2025/1/17(金)第15週「これがうちの生き方」
あらすじ
平成24年(2012年)1月17日、阪神淡路大震災の発生から17年。その日、神戸に戻った結は、ヘアサロンヨネダに集まった両親や商店街の人たちと一緒に阪神淡大震災で亡くなった人々に黙祷を捧げました。
結たちは震災の記憶を次世代に伝えねばならないという決意を新たにしていました。一方、歩は真紀の墓に足を運びました。そして真紀の墓前で会った孝雄に歩は言いました。今も東北に物資を送り続けていることを。
育休が明ける日が近づいたある日、結は星河電器の社員食堂に足を運び職場復帰の相談をしました。その足で結は花の定期検診に足を運びました。そこで結は西条と再会。結は西条が栄養士になった理由を尋ねました。
その日の夜、結は翔也に相談しました。西条のような管理栄養士になるために資格取得に挑戦したい。管理栄養士になれば今よりも人を助けることができる。これが自分の生きる道なのだと。そんな中、ルーリーが結のもとにやって来ました。
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感想
今週の振り返り:結ちゃん
今週は結ちゃんの生活が大きく変わる週でした。
月曜日、大阪市内での翔也くんとの新婚生活が始まりました。
同僚たちから「バカップル」とまで言われても、そんなことは全く気にならない幸せいっぱいの新婚生活。
ところが、そんな新婚生活が描かれ始めた月曜日から幸せな日々に暗雲が・・・
結ちゃん、体調を壊してしまいました。
新婚生活が始まったと思ったらいきなりの体調不良。
この急展開にはびっくりしました。
しかも急展開はそれだけではありませんでした。
病気であると診断されたのと同時に妊娠も判明しました。
通常の朝ドラだと、ヒロインの妊娠がわかる場面では夫と両親が大喜びするのが定番の展開です。
でも本作の場合、ヒロインの妊娠が分かってもお祝いムードはまったくなし。
家族はみな、妊娠よりも病気が心配。
妊婦が病気となったら家族が心配するのは当たり前なんですが、妊娠を祝うような場面は一つもなし。
それだけではありません。
妊娠から出産を経て命名に至るまでの、通常なら多幸感いっぱいになるはずの場面もすべてスキップ。
気がついたらすでに赤ちゃんが生まれ名前も決まっていました。
ここまで急展開の朝ドラはブログ主は初めてかもです。
そして、赤ちゃんを商店街の面々に披露する場面で、ようやくお祝いムードが出てきたかなと思ったその直後にお祝いムードは消えました。
東日本大震災のニュースが流れたからです。
ニュースの放送以降は、ドラマの描写は東日本大震災のニュースにショックを受けた人々の描写が続き、育児期の楽しさと大変さが入り混じった描写もスキップ。
今週は結ちゃんのライフイベントがたくさんあったはずなのですが、東日本大震災の影響の描写に終始した一週間でした。
今週の振り返り:歩ちゃんと孝雄さん
結ちゃんのライフイベントが東日本大震災に隠れてしまった今週は、その一方で阪神淡大震災で心に深い傷を負った二人のドラマが描かれました。
二人とは歩ちゃんと孝雄さんのことです。
ブログ主はこの二人のキャラが大好きです。
なので、久しぶりに歩ちゃんと孝雄さんのストーリーが堪能できて満足な週でした。
東日本大震災のニュースを見た瞬間の歩ちゃん。
パニック状態に陥りました。
歩ちゃん、心配でした。
そのニュースを見た瞬間の孝雄さんも激しく動揺しました。
せっかく心が再生したばかりの歩ちゃんと孝雄さん。
心の傷がぶり返したらどうしようと心配したものの、心配は杞憂に終わりました。
真っ先に立ち上がったのは孝雄さんでした。
被災地に靴を送る作業をしている孝雄さん、実に頼もしかった。
そして、自分に何が出来るのか迷っていた歩ちゃんも、孝雄さんの一言によって動き出すことができました。
かつて、歩ちゃんは孝雄さんの心の再生に貢献しました。
今度は、孝雄さんが歩ちゃんの心を救いました。
歩ちゃんと孝雄さん、これからもしっかりと前を向いて生きていくのだろうと確信できた週でした。
予習レビュー
予習レビューのための情報に限りがある今週は、『おむすび』の時代背景を予習レビュー欄にまとめています。
今回は2006年です。
2006年(平成18年)のギャル文化
2006年(平成18年)は結ちゃんが高校三年生。
この年、ハギャレンのルーリー、タマッチ、スズリンの三人はすでにハギャレンを卒業。
ギャル文化の本を出版することが夢のリサポンがハギャレンの総代になりました。
またハギャレンのメンバーも増加。
ハギャレンの「人事」に大きな動きがあったこの年、姫ギャル系ファッション雑誌『小悪魔ageha』が創刊。
巻き髪などのヘアスタイルが特徴の「アゲ嬢」と呼ばれるギャルが登場しました。
またアゲ嬢と並んで「姫ギャル」も流行しました。
2006年(平成18年)の野球
この年の夏、翔也くんが最後の甲子園のチャンスに挑む場面が描かれました。
この年は第78回となる春の選抜が開催。
福岡大会では久留米商業高校が優勝。
甲子園では北信越地区代表の日本文理高校が、新潟県勢として初の選抜大会勝利。
なお、前々年と前年に二年連続での全国制覇をした駒大苫小牧高校は、元部員の飲酒喫煙による補導問題が発生したことにより出場を辞退しました。
第88回となる夏の福岡大会では、福岡工大城東高校が優勝。
甲子園は西東京代表の早稲田実業が初優勝。
翔也くんの甲子園の夢が消えたのはドラマの中で描かれたとおりです。
この年のパリーグは、永吉さんが応援する福岡ソフトバンクホークスがリーグ3位。
プレーオフの第1ステージで西武ライオンズを下し、プレーオフの第2ステージに進むものの北海道日本ハムファイターズに敗退。
三年連続で惜しい結果となりました。
永吉さん、どれほど悔しがったことか。
また、この年野球の世界一を決める第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されました。
決勝戦で日本がキューバを破り優勝。
WBCの初代王者の座を獲得しました。
2006年(平成18年)の福岡
この年、飲酒運転による痛ましい事故が発生しました。
しかし、あまりにもつら過ぎてここには書けません。
2006年(平成18年)の日本と世界
前年10月に成立した郵政民営化関連法を受けて日本郵政株式会社が発足したのがこの年の1月。
ライブドア事件があったのが同時期です。
Facebook、Youtube、twitterとほぼ同時期に創業した同社に起きたこと、残念でなりません。
昨年『ゴジラ-1.0』の大ヒットとアカデミー賞受賞で時の人となった山崎貴監督が『ALWAYS 三丁目の夕日』で日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞。
山崎貴監督の名をブログ主が知ったのはこのときでした。
また、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞することになる山中伸弥教授が、iPS細胞の開発に成功したと学術誌で論文を発表したのがこの年の8月でした。
世界に目を転じると、Twitterがこの年の3月に開発され7月に公開されています。
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ハギャレンのメンバーの1人で確かすずりんが実家の熊本にいるみたいだけど2006年の十年後の2016年4月には熊本地震(震度7が2回発生して後から発生した方が本震になった)が発生。おむすびが2016年まで放送されると何らかの影響がでるのでは?また2020年の新型コロナ時代や2024年元日に発生した能登半島地震などもドラマに登場するのかなあ?
ブルーウェーブのユニフォームの福田さん、次週予告ではバファローズのユニフォーム、近鉄バファローズ贔屓だったワイは合併でプロ野球にはあまり関心なくなったけど福田さんは複雑に引き摺ってんだろか、神戸本拠地のオリックスブルーウェーブを(この頃には神戸主催試合もかなり減っているだろうし)
因みに胃ガン手術後入院中なのに抜け出してパスタ食いに行ったのはソフバンの王会長です、西条さんの話で思いだした
バスガイドだった西条さん、右手に見える大阪城は大坂夏の陣で焼失してるので近代に建直されたもの、因みにウルトラマンではゴモラに潰されてます(ゴモラの亡骸を見に行こうと放送翌日に大阪城まで自転車で向かったのは幼い頃の赤井英和さんです)
しかし、来週の予告はスゲーなあ
みりちゃむちゃん、直美さん、池畑さんとやたら濃いメンツだわ