歩が帰宅しました。
歩は大きなショックを受けていることを結に打ち明けました。そして結と歩は自分たちに何が出来るかを話し合いました。しかし、結も歩も自分に何が出来るのかを見出すことができず時間だけが経過しました。
震災から一ヶ月経った頃、カスミンが結のもとを訪ねてきました。カスミンは支援栄養士として宮城に行き、被災地では物資があってもそれが必要な人に行き渡っていない状況などを結に語って聞かせました。
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感想
歩ちゃんと孝雄さん
歩ちゃんと孝雄さん。
真紀ちゃんを亡くした悲しみを共有する二人が、ドラマの中では震災のニュースに対して一番の反応を示しました。
歩ちゃん、震災のニューズを見ていきなり息が荒くなる。
気持ちわかります。
ブログ主は地震が発生したときは都心にいました。
大正12年の関東大震災の被害が大きかったエリアで生まれ育ったので、子供の頃から震災時の対応は叩き込まれていました。
なので、地震が収まった後には電話が繋がらなくなることを想定し、大きな揺れの真っ最中に家に電話をして家族の安否を確認しました。
机の下に避難しながら電話したのを覚えています。
揺れが収まるまでずっと電話で話し、家族の無事が確認できたところで電話を終了。
揺れが収まって数分後に電話をしたところ、案の定電話はつながりませんでした。
そこまで余裕を持って対応できたほどでしたが、それでもドラマの中で描かれた地震発生を知らせるニュースの音声に激しく動揺しました。
なので、烈震を体験し、さらに親友まで亡くした歩ちゃんの動揺はどれほど大きなものだったか。
察するにあまりあります。
せっかく震災の心の傷から立ち直れたかのように見えたのに・・・
歩ちゃんの中の心の傷、ぶり返してしまったかもです。
同じく、震災の心の傷から立ち直れたかのように見えたのに、心の傷のぶり返しが心配なのが孝雄さん。
孝雄さんも地震のニュースを聞いて激しく動揺する姿を見せました。
ニュースを聞いて咄嗟に真紀ちゃんの写真を見た孝雄さん。
あの日のことを思い出してしまったのでしょう。
歩ちゃんと孝雄さん。
真紀ちゃんを亡くした心の傷を共有するこの二人。
この二人の心の再生のストーリーが大好きでした。
真紀ちゃんの墓前で笑顔を交わした場面はブログ主の中では本作の神回でした。
なので、悲しみの再発が心配でなりません。
カスミン
専門学校入学時、栄養で人類を救いたいと壮大な夢を語り、サッチンから鼻で笑われてしまったカスミン。
あの壮大な夢はどうやら本気だったようです。
カスミンは東京在住なので大きな揺れを経験したはずです。
なので他人事では済まされなかったのでしょう。
まして専門学校時代にカスミンは防災訓練の手伝いをし、避難所や被災地の実態を普通の人よりは知っていたはずなので。
カスミン、避難所の状況を詳しく教えてくれました。
食事は後回しになっていること。
救援物資は山ほどあるのに整理がついていないこと。
専門知識がなければ使えない救援物資もあること、などなど。
カスミンは能天気なお嬢さんとばかり思い込んでいましたが、カスミン見直しました。
予習レビュー
第15週の情報について新たに判明したものを以下にまとめます。
第15週の既出情報
まずは第15週の既出情報から。
すでに発表されている第15週の情報は次のとおりです。
結ちゃんが病気に
結ちゃんが病気になります。
病名は腎炎。
体調が悪かったものの、それを隠して働き続けていた結ちゃん。
しかし観察眼のすぐれた翔也くんが結ちゃんの異変を察知。
病院に行って診てもらうことを結ちゃんがすすめられたところ、腎炎であることがわかります。
この病気によって結ちゃんは入院することに。
しかし、この入院が新たな出会いのきっかけとなります。
結ちゃんの次のステージ
入院を機に、結ちゃんは「管理栄養士」の仕事に出会います。
そしてどうやら栄養士よりもいい仕事ができると考えるらしい。
結ちゃんは管理栄養士の資格取得を目指すことになり、結ちゃんは次のステージへ。
結ちゃんの妊娠
結ちゃんは別の意味でも次のステージに進みます。
病気になり病院に行ったことがきっかけとなり妊娠していることが判明。
なお、次週では結ちゃんはすでに子育てに取り組んでいます。
第15週の最新情報
そして、新たにわかった第15週の情報は次のとおりです。
結ちゃんと翔也くんが新婚生活を送る場所
結ちゃんと翔也くんが新婚生活を送る場所は大阪であることが判明。
本作の制作発表時に、物語の舞台は糸島から神戸を経て大阪に、みたいな記述があったことを記憶しています。
ついに第三の舞台まで進んできました。
新キャラ・西条小百合
結ちゃんが「管理栄養士」という資格に興味を持つきっかけとなる西条小百合という人物。
この新キャラを演じるのは藤原紀香さんです。
東日本大震災
今週、東日本大震災がドラマの中に登場します。
平成23年(2011年)3月11日当時、結ちゃんは大阪、歩ちゃんは神戸に在住。
よって、震災はテレビで知ることになります。
孝雄さん
孝雄さんが久しぶりに登場します。
東日本大震災の被災地に孝雄さんは靴を送ることで支援を行います。
阪神淡路大震災
今月、阪神淡路大震災の発生日にあたる1月17日を迎えますが、その日の回に描かれるのは平成24年(2012年)1月17日の様子。
結ちゃんたちは震災の記憶を次世代に語り継ぐ決意を新たにします。
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東日本大震災が発生した3月11日の翌日の3月12日は九州新幹線の博多から新八代間が開業して新大阪と鹿児島中央間を結ぶ「さくら」と「みずほ」が運転開始予定で新大阪駅と博多駅と鹿児島中央駅の3駅でセレモニーが行われる予定だったけど、黙祷と簡単な出発式程度に抑えられてしまったけど新大阪発鹿児島中央行きとその逆の一番列車は定刻通り無事出発した。到着式も簡素なものになってしまった。
被災地ボランティアにこそストレッチマンが必要だと思うけど、支援学校に通う子供たちや避難場所で過ごすご高齢な方々のために楽しく身体動かして頂くためにも
久々に宇仁菅さんが出演なされたことはうれしいんだけどね
結ちゃんが花ちゃんお披露目していた頃にもうひとりのユイちゃんは岩手から上京するため北三陸鉄道に乗ってたんだよね、あまちゃん
「飯は跡だ」って暴言だよね。二次災害の遠因。
あえて批判コメント
阪神大震災に続き東日本大震災も取り上げるこのドラマで被災地での自衛隊の姿は意地でも描かないつもりなのか、あまりにも偏向すぎるぞNHK!