あんぱん

高知新報でのぶと嵩遭遇 / あんぱん 第71回

2025/7/7(月)第15週「いざ!東京へ」

あらすじ

嵩が高知新報の入社試験に挑みました。嵩は極度に緊張。そんな嵩のことが、のぶは心配でなりませんでした。面接試験を終えた嵩は不採用を確信しました。気になった記事を問われた嵩は漫画と答え失笑を買ってしまったのです。

落ち込みながら高知新報を立ち去ろうとする嵩にのぶが声をかけました。その後、二人は闇市のコロッケ屋へ。嵩は新聞社に挑んだ理由や近況をのぶに報告。そして、世界一面白いものをつくりたいと将来の夢を語りました。

その日の夜、のぶはメイコとの会話の中で、嵩の描いた漫画がかつて入選したことを思い出しました。のぶはその時の新聞を高知新報の資料室の中から見つけると、面接官の霧島に嵩の才能を売り込もうと考えました。

その時、社会部の緑川が大慌てで東海林たちのもとにやって来ました。明日の朝刊に穴が開きそうだというのです。その穴は挿絵で埋めることが決定。そして、挿絵を嵩に描かせることをのぶは提案。のぶの提案は受け入れられました。

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感想

嵩くんが想像以上にポンコツ

嵩くんが高知新報の入社試験に挑戦。

きっと上手くいかないのだろうとは予想していましたが、予想以上に嵩くんはポンコツでした。

特に面接の場面で。

自己紹介しろと言われて名前だけ答える。

確かに、それも自己紹介であることに間違いないはないですが。

体力や数学の話はできないのかと問われると、体力がなく数学は大の苦手と残念すぎるオウム返し回答。

性格について語れと言われて「たっすいが」であることを白状してしまいました。

普通の人なら、ここまでのポンコツぶりで不採用を覚悟するはず。

しかし嵩くんは、ここまでのポンコツぶりをポンコツとは認識していないらしい。

最近気になった記事は?と問われ、漫画と答えてしまったことだけが失敗という認識らしい。

そして試験会場の中にいるとき、緊張しすぎてのぶちゃんの存在に気が付かなかった嵩くん。

試験会場の去り際も、のぶちゃんに声をかけられるまでのぶちゃんの存在に気が付かなかったらしい。

ポンコツすぎる嵩くんでしたが、ポンコツな嵩くんの姿を見て、平和が戻ってきたんだなと実感できる回でもありました。

ガラクタの中に希望があった

のぶちゃんと再会した嵩くんが言いました。

「ガラクタの中に希望があった」

希望とはアメリカの雑誌「HOPE」のことです。

あの雑誌を買ったのは東海林さん。

東海林さんは「HOPE」を「絶望の隣は希望」と表現しました。

東海林さんは「HOPE」に希望を見出し雑誌の創刊を会社に提案し、その提案は通りました。

のぶちゃんはその雑誌の創刊メンバーの一人です。

そんなのぶちゃんの仕事をうらやましがる嵩くん。

嵩くん、面接で大ポカをやって今は絶望の中にいますが、その隣にあるはずの希望が近づいてきました。

面接で失敗するのはフラグ?

ポンコツ過ぎて面接で失敗してしまった嵩くん。

この面接失敗はフラグかな?とブログ主は考えています。

おそらく、嵩くんはもう一回入社試験に挑むことになるはずです。

史実ではリアル嵩くんは、高知新聞社の入社試験は何の問題もなく合格。

しかし、上京後に受けた三越の入社試験で面接に失敗しています。

ただし、面接官の一人が嵩くんを強く推し最終的には採用されたのですが。

この三越の入社試験をモチーフにしたエピソードはドラマの中で再現されるようです。

ドラマの中では、上京した嵩くんは登美子さんから就職しろと言われ、三越をモデルにした「三星百貨店」への入社をすすめられるようなので。

ところで、史実とは異なり高知新報の面接試験でポンコツぶりを発揮した高くん。

「三星百貨店」の入社試験でも、今回と同様かそれ以上のポンコツぶりを発揮するような気がします。

その時のフラグが今回のポンコツかと。

今回はポンコツながらも、おそらくのぶちゃんの活躍によって嵩くんは採用されるのでしょう。

では「三星百貨店」の入社試験はどうなるのか?

きっとその時はのぶちゃん以外の助け舟が登場するのでしょう。

そして、その助け舟は八木さんなのではないかとブログ主は予想しています。

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今週の主なトピック

第15週「いざ!東京へ」の主なトピックは次の4つです。

1:嵩くんが高知新報に入社
2:嵩くんとのぶちゃんの再会
3:月刊くじら
4:サブタイトルについて

【その1】嵩くんが高知新報に入社

前週は健ちゃんと廃品回収をやっていた嵩くん。

今週、高知新報の入社試験にチャレンジし、最終的に同社に採用されます。

高知新聞の入社試験を受ける動機は今のところ不明。

なので以下の記述はブログ主の予想です。

嵩くんが高知新報の入社する動機は、少なくとものぶちゃんがそこで働いているからということはないかと思います。

そんな動機ではあまりにも「たっすいが」なので。

また、嵩くんは最終的には採用されますが、試験にすんなりと合格するとも思えない。

のぶちゃんにしても、採用が決まるまでに二転三転・・・とまでは言わないまでも一転二転ぐらいはありました。

嵩くんも、入社できるかどうかハラハラドキドキの描写があるものと思われます。

以下、ブログ主の推測です。

おそらく今回、嵩くんは入社試験に不合格。

失意の中、のぶちゃんに「世界一面白いものを作りたい」という夢を語る。

その日の夜、かつて嵩くんが漫画を新聞に応募して入選したことを思い出し、その時の新聞をのぶちゃんは見つけ、東海林さんにもう一回考え直して欲しいと直談判。

しかし、東海林さんは聞く耳を持たず。

ところが翌日の朝刊に穴が開いてしまいそうになり、夜中に引っ張り出された嵩くんは穴埋めのための漫画を描き、その貢献が認められて入社。

そんな展開になるような気がしています。

【その2】嵩くんとのぶちゃんの再会

高知新報の入社試験にチャレンジする嵩くんと、すでに高知新報で記者をやっているのぶちゃんが高知新報の社屋で再会。

この再会をきっかけに二人の関係は再び動き始めます。

ところで、史実のリアルのぶちゃんとリアル嵩くんの馴れ初めは、高知新報のモデルとなった高知新聞社での出会いがきっかけです。

リアルのぶちゃんが高知新聞に記者として入社。

その二ヶ月後に、リアル嵩くんも高知新聞に記者として入社。

二人は同じ社会部に配属されたあとに、雑誌『月刊高知』編集室に異動。

職場での出会いをきっかけに二人は少しづつ距離を縮め、生涯を共にする人生を送ることになりました。

リアルのぶちゃんとリアル嵩くんにとっては人生の転機となった職場です。

その職場をモチーフにして描かれる今週のストーリーは、物語全体を通してとても重要な週になることは間違いありません。

【その3】月刊くじら

今週、のぶちゃんが担当を任された夕刊の発行が中止に。

夕刊の編集長はのぶちゃんに入社のきっかけをつくった東海林さんでした。

夕刊の発行がなくなり時間を持て余した東海林さんは闇市へ。

そこで東海林さんはアメリカの雑誌を入手。

東海林さん、このアメリカの雑誌にヒントを得て総合雑誌『月刊くじら』の発行を思い立つようです。

『月刊くじら』の刊行が決まり、のぶちゃんは同誌の編集室に異動。

おそらく、高知新報に入社する嵩くんも最初は記者として入社するものの『月刊くじら』の編集室に異動するものと思われます。

ところで『月刊くじら』の実在モデルは『月刊高知』という総合雑誌です。

この『月刊高知』の編集室が、リアルのぶちゃんとリアル嵩くんが距離を縮めていった記念すべき運命の職場でした。

リアルのぶちゃんとリアル嵩くんの二人にとって極めて重要だった職場が、今週のドラマの中で再現されるわけです。

【その4】サブタイトルについて

今週のサブタイトルは「いざ!東京へ」です。

史実ではリアル嵩くんとリアルのぶちゃんは結婚後は東京で生活し仕事をします。

なので、いよいよそんなエピソードがドラマの中で再現されるのかと感無量になってしまいがちなサブタイトルですが、今週の「東京」は、移住ではなく出張旅行です。

ただし今週の後半から次週の前半にかけて描かれる東京滞在のエピソードは極めて重要。

のぶちゃんと嵩くんが東京で暮らすフラグが立つという点で重要なのです。

いよいよ嵩くんの「アンパンマン」への道が始まるわけです。

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POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

    嵩さん、絶望の後の希望、ピンチの後のチャンス。果たして挿絵は朝刊に待ち合うか?

  2. よるは去った より:

    緑川「二面に穴が・・・・・。」

    視ていて、タイミング良過ぎないかなあと思いましたけどね(笑)。

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