ばけばけ

トキの隠し事が明るみに / ばけばけ 35回

2025/11/14(金)第7週「オトキサン、ジョチュウ、OK?」

あらすじ

司之介、フミ、勘右衛門はタエが物乞いになったことを初めて知りました。

そして、タエが物乞いになっていたことを知ってトキに対して、どうして黙っていたのか司之介、フミ、勘右衛門は尋ねました。

司之介、フミ、勘右衛門がトキに問うているとき三之丞が松野家にやって来ました。

三之丞が松野家にやって来たことがきっかけとなり、トキが家族に隠していた仕事が明るみになってしまうのでした。

参考:Yahoo!テレビ

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鑑賞後の感想

感想欄は放送後に追記します。

予習レビューと史実のリアルエピソード

雨清水家の実在モデルである小泉家が没落し、トキちゃんの実在モデルである小泉セツさんが養家と生家を支えるまでの、史実の出来事を以下にまとめてみました。

【史実】雨清水家の実在モデル・小泉家

雨清水家の実在モデルである小泉家が経営する機織会社は経営悪化の末に倒産。

織物会社の倒産を機に小泉家は広大な屋敷も手放すことになりました。

屋敷を手放した小泉家の人々は、かつて家来を住まわせていた番長屋で生活を開始。

しかし、ほどなくして小泉家の人々は番長屋にすら住めない状況になりました。

その後、小泉家は親類縁者の家を転々と渡り歩くような生活を余儀なくされた上に、小泉家にはいくつもの不幸が重なりました。

まずは次男の武松が病死します。

ドラマの中では雨清水家には次男はいませんでしたが、史実では次男がおり早逝。

次男の突然の死を傳さんの実在モデルである小泉湊さんは深く嘆き悲しみ、そのころに小泉湊さんはリウマチを発症。

そんな中で長男の氏太郎は町家の娘と駆け落ち。

長男の出奔はドラマの中でも再現されていました。

そして小泉家に残された男子は三男の藤三郎のみで、しかも一家の支えと期待された藤三郎は小鳥収集の道楽に夢中で家族のことなど眼中にない。

三男へのストレスから小泉湊さんの病状はますます悪化の上、ついに死去。

史実の中の実在の小泉家の人々はドラマの中の雨清水家の人々よりも過酷な状況下にありました。

【史実】松野家の実在モデル・稲垣家

松野家の実在モデルである稲垣家は多額の借金を抱えていました。

しかし、小泉セツさんの最初の夫が出奔した4年後、ドラマの中ではトキは天秤棒を担いでシジミ売りをしていたころ。

実は小泉セツさんは養家である稲垣家の借金完済のメドを立てていました。

小泉セツさんはそのことを稲垣家の家族に報告。

家族はそのことを喜び、何年かぶりに晴れやかな気持ちで正月を迎えることができたとも伝えらています。

しかし、その直後に小泉家の三男・藤三郎が多額の借金を抱えていることが発覚。

ドラマの中で司之介さんがウサギを殖やして利益を得る商売を始めましたが、史実では小泉家の三男がオウムを殖やして利益を得る商売を手がけていました。

しかし三男はこの商売に失敗。

オウムを逃がしてしまったのだそうです。

そのため三男のもとには借金だけが残ることになりました。

この借金を機にタエさんの実在モデルであるチエさんは物乞いまでする羽目に。

しかし三男が作ってしまった借金はタエさんの物乞いだけは返しきれない額でした。

【史実】ラフカディオ・ハーン

小泉セツさんが養家の稲垣家が抱えた借金返済の目処をたてたのと同時期に、生家の小泉家の新たな借金が発覚したころ。

ラフカディオ・ハーンはそれまでの人生の中で経験したことのないような極寒の環境下で気管支炎カタルを発症。

病床のラフカディオ・ハーンは、錦織くんの実在モデル・西田千太郎氏に世話をしてもらっていました。

しかしラフカディオ・ハーンの回復と前後して、病弱だった西田千太郎氏が寝込むことに。

西田千太郎氏にこれ以上世話をしてもらうわけにはいかない。

そう考えたラフカディオ・ハーンは、西田千太郎氏に変わって、自分の世話をしてくれる女中を探し始めました。

そこで小泉セツさんは養家の稲垣家を養いつつ、生家の小泉家も養いさらに借金を返済するために「ラシャメン(西洋人の妾)」と蔑まされることを覚悟の上で、ラフカディオ・ハーンの女中となりました。

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