2025/10/28(火)第5週「ワタシ、ヘブン。マツエ、モ、ヘブン。」
あらすじ
アメリカ人の英語教師レフカダ・ヘブンが松江に上陸しました。
初めて見る外国人の姿に興奮した群衆が詰めかける中、島根県知事の江頭と通訳を託された英語教師の錦織がヘブンを出迎えました。
知事に連れられて移動を始めたヘブンは、異国への興味を抑え切ることができませんでした。
ヘブンは錦織の話も聞かず、自分が興味を持った方へ歩き出してしまいました。
一方、ヘブンの上陸の様子を見に行ったトキとサワは帰宅途中にヘブンと遭遇。
ヘブンと話をすることになりました。
参考:Yahoo!テレビ
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
ヘブンさんが松江に
今週、ついにヘブンさんが本格登場。
これまで米国での姿のチラ見の場面が繰り返されて来ましたが、日本での姿が描かれます。
ヘブンさんが松江に。
しかし週の冒頭から登場するわけではなさそうです。
まずはじめに、島根県知事の江藤安宗が英語教育に力を入れるために、松江中学校の英語教師として西洋人を招聘したと新聞で報じられます。
ところで、この島根県知事はこれが二度目の登場です。
トキちゃんが婿を松野家に迎えると心に決めた際、司之介さんが牛乳配達先で婿探しを頼み込んで追い出される場面がありました。
司之介さんを追い出した家の主。
あの人が島根県知事の江藤安宗です。
今週の本格登場のためのフラグとしての登場が、司之介さんが追い出される場面だったのかもしれません。
そして迎えた明治23年(1890年)8月30日。
松江の人々の大歓迎を受けながらヘブンさんが松江にやってきます。
ヘブンさんの来日目的
島根県知事の江藤安宗がヘブンさんを松江に招いたのは上に記した通りヘブンさんに英語教師として働いてもらうためでした。
しかしヘブンさんが日本に来た目的は英語教師になることではありません。
ヘブンさんが来日した目的は、ズバリ「日本滞在機」を書くことです。
ヘブンさんの職業は教育家ではなく文筆家です。
文筆家として「日本滞在機」を書き上げ、満足のゆく作品が仕上がったら米国に帰国する。
これがヘブンさんの考えです。
いつだったかヘブンさんの米国での場面のひとつに、新聞社で企画会議を行う場面がありました。
特集記事のアイデアを募るヘブンさんに対して女性記者が日本を提案。
あの女性の名はイライザ。
『マッサン』でエリーちゃんを演じたシャロやんが『べっぴんさん』に次いで9年ぶりの朝ドラ出演です。
さて、今週のどこかのタイミングでヘブンさんは米国にいるイライザに宛てて手紙を書きます。
その手紙の中で、「日本滞在機」を書き上げたら米国に帰国するつもりであることが明かされます。
ヘブンさんの松江での住まい
ヘブンさんの松江での住まいは、家を借りるまでの間は花田旅館。
本欄の冒頭に、島根県知事が松江中学校の英語教師として西洋人を招聘したと新聞で報じた旨を記しましたが、その新聞が登場する場面が花田旅館です。
花田旅館はまた、トキちゃんが出入りしているところでもあります。
前週、傳さんの機織り工場が倒産。
職を失ったトキちゃんはその後、天秤棒を担いでシジミ売りになります。
そのシジミ売りの販売先の一つが花田旅館。
トキちゃんは仕事で花田旅館に足を運んだ折に、西洋人を招聘したという報道に接することになります。
トキちゃんとヘブンさんの間接的な出会いの瞬間です。
トキちゃんとヘブンさんの間接的な出会いの瞬間が描かれるのが花田旅館ですが、ヘブンさんは当初別の旅館に泊まる予定でした。
島根県知事が松江随一の旅館を用意しておいたようです。
しかし何故かヘブンさんは花田旅館を気に入ってしまい、花田旅館がしばらくの間のヘブンさんの住まいとなります。
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