ちむどんどん

無事に開店日迎える暢子 / ちむどんどん 第124回

2022/9/29(木)最終週/第25週「やんばる!ちむどんどん!」

あらすじ

看板メニューであるオリジナルの麺を準備することができた暢子は、予定どおり「やんばるちむどんどん」を開店。記念すべき開店日には、早苗や正男などの高校時代の同級生や金吾など、懐かしい面々が集まってきました。

そのころ、開店日にやって来るはずだった賢秀はまだ千葉の養豚場にいました。賢秀は開店日を勘違いしていたのです。一方、歌子に民謡を指導した上原もやって来ました。上原は、歌子の高校時代の音楽教師・下地から手紙を託されていました。

その日の営業が終わり、店の後片付けをしているその時、前日から働き詰めだった歌子が倒れてしまいました。病院に担ぎ込まれた歌子の病状は重く、倒れてから三日経っても高熱は下がらず、意識も朦朧としたままでした。

医師から、これまでの繰り返してきたいつもの高熱とは違うと医師から告げられ、良子は嘆きました。一方の優子は歌子の回復を信じていました。そんな中、暢子は店を休業し、歌子のためにフーチバーを使った熱冷ましを作りました。

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最終週/第25週
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感想

沖縄編で、そこそこ重要なキャラとして登場しながら、その後、まったく出番がなかった沖縄編の人々を整理してみました。

消えた沖縄編の人々:今回、再登場をはたしたした人々

新城正男
高校時代、暢子ちゃんに片思いをし、いつもサーターアンダーギーを賭けて足の速さを競っていました。

当時、智くんもすでに暢子ちゃんに想いを寄せていました。

なので、暢子ちゃんをめぐっての智くんと正男くんの三角関係が展開するのかな、くらいに考えていたのですが、恋バナには発展せず。

高校卒業間際に、遠回しな表現で暢子ちゃんにプロポーズめいた言葉をかけるものの、にぶい暢子ちゃんはまったく気がつかず。

高校卒業後、沖縄を去る場面すらなくブラジルへと旅立ち、消えてしまいました。

もう二度と出番がないものとあきらめていましたが、まさかの再登場でした。

下地響子
歌子ちゃんの高校時代の音楽教師、下地先生。

暢子ちゃんとは直接の関わりは、少なくともドラマの中ではありませんでしたが、一度は比嘉家にやって来たこともあります。

下地先生の役割については、ブログ主は大いに期待していました。

なにしろブログ主にとっての本作のヒロインである歌子ちゃんの才能を誰よりも早く見出した「恩師」みたいな人です。

なので歌子ちゃんの才能を開花させ、歌子ちゃんが高校卒業後の歩む道を示してくれる、そんな役割を期待していたのです。

しかし、人事異動で他の高校に移ってから、完全に消えてしまいました。

手紙と声だけの再登場ではありましたが、まだお元気そうな様子がわかって、下地先生が大好きだったブログ主は感激です。

消えた沖縄編の人々:今回の出番がなかった人々

比嘉賢吉
賢吉さんは比嘉家の恩人です。

賢吉さんがいなければ比嘉家にお金を貸してくれる人などいません。

比嘉家がお金を借りることができなければ、比嘉家はわずかに残った農地も、持ち家もすべて手放すことになったはず。

良子ちゃんが短大に進学することも、暢子ちゃんが上京することも、歌子ちゃんの場合は高校進学すらあやうかったかもしれません。

また繰り返されたニーニーの暴走で、一家揃って路頭に迷っていたことも十分に考えられる。

そして、比嘉家が持ち家を失っていればレストランの開業もできなかったはず。

しかし、暢子ちゃんが和彦くんと健彦くんを連れて里帰りしたときも、移住して早々のタイミングでも、賢吉さんの姿はありませんでした。

賢吉さん、どこに行ってしまったのでしょうか?

サンセットバーガーのマスター
高校時代の暢子ちゃんが足を運んだことがあるハンバーガー屋さんのマスター。

この方も沖縄編のときにはそれなりに出番がありました。

智くんをアルバイトとして雇ったり、ニーニーを「因縁の人」我那覇氏とつないだりと、主要登場人物に深くからんでいました。

ところで、ブログ主は沖縄編の放送当時、このマスターが大の苦手でした。

智くんに昇給をほのめかすような言葉を言って期待させながら、いざ智くんが手柄をあげると、昇給するなんて言ってないと逃げる。

ニーニーを我那覇氏に紹介したときも、ニーニーの他にももう一人、我那覇氏を紹介されたばかりに被害に遭っていた人がいました。

しかし、そのことに関して、いざ被害が発覚すると我関せず。

その一方で、深酒をして暴れたニーニーの、彼が暴れた原因は棚上げして、優子さんに涼しい顔をして損害賠償を求めてしまったり・・・。

この人は、再登場がなくてもいいかな(笑)

我那覇
我那覇氏は、根っからの悪人だったのか。

それとも、ニーニーと同じようにだまされやすい性格だったのか。

どちらかはっきりとわかるようなオチが欲しかったです。

番外編:消えた登場人物

愛ちゃん
本作の主人公とその夫の人生が大きく変化するタイミングで絶大な役割を持っていたにもかかわらず、愛ちゃんのその後は完全に不明。

前作『カムカム』では、最終回になって登場人物たちのその後が説明されましたが、本作でも次回には、愛ちゃんなどかつては主要キャラだった人々のその後を知らせてほしいものです。

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予習レビュー

「やんばるちむどんどん」の開店初日を迎えました。

特製麺が納品されないというトラブルも、比嘉家の三姉妹が協力して麺を打つことで問題は解決。

開店初日には、懐かしい顔触れが集まってくるとのこと。

どんな人が集まってくるのかが、今回の注目ポイントです。

ブログ主としては、やはり金吾くんに来てほしい。

あれだけ男前の姿を見せながら、その後、一回も出番がないのは寂しすぎです。

強烈な印象を残しながらも、すっかり姿を消してしまった歌子ちゃんの高校時代の音楽教師・下地先生にも登場してもらいたい。

歌子ちゃんを音楽の道に導いてくれるものと期待していたのに、異動後は出番ゼロ。

金吾くんも下地先生も、かつて比嘉家を訪問したこともあるので、もう一度、出番を用意してほしいというのがブログ主の切なる願いです。

さらに、賢吉さんもある時期からすっかり出番がなくなりました。

賢吉さんから借りていたお金は完済しているはず。

お金のことで文句を言わない賢吉さんの姿を最後に見たいもの。

そしてもう一人、ハンバーガーショップの店長さんも、出番が皆無。

ドラマの中から姿を消してしまったキャラが実に多い作品ですね。

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POSTED COMMENT

  1. くりぼう より:

    今まで声を聴いていないまもるちゃんが喋った!!
    実は、優子の弟の話の時に、まもるちゃんって姿は見えるけど他の人とからまないし実は優子の弟の霊で実際にはみんなに見えていないキジムナー的な存在じゃないのかな??と思ってたけど、違ったみたいですね?
    「おかえりモネ」の宇田川さん以来の不思議な登場人物です。

  2. チムアラキ より:

    チムドンドンも明日で最終回、とにかく歌子さんが最悪なことにだけはならないようにお願いしたい。過去の朝ドラの最終回としては純情きらりや純と愛のような終わり方だけは絶対いや、医者は後は歌子さんの気力しだいと言っていたのなら「絶対回復する」チムドンドンだったらこれしかない。無事回復して歌子さんも舞い上がれ。でないと次の朝ドラも舞い上がれない。

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    カラキのアレルギー?

    カラキが今回出店のメイン料理材料になるぐらいだから昔から比嘉家では食べていたと思うんだ
    カラキなら東京にない食材だから大病院で検査した際に抗原としてピックアップされていなかったと思うんだ
    ちむどんどんで勤務していた時に発熱したのは、料理への探求力が強い矢作くんが作ったカラキを使った試作品を食べた結果かなと
    これに加え、皮膚反応や呼吸困難が多いアレルギー反応ですが、まれにある発熱を生じるという特異体質だったのかも?
    結果として今回大量のカラキに被曝し重篤な状況に至った?

    と、素人医学としてクソマジメにコメントしましたが結局のところ原因不明のままドラマが終わるんだろうね

  4. オペラ座の怪人 より:

    暢子は美人で、
    明るくって、
    優しくって、
    チビッ子の頃からモテる、
    っていうのは、分かる、

    しかし、能天気過ぎて、
    空気を読まなさ過ぎて、
    大人になってから、
    周りの大人をイライラさせっ放し、
    というのも事実。

    本日、ある書き込みを見ていたら、
    暢子はチビッ子の頃から、
    一種の精神疾患なのでは?
    という書き込みがあって、
    それを読んで、納得した。

    私は、その精神疾患を否定するものではない、
    大変に不幸なことだと思う。

    脚本家は、もし、一種の精神疾患だ、
    ということを認識して、この脚本を書いたのであれば、
    そのこと(精神疾患)を早くに提示するべきであった。
    そうであれば、視聴者も、よ~く理解し、
    暢子を(そしてドラマ全体を)ここまで、叩くことはなかったと思う。

    ((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  5. オペラ座の怪人 より:

    先週の「科捜研の女」の再放送で、
    中学生だった頃の「もかちゃん」が出てて、
    主人公榊マリ子(沢口靖子さん)の中学生時代、役。
    なかなか、かわいかった~。

    さて、やんばるちむどんどんの開店日を勘違いしていたに~に~。
    相変わらず、馬鹿ですな~
    この馬鹿っぷりを、脚本家は「かわいいでしょ!?」って言いたいんだろうけど、
    もう、馬鹿過ぎて、ほんと、不愉快になるわ~

    ((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  6. オペラ座の怪人 より:

    チビッ子の頃から原因不明の熱に翻弄されて、
    歌子かわいそう、と思ったんだけど、今日、
    でも、古いシーンも思い出しちった、

    暢子の結婚式の日、
    やんばるのお家へ、智が来たら、
    歌子が熱を出していて、
    色々あって、飛行機に2人して乗って、

    いやあ、あれ、仮病でした!
    みたいな感じで、
    嫌がる智を暢子の結婚式に無理矢理出席させて、
    っていうシーン。

    歌子の熱を多くの人たちが心配しているのに、
    しかし、それを使って、人を「騙して」っていう展開。
    思い出したら、ほんと、不愉快になっちった。

    ((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  7. 還暦のたつお より:

    あれ、まもるちゃん喋れる。正夫君、早苗さんやって来た。金吾君。、みんな幸せそうで良かった。賢秀まともになっても粗忽。下地先生、声だけじゃなくて実体で出て来て欲しかった。歌子さんの発熱。過労が今まで体内に潜んでいた病気を顕在化させたか?好事魔多し。ここは優子さんの母の勘を信じましょう。なんか近代医学に民間療法が勝ちそう。

  8. 還暦のたつお より:

    歌子さんの発熱は、製麺作業の無理がたたった?彼女の病気の原因は最後までわからずじまい?

  9. 名乗る程の者ではございません より:

    なんだかんだで月日が流れ、最終回で黒島ちゃんがちむ子の孫を演じて、その孫を優しく見つめるちむ子を南沙織さんが演じるなら少しは感動するかな

  10. zebra より:

    賢吉は多分もうお亡くなりになっているのでは?結局最後まで比嘉家の保証人としての出番しかなかった。

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