カムカムエヴリバディ

安子と稔が夏祭りに行く / カムカムエヴリバディ 第5回

2021年11月5日(金)第1週「1925―1939」

あらすじ

ラジオ英語講座で英語を勉強することが安子の日課になる中、安子の心に小さな変化が生じました。安子は稔に対して淡い恋心が生まれ始めていたのです。安子の恋心を察したきぬは、安子と稔が一緒に夏祭りに出かける機会をもうけました。

そして迎えた夏祭りの日。安子は稔と夏祭りに出かけました。そんな中、安子は髪飾りをなくしてしまいました。髪飾りを探すために、稔が安子のそばを離れたその時、安子の前に勇が姿をあらわしました。

勇は安子に言いました。稔はやがて雉真繊維の社長になる。和菓子屋の娘とは釣り合わないと。勇から言われた言葉にショックを受け、稔とのことはひと夏の夢とあきらめた安子は、稔に礼を述べると稔の前から走り去ってしまいました。

その後、夏の終わりまで安子は稔には会いませんでした。そんな中「たちばな」にやって来た勇は、翌朝に稔が大阪に戻ることを安子に告げました。そして迎えた翌朝、稔と過ごした夏の時間を思い出した安子は、自転車に乗って岡山駅に駆けつけるのでした。

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予習レビュー

安子ちゃんと稔くんの夏祭りデート。

幸せいっぱいの安子ちゃんでしたが、勇くんの一言でしあわせ気分は一瞬にして崩壊します。

勇くんは何を言うのか。

勇くんの兄・稔くんは雉真繊維の跡取り息子です

名家の御曹司と、和菓子屋の娘は釣り合わない!

安子ちゃんが好きな勇くんは、嫉妬にかられてそんな暴言を口にします。

しかし、この暴言は単なる暴言ではなく、次週以降に展開する安子ちゃんの恋の試練の大きなフラグです。

勇くんの言うとおり、雉真家のご両親が、稔くんと安子ちゃんの交際に猛反対するのです。

猛反対する理由、それは勇くんの暴言そのままです。

第1週から始まった恋バナは、第2週目には早くも試練の予感でいっぱいです。

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感想

算段のきぬ

第1週目から泣かされる回でした。

安子ちゃんの初恋を鋭く察して、夏祭りに一緒に行くのを辞退したきぬちゃんが優しい。

きぬちゃんは自分が辞退すれば、稔くんが安子ちゃんを夏祭りに誘うであろうことを、どうやら計算していたのか。

稔くんが安子ちゃんを夏祭りに誘った瞬間、思惑通りにことが進んだとニンマリするきぬちゃんの笑顔が怖い(笑)

恐るべし「算段のきぬ」。

そして迎えた夏祭りの場面は、安子ちゃんの幸せ感がいっぱいで美しい。

泣ける場面ではないはずなのに、なぜだか涙腺を攻撃されました。

その幸せいっぱいな時間が、勇くんとの遭遇で一瞬にして破壊される。

灯籠の脇で泣き崩れ、その翌朝は涙を流しながらのラジオ英語講座。

それら一連の場面を思い出すだけで目に涙が浮かんできます。

というわけで、わずか一週で『カムカムエヴリバディ』の世界に心を奪われてしまったブログ主でした。

三代目ヒロイン・ひなたの時代

安子ちゃんの孫娘、三代目ヒロイン・ひなたちゃんの時代のキャスティングが発表されました。

三代目ヒロイン・ひなたの時代のキャスティング

ひなたちゃんには弟がいることが判明。

弟、すなわち安子ちゃんの孫の名前は「桃太郎」。

ひなたちゃんの名前は、安子ちゃんの稔くんの思い出がつまったルイ・アームストロングにちなんでいます。

一方、桃太郎くんは、安子ちゃんが生まれ育った岡山にちなんだ名前のようです。

また、ひなたちゃんの時代には『ちりとてちん』のお父ちゃんが出演することも判明。

ひなたちゃんの時代が待ち遠しいけれど、安子ちゃんの時代も終わってほしくない。

複雑な気持ちのブログ主でした。

追伸:第6週以降の新たに判明した情報も追記しました。
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POSTED COMMENT

  1. 名乗る程の者ではございません より:

    意識してドラマ中のラジオ英語講座を聴いてみたら確かにのぞみ号の車内英語アナウンスの声なんですよね、ちょっと感動しちゃった😄

  2. つい しょうこ より:

     八つ当たり砲だけでなく、あえて兄貴のお気に入りのおはぎではない大福を買うところも、片思いの弟の意地なんでしょうかね。最後にちょっと罪滅ぼしをしたところに成長を感じた勇君でした。
     一方きぬちゃん、大人を超絶して、もはや女神様です。

  3. 丹善人 より:

    戦前の日本では横書きの文章は、右から左に書いたり読んだりが当たり前の時代。英語の文章に読みを付けるのに、左から書いていって、書いたり読めたり出来たのだろうか。

    大正生まれのうちの両親の時代は、まだ学校で英語の授業も習っていたが。

  4. 秋桜おばさん より:

    「ザ、朝ドラ」って感じの展開ですね。

    いやぁ、小学生の頃から空気の読めるきぬちゃん、今回もいい仕事してますねぇ(笑)
    してやったりの得意顔は風格さえ感じます。
    一方勇ちゃん、これまた小学生の頃から安子ちゃんのことが気になってしょうがなかったのに、出来のいいお兄ちゃんに横取りされちゃった。そりゃーヤキモチプンプンですよね。でも、旅立ちの知らせを言いに来るなんてなかなかに良い奴じゃないですか。
    ちょっと気恥ずかしいような甘酸っぱいような…まだ恋愛とも言えない淡い恋心の2人(稔さんにその気はあるのか?!)
    しばらく見ていたいけど、これから辛い時代に突入でしょうか。

  5. オペラ座の怪人 より:

    弟~、余計なこと、言うなよ~
    嫉妬してるんか~?

    そこ行くと、お兄ちゃんは人格者ですなあ。
    でも、大学生が14歳女子を、愛するのか?

    このお兄ちゃんは、きのう何食べた劇場版で、
    ちっとチャラい美容師さんでした。
    ジャニーズだったかな?

    泣いている安子のもとに行こうとしたお母さんを、
    おばあちゃんが止めていて、さすが年の功。
    このおばあちゃんも、きのう何食べた劇場版で、
    ケンジのお母さんでした。

    安子ちゃんの、上白石もねちゃんは、
    2~3クール前、きたおうじきんやさん(車いす刑事)の部下でしたけど、
    その時は、なんとも思わなかったんですけど、
    カムカムでは、すっごく美しく見えます!

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  6. 還暦のたつお より:

    身分違いの恋。なんかスタンダードな展開になって来ました。予想される両親の反対。でも雉真さんは一代で財を成したので、そう家柄がかけ離れている訳ではないような気がします。きぬちゃんナイスアシスト。でも安子さん彼女に配慮に気付かない。兄弟と女の子一人の恋のさや当て、このパターンも古今東西多いなあ。で結構名作が多いような気がします。「エデンの東」「麗しのサブリナ」などなど、勇君、やった事は最悪だけど気持ちはわかる。勇君せめてもの罪滅ぼし。村上虹郎君、実写版「この世界の片隅に」でも似たような役やってたなあ。「オフコース」で交際始まります。

  7. H.Sakigake4th より:

    勇ちゃ〜ん!それはアカンわ!
    1話の明らかに意識したようなチビ勇ちゃんの表情のフラグがここに。

    確かに前から意識していたのに、出会って間もない兄に掻っ攫われてしまうのは誰だって心情穏やかじゃないでしょう。

    でもグッと堪えて、自ら引き立て役になって罪滅ぼしをした。

    男らしい勇ちゃんの株が上がりましたね。

    個人的には暴走しがちな勇ちゃんを冷静なきぬちゃんがコントロールするカップリングがいいかなと(笑)

    今作はとにかく内容が詰め込まれ、スピーディー。だけど淡白にならず良質。
    あっという間の半年となりそうです。

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