カムカムエヴリバディ

安子の思い出聴くひなた / カムカムエヴリバディ 第98回

2022年3月21日(月)第21週「1994−2001」

あらすじ

母・安子を探すために渡米すると心に決めたるいが、外出先から雉真家に戻って来ると、聴き覚えのある懐かしい歌が聞こえてきました。「カムカム英語」のテキストを見つけたひなたが、その主題歌を口ずさんでいたのです。

雉真家に戻ってきたるいに、ひなたは尋ねました。「カムカム英語」のテキストの表紙に書かれている「Yasuko」とは、誰の名前なのかと。るいはひなたに、安子は自分の母であり、ひなたの祖母であると教えました。

その日の夜、るいは勇に尋ねました。母・安子の居場所に心当たりはあるか。手紙のやり取りをしたかと。るいは安子と向き合う覚悟を固めたことを勇に告げ、勇もまた安子を探すために力を貸すことを約束しました。

その次の日、錠一郎は一人でジャズ喫茶「Dippermouth Blues」に足を運びました。錠一郎はそこで、トミーと待ち合わせをしていたのです。そして錠一郎はトミーに頼みました。トミーのバンドに入れてほしい、と。

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予習レビュー

前週に引き続き物語の舞台は岡山の雉真家。

ひなちゃんが「カムカム英語」のテキストを見つけたところから始まります。

そのテキストの表紙には「Yasuko」の名前が。

この名前を見ただけでブログ主など泣きそうですが、どうやらひなちゃんは自分のおばあちゃんの名前を聞かされてこなかったようです。

そして、初めて聞かされるのでしょう。

おばあちゃんとお母さんの物語を。

るいちゃんがどのような思い出をひなちゃんに語るのかはまだわかりません。

しかし、きっとるいちゃんは、お母さんといつも一緒だった美しい思い出だけを語ってくれるものと思われます。

何故なら、この度の岡山訪問によって、ひなたちゃんに変化が生じるからです。

ひなちゃんの変化は、次回、誰の目にもわかる形で描写されます。

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感想

きぬちゃんの存在

るいちゃんが、「お母さんを探しにアメリカに行きたい」とまさかの宣言をして終わった場面の直後のタイミングから新たな週が始まりました。

るいちゃんは、お母さんの消息について勇さんにも尋ねました。

しかし、勇さんが安子ちゃんの消息をまったく知らないことは、るいちゃんが岡山を去る直前の千吉さんとの会話でおおよその察しはついていました。

一方、きぬちゃんなら何かを知っているはずと期待していたのですが・・・

きぬちゃんは、ご主人の実家に引っ越してしまったとか。

さて、安子ちゃんが登場する最後の回に、わざわざきぬちゃんのお産の場面を持ってきて、きぬちゃんの存在を印象付けました。

しかも、安子ちゃんとロバートさんの関係をいち早く見抜いたのもきぬちゃんです。

きぬちゃんはもしかしたら何か知っているような気がします。

そんなきぬちゃんに、簡単に会えない状況になっているところに何やら作劇上のわけがありそうです。

これから勇さんがきぬちゃん探しをしてくれるのでしょうか。

そして、きぬちゃんから得た情報をもとに、るいちゃんとジョーはアメリカへと旅立って行くのかな、そんな予想をしています。

ジョーとトミー

ジョーがついに音楽活動復帰を決意しました。

クリスマスの日にピアノのおもちゃを演奏したのは、この時のフラグだったようです。

そして、最初に決意を告げた相手はトミー。

わざわざ、東京から岡山に呼び出して。

明日、トミーは大月家に足を運ぶはずです。

ジョーと一緒に、岡山から京都に移動するのでしょう。

そして、音楽活動の再開をるいちゃんに宣言するものと思われます。

明日は号泣回になりそうな予感でいっぱいです。

追伸:トミーの口うるさい奥さんが、まさかの笹川社長のご令嬢の奈々さん。

トミーの再登場に合わせて、奈々さんまでしっかりと回収するとは。

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POSTED COMMENT

  1. ずんこ より:

    朝ドラ談議に花を咲かせる、雪衣ちゃんとジョー。
    千吉さんの葬儀の際には、大恩ある(であろう)お舅さんの葬儀より朝ドラなの⁈と思って見ました。
    でも雪衣ちゃんにとって朝ドラを欠かさず観ることは、大きな意味のある、いわば一つの欠かせない儀式のようなものだったのですね。
    雪衣ちゃんにも、辛い過去があるのかもしれない。
    朝ドラを見る15分が、唯一その辛い過去から逃れて別の人生を生きられる、貴重な時間だったのかもしれません。

    あの葬儀の日のシーンが、今日回収されたように思いました。

  2. Hirorin より:

    今日は勇さんの口から「水田屋豆腐のきぬちゃん」が出てきたね。そういえば、るい編で鍋を持って豆腐買いに行っていた場面と、ひなた編になってからも、るいは豆腐買いに行くシーンがありましたね。豆腐もキーワードの一つかもしれないですね。

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    え~と、本日は祝日につき昼間放送も視聴できたのでツッコミどころがふたつありましたのでコメントさせて頂きます

    1994年に携帯電話は確かに存在しています、ただしサイズ的には家庭用電話の子機ぐらいのサイズで折り畳み式はなかったと記憶しています
    前年に「ポケベルが鳴らなくて」というドラマと歌が流行っていたぐらいですし、後年に安室奈美恵さんの「sweet 19 blues」というヒット曲の歌詞に「(ポケ)ベルを鳴らして~♪」というフレーズがありますのでポケベル→小型携帯電話の過渡期はまだ少し先になります

    1994年に岡山県に社会人硬式野球加盟企業はありません、1973年に南海ホークス等で活躍なされた門田選手や近鉄バファローズで活躍なされた平野選手が所属されていたクラレ岡山の硬式野球部解散により企業硬式野球部はなくなり、21世紀初頭まで県内で社会人野球といえは軟式野球という認識になっていました

    以上なんですが、私的に一番のツッコミは映画村で撮影する「サムライ・ベースボール」ですね、現時点では「そらないわ・・・」という感想以外ございませんです

    長文、大変失礼致しました

  4. とみお より:

    トミー、ジョーからの電話に本当は嬉しくて、取るものもとりあえず書き置き残して飛んできたのね。「ジョーの一大事だー」と。ほんといいやつ。
    今気がついたんだだけど、きぬちゃんはお豆腐屋だから絹ちゃんなんだなあ。ガキ大将の勇ちゃんに「あんこととうふ」ってからかわれてたのかも。そんな描写、過去にあったかも、ですが。

  5. まー より:

    2001年にアメリカいくんでしょうかね?9.11の年ですよね。どうぞ誰も巻き込まれませんようにと。違う年に行ってくれと。

  6. とみお より:

    トミー、ジョーの誘いでわざわざ岡山まで来たんかい!
    ツアーのついでに立ち寄るのかと思ったわ。
    50代の設定だけど錠一郎と並んでも違和感なくお互い時を重ねて生きてきたきた感じが出ていた。
    トミーにも子供や孫がいるのかなあ。
    五十過ぎての挑戦、もっと早く気づけよって感じだけど年齢は関係ないものね。
    朝ドラネタ、ぴあの。なるほど。

  7. ずんこ より:

    トミー、奈々さんと結婚してたんですね。
    でも何だか、尻に敷かれてるっぽいところがご愛敬でした。

    ジョーさんはトランペットからピアノに方向転換しながら、ジャスに戻ってきた。
    オモチャのピアノで算太くんのダンスの伴奏をしているのを見て、オッと想った、その流れはやっぱりありましたね。
    るいちゃんも昔とチキンと向き合って、前に進む決意が出来た。
    ひなたちゃんも、手っ取り早く結果を求めるのを辞めて英語と地道に付き合って聞く覚悟が出来た。
    先週に続いて、今日も笑顔が止まりませんでした。

    桃太郎くん、卒業したら雉真繊維に就職して、実業団に入るといいよ。
    勇大叔父さんのところに、下宿させてもらって。
    勇くん、喜ぶよ。

  8. 重信六三郎 より:

     勇ちゃんが雉真繊維に野球部を作って以来、いずれ社会人野球の強豪チームになって、その時には監督役として新庄剛志さんが登場したら面白そう…、と思っていましたが…、

     新庄さんは実際にプロ野球チームの監督に就任したので、無理そう…。

     それならば、雉真繊維野球部監督役には…、

     かつて『ふたりっ子』に出演した事のある古田敦也さんとか…、

     かつて民放のドラマで野球部監督を演じた事のある佐藤隆太さんとか…。

  9. 重信六三郎 より:

     先週のひなたちゃんとるいさんに続いて、遂にジョーさんの止まっていた時も動き出しましたね…。

     そして、桃太郎君にも将来に向けて重大な転機があるかも…。

     ジョーさん、トミーさんとは長い間疎遠になっていたのでは無く、おそらく時々連絡を取り合っていて、お互いの近況も知っていたのでは…。

     そう考えないと、30数年振りにいきなり連絡して来て東京から岡山に呼び出したり、バンドに入れて欲しい…、では無茶振りにも程があり過ぎるので…。

     そう考えると、物語に登場しないだけで、京都の大月家と大阪のクリーニング店の竹村夫妻とは今でも交流があったり、クリーニング店には時折片桐弁護士が客として来店したりしているのかも…。

  10. オペラ座の怪人 より:

    今日も、最初の方の、
    登場人物の名前を見ないようにして今しがた、
    見なくて良かった~
    トミー登場!

    今週中には「きぬ」ちゃんも登場か!?

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  11. 丹善人 より:

    岡山行きは、桃太郎が野球部引退するのを待って行ったのでしょうね。だから夏まで延びた。
    で、予選敗退して、ドラフトにかかることもないだろうから、ゆっくりと岡山に行くことが
    できるようになった。まあ将来のことはじっくり考えたらいいと重いつても、実業団の
    道も、るいの意識化にはあったかもしれない。ただ、周囲から押しつけられるのではなく、
    自分で選び取らせたい、という気持ちもあるのでしょうね。だから岡山行きは一石三鳥の
    意味もあったような。

  12. 秋桜おばさん より:

    15分の中に小さなエピソードがちりばめられていましたね。待望のきぬちゃんの話題も出てきてキュンです。勇おじちゃん頑張って消息調べて下さい。
    桃太郎は岡山に来るのかな。
    そして何よりジョーくんがまた音楽を始める気になってくれたのが一番嬉しい。トランペットではなくピアノだったんですね。トミーとまたやるならトランペットは難しいかもしれないですもんね。
    トミーったら「とみおっ!」って叱られて…(笑)
    日頃からやらかしてるんでしょうね。
    今週もまた見どころてんこ盛りですね。

  13. 名乗る程の者ではございません より:

    あかん!
    今日の放送内容の殆どを「芋たこなんきん」の予告に持っていかれた

    強者感溢れる出演者のラインナップ
    古のプロレス中継における次回シリーズの参加外国人選手紹介みたいな感覚で見いってしまった

  14. 還暦のたつお より:

     年末の福引の時に、算太さんのダンスに合わせて、チャーリー・ブラウンのアニメに出て来るライナスみたいに巧みに弾きこなしていたジョーさん、桃太郎の野球を見ながら手書きの五線譜に音符を書き込んでいたジョーさん。人には言わないけど、音楽的リハビリを少しずつ続けていたんだね。でもトミーさんを呼び出して復帰を願う後押しをしたのは、商店街で踊る算太さんを見たからだと思う。算太さん最後に良い事をした。(トミーさんやっぱり奈々さんと結婚してたんだ。)でも桃太郎が岡山に残り野球の道へと復帰し。るいさんとジョーさんがミュージシャンへの道へと復帰すると一家バラバラになるね。でもそれぞれの決めた道だから良いか。だとするとひなたさんは条映での仕事を続けるのかな?五十嵐君のその後も気になるし。

  15. 丹善人 より:

    男同士の友情の物語。いよいよ音楽会への復帰。ずいぶん遠回りしたものだが、
    トランペットに見切りをつけることがようやくできてよかったです。
    それこそ「茶、飲めへんか?」だけで、東京から岡山まで呼び出すのは異常なこと。
    でもそれに理由も聞かずに対応するトミー。何かを感じたんでしょうね。
    佐々木希が声だけの出演とあったから、だいたいのことは察してはいたけれど。

  16. あさのあさみ より:

    英語繋がりのるいとひなたちゃん、
    野球繋がりの勇ちゃんと桃太郎、
    朝ドラ繋がりの雪衣さんとジョー(笑)
    最後の一組は血縁は全くありませんが、
    人生はいろいろな縁で繋がってることの象徴だと思います

    それにしても、キーマンきぬちゃんがいないとは!
    彼女が発見された時が、全てがわかる瞬間でしょうか⁉
    あと、桃太郎くんは、もしかして岡山雉真繊維に就職するかなあ?

  17. 名乗る程の者ではございません より:

    ハステとワステが仲良く作った

    Huste makes waste

    慣用句「急がば回れ」を川栄ちゃんが訳したら冒頭のようになりました
    因みにAKB48ユニットのバカ7として「ハステとワステ」という曲も出しています、当然センターは川栄ちゃんでした

    それから9年経過したら英語読めているじゃん
    なんかスゲーと思っちゃった

    因みにバカ7のメンバーには「ひよっこ」に出ていた島崎遥香さんや毎日のようにテレビ出演されている指原莉乃さんも入っています

  18. 朝ドラ大好き より:

    今日の放送も、涙あり少し笑いありのあっという間の15分でした。
    ひなたが、幽霊(幻)の平川先生とお話ししたと知った時の驚いた顔・・(笑)
    ルイが、安子の消息を勇さんに聞いたときに安子の消息のキーパーソンに
    なるかもしれない親友絹ちゃんの名前があがりましたね・・
    そして、ルイが閉ざした扉を開ける決心をしたこと・・(泣)
    雪衣さんが、朝ドラを第一作目から欠かさず見続けていたこと・・
    (今回の朝ドラは「ぴあの」でしたね。)
    桃太郎は、雉真繊維の野球部に進路が決まりそうかな・・(笑)
    最後の、ジョーとトミーの友情物語は最高でした・・
    ジョーは、自分の再起を大恩人の定一さんの前でしたかったのでしょうね・・(泣)
    わざわざ、トミーを東京から岡山まで呼び出したのは・・
    しかし、奈々ちゃんとトミー結婚してたんですね・・
    トミー、尻に引かれてましたね・・・(笑)
    とにかく、今日の話も最高でした!!

  19. H.Sakigare より:

    いよいよ最終回に向けての流れが加速していきましたね。

    色々知ってそうなきぬちゃんを隠す奇策に出ましたが、最後のキーマンとなりそうです。勇ちゃんが探すと言っていたので登場が期待されます。

    桃ちゃんの進路にも言及。やはり雉真繊維野球部入り濃厚です。

    最後にジョー復活の物語も。
    雪衣さんとね朝ドラ談義。マー姉ちゃんにも言及しつつ、「ぴあの」が伏線に。
    電話一本すれば済む話でしたが、わざわざ岡山にトミーを呼び出す。ジョーの決意の重さが感じられます。
    そしてそれに応じて来てくれるトミー。2人の友情の固さが伺えます。

    PS
    トミーの結婚相手がまさかの奈々さん。最初、あまりにもギスギスしていたんですがね(笑)
    しかも本名が北沢とみおというおまけ付きです(笑)

  20. よるは去った より:

    錠一郎「『サザエさん』のやつ・・・・・・・『甲子園』のやつ・・・・・・・・・・・・。」

     さりげないというか・・・・・・・・・抜かりないというか・・・・・・・・・・・。
     「ぴあの」もまたどこかで再放送の予定?

  21. 還暦のたつお より:

    名乗る程ではございません様。神社の稔さんの幽霊が着ていたのは海軍の軍服でしたね。「エール」で予科練から海軍に入り特攻で死んだあの子を思い出します。あと紫電改といえば、大戦末期にあって数少ない大戦果を挙げた海軍の第343航空部隊を描いた東宝映画「太平洋の翼」を思い出します。物語の終盤、沖縄へと特攻に赴く戦艦大和を上官の命令を無視して援護した渥美清さん以下僅か数名の隊員の姿が忘れられません。何百という米軍機が待ち構えていて彼らも大和と運命を共にしてしまいました。辛い。

  22. 名乗る程の者ではございません より:

    稔さんの死亡日・場所・戦況から推察なんだけど神風なのか回天なのかは分からないが最後は特攻だったのかなと思われますね
    ちばてつや先生の知る人ぞ知る名作「紫電改のタカ」を思いだしましたね、おはぎが大好物で戦争に負けると悟りながら母親や恋人の命を守るがために最後は終戦直前に特攻隊として飛び立つ主人公、なんか稔さんに共通するものがあるかと
    ちば先生の作品としては「あしたのジョー」という誰でも知っている名作+「俺は鉄平」「ハリスの旋風」「明日天気になあれ」といった作品に知名度で劣るかもしれませんが名作であることには間違いないです

  23. 名乗る程の者ではございません より:

    メガネをかけ長髪のジョーさんがジョンレノンに寄せているというコメントをTwitter等でよく見かけますが、私には「う~ん、他に似ている人がいるような・・・」という感が拭えませんでした
    やっとこさ思いだしました、若い頃のシンガーソングライターみなみらんぼうさんです
    ジョーさんに叱られた後でひなたちゃんが帰宅した時にラジオから流れていた「山口さんちのつとむくん」はこの方が作詞作曲です
    まあ関西人の私には毎日放送競馬実況の際に流れていた競馬ブックCM曲を歌われていた方という方がしっくりきますがね

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