おむすび

聖人と愛子が糸島へ移住 / おむすび 第121回

2025/3/24(月)最終週/第24週「おむすび、みんなを結ぶ」

あらすじ

聖人と愛子が糸島に移住する日が近づく中、翔也の母・幸子が挨拶にやって来ました。幸子を迎えた愛子は、糸島でイチゴ栽培を始めるつもりだと告げました。一方で翔也に店を託した聖人は、初めて翔也に散髪をしてもらいました。

そのころ結は管理栄養士として9年目。NSTが担当する患者・丸尾は食事が出来ずにいました。メンバーは、丸尾に食事を摂らせ体力をつけてから手術した方がいいと考えていました。しかし、手術を急ぐ新任の外科医・井上はNSTの意見を却下しました。

NSTの意見が却下された後も、結は丸尾と丸尾の家族に寄り添い続けました。そして、食事摂取ができるよう心を砕きました。そんな中、病院の理事長がNSTの活動休止を決定。理事長の決定は事務局長の武田からNSTの面々に伝えられました。

同じころ、歩が経営する会社の売り上げは好調でした。そんな中、歩のもとに詩が姿を表しました。しばらく泊めてほしいという詩を、歩は米田家に案内。詩がやって来たことを歩は結にも報告しました。

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最終週/第25週
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感想

今週のお題

前週から一週間が経過したところから今週がスタート。

前週は二つのストーリーが展開されました。

一つは、糸島移住をめぐる聖人さんと愛子さんのすれ違い。

もう一つは、真紀ちゃんにそっくりな少女・詩ちゃんのストーリーです。

糸島への移住計画

聖人さんと愛子さんのすれ違いは解消され、今回の前半は二人が神戸を離れる直前の頃の描写からスタート。

聖人さんに移住を強く求めた愛子さんはその一方で翔也くんに無理をさせてしまったのではないかと心配だったようです。

聖人さんに移住を納得させるまでは、愛子さんは聖人さんをどう説得するかで頭がいっぱいでした。

翔也くんへの影響を考えてはいませんでした。

しかし聖人さんが移住を受け入れ、ヘアサロンヨネダを翔也くんに引き継ぐと決めたあたりから心配になったのかもしれません。

自分が移住を言い出したせいで翔也くんにいらぬストレスをかけてしまったのではないかと。

そんな中でやって来た幸子さん。

幸子さんは翔也くんを信じ、翔也くんはストレスなど感じていないみたいなことを愛子さんに言いました。

愛子さんの糸島移住計画。

これで心に引っ掛かることがなくなりました。

さらに、イチゴ栽培の構想を語る愛子さんに幸子さんが協力を申し出。

愛子さんの前途はもう希望しかありません。

聖人さんと愛子さんの夫婦の間には、もうわだかまりは何一つ残っていません。

聖人さんと愛子さんの夫婦のストーリーはこれでほぼ完結でしょう。

詩ちゃんのストーリー

今回はお預けとなりましたが、前週の最後に詩ちゃんのストーリーは訳あり感いっぱいで終了しました。

歩ちゃんと会ったことでようやく心を開き始めた詩ちゃん。

食事も摂れるようになり、晴れて退院。

しかし、本来ならおめでたいはずの退院の日、詩ちゃんの表情は暗かった。

やっと心を許すことが出来た歩ちゃんたちとの別れがつらすぎたのでしょう。

そんな詩ちゃんの気持ちをするどく察した歩ちゃん。

困ったことがあったら連絡してと、名刺を渡しました。

ここまでが前週。

今回、詩ちゃんの出番はありませんでした。

一方で、歩ちゃんの会社は絶好調。

歩ちゃんと詩ちゃんのストーリーは次回あたりから本格的に恥じるはずです。

最終週のストーリー

結ちゃんが勤務する病院に外科医・井上先生が新たに着任。

どうやらこの井上先生が病院の運営を引っ掻きまわすらしい。

それらしいフラグが立ちました。

さて、井上先生は最終週の重要なキャラと思われるので、背景を整理しておきます。

まず病院の理事長が交代という事実があったようです。

そして新理事長は、新たに着任した外科医・井上先生をスカウトして来ました。

新理事長、井上先生にかなり期待しているらしい。

そして新理事長は病院の運営改革を井上先生に一任しているらしい。

井上先生の方針しか信じようとしないことが考えられる新理事長。

最終週の結ちゃんのラスボスは、この新理事長になるのでしょうか。

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今週の主なトピック

最終週/第25週「おむすび、みんなを結ぶ」の主なトピックは次の4つです。

1:聖人さんと愛子さんが糸島に移住
2:NSTの閉鎖と結ちゃん
3:歩ちゃんと詩ちゃんの絆
4:最終回は糸島

【その1】聖人さんと愛子さんが糸島に移住

前週、糸島に移住したい愛子さんと、糸島への移住を拒む聖人さんのすれ違いが描かれました。

すれ違いを経て聖人さんが糸島への移住を受け入れるのが前週の最後。

そして今週に入り、聖人さんと愛子さんは糸島に移住します。

糸島に移住後、愛子さんはイチゴ栽培を開始。

佳代さんとともに「よねだイチゴ農園」を開業し、地元の子供たちには体験農業なども提供も行なっています。

一方、聖人さんは糸島に移住後どうするのか。

聖人さんは糸島で理容師を続けることに。

糸島編でも聖人さんは農業のかたわらで出張散髪を行っていました。

当時と同じようなことをするのかもです。

【その2】NSTの閉鎖と結ちゃん

今週、NSTが閉鎖され、結ちゃんがピンチです。

大阪新淀川記念病院では新しい理事長が就任し、新理事長が東京の大学病院から優秀な医師をヘッドハンティング。

この二人によってそれまでの医療体制が見直されることに。

そんな中、NSTの活動の休止が決定されます。

主人公が最終週に遭遇するピンチは、このNST休止の決定ということのようです。

このピンチを結ちゃんがどのように克服するのかが、主人公のクライマックスです。

【その3】歩ちゃんと詩ちゃんの絆

前週、体調が回復し退院するのと同時に新たな児童養護施設に引き取られました。

しかし詩ちゃんはその児童養護施設に自分の居場所を見出せなかったらしい。

児童養護施設を抜け出した詩ちゃんは歩ちゃんに助けを求めます。

真紀ちゃんにそっくりなことから詩ちゃんのことを気にかけていた歩ちゃんは詩ちゃんを引き取るという決断をくだす。

その決断に至るまでのプロセスが最終週の歩ちゃんのクライマックスです。

【その4】最終回は糸島

最終回は2025年1月。

舞台は糸島です。

パンデミックを経て、日常が完全に取り戻された糸島が最終回の舞台です。

そのころ、聖人さんと愛子さんが移住して一年。

また、糸島編では出番がたくさんあった陽太くんが最終回で再登場します。

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POSTED COMMENT

  1. 名乗る程の者ではございません より:

    石田三成って昭和の頃は悪役的なスタンスでドラマ等では描かれることが多かったけど近年ではむしろ忠義心の高い善役であることの方が多い気がする
    わたしは参謀的なNo.2キャラが好きなので直江兼続・片倉小十郎・大谷吉継等と同じく好きですぜ(アニメに例えたらガッチャマンのジョー、特撮に例えたらアオレンジャーかな)

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    今週で終わってしまうけど
    個人的には非常におもしろい作品だった
    ノンポリ作品だったのが良かった
    最近、財務省デモ報道や軍艦島ドキュメンタリーで叩かれまくっているNHK、偏向的に民衆をリードするなんてSNSがこれだけ普及した現代では無理だとそろそろ理解頂きたい、というか事実だけを伝えるのがNHKの役割と思うんだけど(変わらないなら変わらないで7月の選挙報道は逆におもしろいかとも思うけどね)
    あと不満はやっぱ震災関連のシーンに自衛隊が映らなかったこと、NHKは自衛隊は高田渡さんの自衛隊に入って花と散れ~♪の歌が流行った時代とは違い震災の際には救世主的な存在だとわかってほしい
    あとは最終回に「みんなで関西万博行くぞ~」的なシーンがないことを切に願う

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