2026/3/18(水)第24週「カイダン、カク、シマス。」

あらすじ

ミルクホールでヘブンの前に姿をあらわした司之介は、ヘブンは過去の自分と同じだと語り始めました。司之介の言葉に心を動かされたヘブンは、帝大を解雇されたことを打ち明けました。それ以来、ヘブンと司之介は秘密を共有する仲間になりました。

トキと子供たちは、家で遊びながらヘブンの帰りを待っていました。そんな中、丈が訪ねてきました。司之介はヘブンが帝大を解雇された秘密を守るために、帝大の研究室に所属する丈も仲間に引き込みました。

その頃、ヘブンは自分が作家として終わってはいないことを証明するためにベストセラーを書こうと力んでいました。一方でヘブンは新しい仕事を見つけることができませんでした。書く題材も見つからず焦りを募らせていました。

そんな中、ヘブンはアメリカのイライザに宛てて手紙を書き助けを求めました。ベストセラーを書きたいが書く題材が見つからない。良いアイデアはないか。帝大を解雇された。アメリカで講演などの仕事はないかと。

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感想

ヘブンさんがピンチ

ヘブンさんがピンチです。

帝大を解雇。

その上、終わった人間とすら言われてしまう。

終わった人間、作家として終わったということなのでしょう。

アメリカの出版界というヘブンさんの知らないところでも、ヘブンさんは作家として終わっていると評価。

仕事がない。

作家として終わったと認定。

その上、評価を覆すための書く題材も見つからない。

焦りに焦るヘブンさん。

イライザさんに助けを求めるなんて、かなり追い詰められています。

ヘブンさんはこの状況をどのように乗り越えるのでしょうか。

以下、半分推測のネタバレです。

ヘブンさんは「終わった人間」のままドラマが終わってしまうのかもです。

次週、最終回までのおおよその展開が明らかになりました。

それによると・・・

最終回まで

以下、最終回までのネタバレが含まれます。

本作『ばけばけ』の最終回までのおおよその内容が明らかになりました。

すでに最終週でヘブンさんが亡くなることはわかっていましたが、ヘブンさんの死は最終週のかなり早い段階。

火曜日か水曜日の放送回には描かれるようです。

ブログ主の予想では火曜日の放送回です。

何故なら水曜日の放送回では、ヘブンさんの訃報を知らされたイライザさんが来日する。

そんな展開になるからです。

ところで最終週の前週、すなわち次週。

ヘブンさんはトキちゃんの力を借りながら『KWAIDAN』を執筆。

その後、アメリカで出版されるものの残念ながら評判は悪いらしい。

評判の良し悪しについてのはっきりとした情報は今のところ出ていません。

しかし、トキちゃんの一言がきっかけとなってヘブンさんが『KWAIDAN』を書いたことを知ったイライザさんが激怒したこと。

『KWAIDAN』のアメリカでの評判をイライザさんから聞かされたトキちゃんが動揺すること。

そして、トキちゃんはヘブンさんの人生を台無しにしてしまったと落ち込み続けること。

これら状況から『KWAIDAN』がアメリカでは酷評されたことが推測できます。

というわけでヘブンさんの遺作は失敗作として歴史に刻み込まれることに。

それを知って深く落ち込むトキちゃん。

そんなトキちゃんが最終回にどのように立ち直るのか。

それが最終週のおおよそのストーリーです。

121: 3/23(月) 不安を打ち明けるヘブン
122: 3/24(火) 思い出語るトキとヘブン
123: 3/25(水) イライザがトキを訪ねる
124: 3/26(木) トキが執筆を依頼される
最終回/125: 3/27(金) ヘブンとの日々

次回作『風、薫る』

次回作『風、薫る』第1週のうち、ごく一部の情報がアナウンスされました。

『風、薫る』の主人公は二人。

二人の主人公が17歳の頃から物語が始まります。

そして二人の主人公のうちの一人が、人生の大きな転機を迎える様子が第1週で描かれるようです。

『風、薫る』第1週「翼と刀」

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予習レビューと史実のリアルエピソード

史実では小泉八雲が大久保に転居した直後、帝国大学を解雇されています。

その当時の出来事を下記にまとめました。

東京帝大を去るまでの経緯

明治36年(1903年)、西大久保村に家を建てた翌年。

小泉八雲のもとに東京帝国大学から突然の通知が届きました。

その内容は「小泉八雲を解雇する」というものでした。

あまりに唐突な知らせに小泉八雲は驚きと怒りを隠せませんでした。

仕事も手につかないほど動揺したといいます。

解雇の理由は小泉八雲の月給が外国人並みに高かったことにありました。

小泉八雲は月給400円を受け取っていましたが、日本人講師の月給は10円ほどでした。

この大きな差が問題視されたのです。

そして小泉八雲の後任には、当時ロンドンで英文を学び帰国したばかりの夏目金之助(夏目漱石)が選ばれました。

この知らせは大学内にも衝撃をもたらしました。

小泉八雲の講義を深く尊敬していた学生たちが、小泉八雲の慰留を求めて運動を起こしたのです。

しかし小泉八雲本人はその運動に協力しませんでした。

怒りは抱えていたものの、小泉八雲は辞職を受け入れる道を選びました。

その背景には、すでに心に決めていた進路があったからでした。

小泉八雲は以前、出版を仲介していたビブラーズを通じて、アメリカのコーネル大学から「一年にわたり日本文化について講義してほしい」という正式なオファーを受けていました。

この誘いに希望を見出していた小泉八雲にとって、辞職は新たな挑戦に踏み出す準備でもありました。

しかし、期待は突然裏切られます。

コーネル大学の講義は、コレラの流行によって中止となってしまったのです。

夢が断たれた小泉八雲は深く落ち込み、不安定な精神状態になりました。

帝国大学を離れるまでの日々は、小泉八雲にとって予想外の出来事が重なった苦しい時間でした。

突然の解雇、学生たちの支援、希望を託したアメリカ行きの中止。

そのすべてが心に重くのしかかったのです。

けれど、この喪失の時期こそが、八雲が次の道へ向かうための大きな転換点になっていきます。

ここから彼は、文学の世界へさらに深く踏み込んでいくことになるのです。

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