熊本での新生活が始まる / ばけばけ 96回
2026/2/16(月)第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」
あらすじ
トキとヘブンが熊本に来て3ヶ月が経ちました。熊本での松野家は大所帯となりました。司之介とフミも松江からやってきてトキとヘブンと同居。ヘブンの教え子の丈と正木、車夫の永見も松江から松野家についてきました。
ヘブンは熊本での生活に違和感を感じていました。熊本の冬はヘブンが期待してほどには暖かくありませんでした。また熊本では西洋化が進み、日本の古き良きものが残されてないことがヘブンを深く失望させていました。
トキとフミも熊本での新しい生活に戸惑っていました。熊本に来てから松野家で雇った女中のクマは働き者で、トキとフミに家事などを一切させようとしなかったのです。トキとフミは暇をもてあましていました。
司之介もまた暇をもてあましていました。働いたらどうかという提案にも司之介は乗り気にはなりませんでした。毎日が平穏すぎて生きている実感がわかないのが司之介の悩みでした。そしてフミもまた同じ気持ちでいました。
ばけばけ|感想あらすじネタバレトップページ
感想
熊本のヘブンさん
今週から熊本編です。
アバンタイトルは松江の日々のおさらい。
そして場面は切り替わり熊本。
レンコンに辛子が入っているかどうかの議論から始まりました。
どうでもいい些細なことを面白おかしく引っ張る会話は熊本でも健在。
でも顔ぶれがガラリと変わり、前週とは違うドラマを見ているようで、新鮮でもあり寂しくもあり。
ある日の朝。
中学校に出勤するために松野家を出発するヘブンさん。
人力車の隣の席を見て寂しそう。
三ヶ月前までは、いつもそこに相棒の錦織くんがいたのに。
今、そこには弟の丈くんがいます。
丈くんを見ながら錦織くんのことを思い出すヘブンさん。
熊本に来たことを少し後悔しているのでしょうか。
中学校でのヘブンさんの最初のカットは職員室で寒がっている姿。
ヘブンさん、熊本が期待していたよりも寒いらしい。
寒い以上にヘブンさんを失望させているのは熊本は西洋化が進んでいること。
日本の古き良きものがない。
そのことが残念でならないヘブンさん。
ヘブンさん、大好きな散歩を熊本でも続けられているのでしょうか。
熊本の松野家
松野家を出発するヘブンさんを笑顔で見送ったトキちゃんとフミさん。
ヘブンさんを見送った直後から笑顔が消えました。
とりわけフミさんの笑顔の消え方は怖いほど。
なんでこんなに表情が変わるのかと思っていたら、原因は女中のクマちゃんにあるらしい。
クマちゃんは家事の一切をトキちゃんとフミさんにやらせないらしい。
自分の仕事に忠実なのか。
それとも自分の仕事が失われることを恐れているのか。
それに加えてクマちゃんは「危険な遊び」までトキちゃんとフミさんにさせようとしない。
ここまでやるクマちゃん。
自分の仕事の使命に忠実なのでしょう。
そんなわけで何もすることがなくなってしまったトキちゃんとフミさん。
暇なのは司之介さんも同じ。
ただし司之介さんの場合は、松江でも最後は隠居の身。
松江ですでに暇だったはずです。
でも熊本では物足りなさを感じている司之介さん。
ちょっとネタバレになりますが、物足りなさを補うために司之介さんは今週変な行動に出ます。
そして今週の変な行動は次週の「やらかし」によって回収されます。
そんな司之介さんのフラグが立った熊本編初回でした。
今週の主なトピック
第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」の主なトピックは次の4つです。
1:熊本編の新キャラ
2:熊本への違和感
3:司之介さんの新たな課題
【その1】熊本編の新キャラ
今週から熊本編となり新キャラが続々登場します。
まずは松野家に新キャラとして一名新たに加わります。
松野家が女中として現地で雇ったクマちゃんです。
熊本で雇ったのでクマちゃんなのでしょうか。
またヘブンさんが勤務する熊本の中学校の同僚の英語教師二人が登場。
一人は作山くん。
もう一人はロバートさん。
熊本の中学校にはすでに西洋人の英語教師が勤務しており、ヘブンさんは二人目の西洋人英語教師です。
またロバートさんの奥様も新キャラとして登場。
ロバートさんの奥様の名前はランさん。
ちなみにランさんは日本人です。
西洋人と結婚した日本人女性ということで、トキちゃんが初めて会う自分と同じ境遇の女性です。
また司之介さんと絡む怪しい相場師が新キャラとして登場。
荒金九州男という名の人物とのからみの中で司之介さんがまたしてもやらかすようです。
【その2】熊本への違和感
寒い松江から逃れて熊本にやって来たヘブンさん。
残念なことにヘブンさんは熊本に対して違和感を感じるようです。
熊本には日本の古き良きものがないという違和感です。
松江では、若い教師たちが松江が時代遅れだと批判する場面があったと記憶しています。
若い教師の目から見て時代遅れ。
それは、日本の古き良き時代に憧れるヘブンさんにとっては理想的な状態です。
一方、熊本では若い教師が近代化が進んでいる熊本を高く評価する場面があるようです。
松江とは正反対な状況にあるのが熊本。
そんな状況に対してヘブンさんは違和感を感じ、ついに創作意欲すら失ってしまうようです。
【その3】司之介さんの新たな課題
司之介さんが熊本移転を受け入れた理由は、変化に富んだ人生が楽しいから。
熊本に移転して見知らぬ土地で生活を始めるという新たな変化を司之介さんは楽しみにしていたわけです。
ところが・・・
熊本での生活に慣れ平穏な日々が始まると、司之介さんはその平穏さが耐えられない。
ジェットコースターのような人生に面白みすら感じるようになった司之介さんには、メリーゴーランドみたいな平穏な日々が耐えられないようです。
そこで登場するのが新キャラの相場師。
司之介さんは松野家の有り金すべてをその相場師に託します。
そして有り金を失いどん底を経験することを司之介さんは望むのですが・・・
これ以上のことは今回の本欄では伏せておきます。
ばけばけ|感想あらすじネタバレトップページ










行ったことないけど熊本について語れば、「美味しんぼ」初期の作品でからし蓮根と一文字ぐるぐると球磨焼酎でまとめた回があるけど、これで十分だったわな、贅沢いえば馬刺しがあればうれしいけど、更に贅沢をいえば八代亜紀さんの心に染み染みの歌があり奇跡のアラ還の森高千里さんみたいな女性がいたら最高にええわ(クマモンはいらん)
一家の熊本転居、序盤から何かと勝手が違い前途多難そう。ヘブンさん思惑と相当違っていた。お手伝いさん全然融通利かない。司乃介さん退屈だとなにか悪さしでかしそう。こいつ金があればギャンブル依存症になるタイプ。ヘブンさん嫌な思い出のあるシンシナティと熊本が似ている事に気付き、凹む。これから一家の終の棲家となる江戸まで展開はどうなる?
熊本へ二度ばかり、地震の前に行った事があります。この時はまだ熊本城は健在でした。松江は山陰の地方都市の中では一番の都会でしたが、熊本は松江とは比較にならないくらいの大都会でした。戊辰戦争、士族の反乱に巻き込まれなかった松江は江戸時代からの街並みが残っていましたが、熊本は、西南戦争での熊本城攻防戦で市街が焼け野原と化して、江戸時代からの街並みは無くなり,再建された建造物は急速に近代化、西欧化されて行きます。同時に地方文化も。古の大和を愛するリアルヘブン氏にとってこの状況は必ずしも。