本放送:2022年3月21日(月)
再放送:2025年4月9日(水)
第21週「1994−2001」

あらすじ

母・安子を探すために渡米すると心に決めたるいが、外出先から雉真家に戻って来ると、聴き覚えのある懐かしい歌が聞こえてきました。「カムカム英語」のテキストを見つけたひなたが、その主題歌を口ずさんでいたのです。

雉真家に戻ってきたるいに、ひなたは尋ねました。「カムカム英語」のテキストの表紙に書かれている「Yasuko」とは、誰の名前なのかと。るいはひなたに、安子は自分の母であり、ひなたの祖母であると教えました。

その日の夜、るいは勇に尋ねました。母・安子の居場所に心当たりはあるか。手紙のやり取りをしたかと。るいは安子と向き合う覚悟を固めたことを勇に告げ、勇もまた安子を探すために力を貸すことを約束しました。

その次の日、錠一郎は一人でジャズ喫茶「Dippermouth Blues」に足を運びました。錠一郎はそこで、トミーと待ち合わせをしていたのです。そして錠一郎はトミーに頼みました。トミーのバンドに入れてほしい、と。

<<前回97回 | 次回99回>>
第22週以降の新着情報
カムカムエヴリバディ|感想あらすじネタバレトップページ
次回作『ちむどんどん』

Sponsored Link

予習レビュー

前週に引き続き物語の舞台は岡山の雉真家。

ひなちゃんが「カムカム英語」のテキストを見つけたところから始まります。

そのテキストの表紙には「Yasuko」の名前が。

この名前を見ただけでブログ主など泣きそうですが、どうやらひなちゃんは自分のおばあちゃんの名前を聞かされてこなかったようです。

そして、初めて聞かされるのでしょう。

おばあちゃんとお母さんの物語を。

るいちゃんがどのような思い出をひなちゃんに語るのかはまだわかりません。

しかし、きっとるいちゃんは、お母さんといつも一緒だった美しい思い出だけを語ってくれるものと思われます。

何故なら、この度の岡山訪問によって、ひなたちゃんに変化が生じるからです。

ひなちゃんの変化は、次回、誰の目にもわかる形で描写されます。

Sponsored Link



感想

きぬちゃんの存在

るいちゃんが、「お母さんを探しにアメリカに行きたい」とまさかの宣言をして終わった場面の直後のタイミングから新たな週が始まりました。

るいちゃんは、お母さんの消息について勇さんにも尋ねました。

しかし、勇さんが安子ちゃんの消息をまったく知らないことは、るいちゃんが岡山を去る直前の千吉さんとの会話でおおよその察しはついていました。

一方、きぬちゃんなら何かを知っているはずと期待していたのですが・・・

きぬちゃんは、ご主人の実家に引っ越してしまったとか。

さて、安子ちゃんが登場する最後の回に、わざわざきぬちゃんのお産の場面を持ってきて、きぬちゃんの存在を印象付けました。

しかも、安子ちゃんとロバートさんの関係をいち早く見抜いたのもきぬちゃんです。

きぬちゃんはもしかしたら何か知っているような気がします。

そんなきぬちゃんに、簡単に会えない状況になっているところに何やら作劇上のわけがありそうです。

これから勇さんがきぬちゃん探しをしてくれるのでしょうか。

そして、きぬちゃんから得た情報をもとに、るいちゃんとジョーはアメリカへと旅立って行くのかな、そんな予想をしています。

ジョーとトミー

ジョーがついに音楽活動復帰を決意しました。

クリスマスの日にピアノのおもちゃを演奏したのは、この時のフラグだったようです。

そして、最初に決意を告げた相手はトミー。

わざわざ、東京から岡山に呼び出して。

明日、トミーは大月家に足を運ぶはずです。

ジョーと一緒に、岡山から京都に移動するのでしょう。

そして、音楽活動の再開をるいちゃんに宣言するものと思われます。

明日は号泣回になりそうな予感でいっぱいです。

追伸:トミーの口うるさい奥さんが、まさかの笹川社長のご令嬢の奈々さん。

トミーの再登場に合わせて、奈々さんまでしっかりと回収するとは。

<<前回97回 | 次回99回>>
第22週以降の新着情報
カムカムエヴリバディ|感想あらすじネタバレトップページ
次回作『ちむどんどん』