NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2022年4月3日 〜 4月7日放送
あらすじ
槙野万太郎とその家族
慶応3年(1867年)3月、土佐の佐川村。この物語の主人公・槙野万太郎は、生まれる前に父を亡くしたため、5歳にして造り酒屋「峰屋」の当主となりました。
槙野家の分家の者たちは、体が弱い万太郎が本家の当主であることに不満を持っていました。しかし祖母のタキは分家の不満を気に留めず、万太郎に愛情を注ぎました。
万太郎には綾という姉がいました。万太郎の従姉妹だった綾は両親と死別。槙野家に引き取られたことで、綾は万太郎の姉になったのです。
万太郎と植物との出会い
万太郎の母・ヒサは病弱で床に伏せがちでした。しかしタキは、槙野家の後継ぎを産んだヒサに対して感謝の念を強く抱いていました。
ある日、家から姿を消し神社に足を運んだ万太郎を、母のヒサと姉の綾が探しに来ました。そしてヒサが好きだという春に咲く白い花に万太郎は強い興味を持ちました。
その日の夜、万太郎は白い花を絵を描きヒサに贈りました。それは万太郎が生まれて初めて描いた花の絵でした。
酒造りに興味を持つ姉の綾
季節は流れ秋。その頃、万太郎は植物に興味を持ちはじめていました。そんな中、職人たちがその年の酒の仕込みのために「峰屋」に集まってきました。
万太郎が酒造りに興味を示さない一方で、姉の綾は酒造りに強い興味を持っていました。しかし酒蔵に女子が入ることは禁じられていました。
その頃、土佐藩は大政奉還の建白書を幕府に提出。徳川の世の終わりを見越した武士の塚田昭徳は、万太郎に武家の子弟が通う学問所「名教館」に通うことをすすめました。
母・ヒサの死
慶応4年(1868年)。病弱で伏せがちだったヒサの容態が悪化。万太郎と綾は、病床のヒサに会うことができませんでした。
そんな中、ヒサに死期が近づいていることを知った万太郎は、ヒサの好きな白い花を探しに出かけるものの季節は冬。その花をなかなか見つけることができませんでした。
ようやく一輪の花を見つけた万太郎はヒサに花を届けました。ヒサは花を持ってきた万太郎に言葉をかけると静かに息を引き取るのでした。
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今週の展開
1: 4/3(月)
2: 4/4(火)
3: 4/5(水)
4: 4/6(木)
5: 4/7(金)
予習レビュー
主人公の母親
本作は主人公の子役ちゃん時代が二週にわたって描かれます。
そして最初の一週で、チビ主人公が最愛の母と死別するという悲劇に見舞われます。
愛する一人息子をこの世に遺して虹の橋をわたってゆく悲劇の母親を演じるのは広末涼子さん。
彼女のキャスティングが発表されたときブログ主はとても喜んだものの、主人公の実在モデルの人物が幼少期に母親を亡くした史実を知り、喜びは切なさに変わりました。
広末涼子さん演じる主人公の母親、第1週で退場です。
しかし、生前の母親が好きだと言った白い花がきっかけとなり、植物学者を目指すことになった主人公の物語。
主人公のライフワークの原体験となる母親の思い出が、どこかで美しく回収されてほしいと願うばかりです。
坂本龍馬
主人公の母親が亡くなるという悲劇が描かれる第1週の時代背景は幕末。
幕末からストーリーが始まる朝ドラは『あさが来た』以来。
ちなみに今週、『あさが来た』で多くの女性視聴者たちを熱狂させた「五代さま」が、坂本龍馬となって登場します。
坂本龍馬が登場するのは主人公が神社に足を運ぶ場面。
当主としてふさわしくないと親戚に陰口をたたかれた主人公が、神社の神様に対してどうして自分みたいな人間をこの世に誕生させたのだと抗議。
その抗議を耳にした武士が主人公を励ますのですが、その武士が坂本龍馬です。
主人公はその武士がどのような人物なのか、そのときにはわからないようですが…
なお、坂本龍馬が脱藩したのは文久2年(1862年)。
第1週の時代背景は慶応3年(1867年)なので脱藩の5年後のことです。
綾ちゃん
ブログ主が今のところ最も注目しているキャラは、主人公のお姉ちゃんの綾ちゃんです。
お姉ちゃんですが、もともとは主人公の従姉妹です。
主人公のおばあちゃん・タキさんの娘の娘が綾ちゃんです。
綾ちゃんが幼い頃に両親と死別。
そこで主人公のヒサさんが綾ちゃんを自分の娘として綾ちゃんを引き取るのだとか。
綾ちゃんの成長後を演じるのは『ひよっこ』でヒロインの親友を演じた佐久間由衣さん。
家業に無関心な主人公に対して、綾ちゃんは家業の酒造りに強い興味を持つものの、時代は女子が酒蔵に入ってはいけない時代。
しかし時代が大きく変わるタイミングでこの世に生まれた綾ちゃんが、愛する家業とどのようにかかわって行くのか。
そこが綾ちゃんの注目ポイントの一つです。
バイカオウレン
本作の毎週のサブタイトルは花の名前。
第1週のサブタイトルは「バイカオウレン」。
漢字で「梅花黄蓮」と表記するとおり、梅の花に似た白い花を咲かせる多年草です。
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神木くんってあまりドラマや映画を見ない私にとっては声優さんのイメージが強いんですよね、「サマーウォーズ」「おじさまと猫」「君の名は」「シンエヴァンゲリオン」の主演(エヴァはラスト数分間)
俳優としては子役の頃の「お父さんのバックドロップ」と迷作「ジョジョの奇妙な冒険劇場版」ぐらいしか思いださない(ジョジョは続編があったなら准主役クラスだったかな?エコーズはまだ孵化してなかったし映画のラスト付近でラブデラックスが発動しそうなシーンもあったし)
あまり期待し過ぎてガッカリするのが個人的には2作続いてるからテキトー程度に期待しまふ
余談ですが「お父さんのバックドロップ」は中島らもさん原作なんですが、らもさんの作品って映像化されたららもさんの世界ってかなり薄くなっているんですよね
車田正美さんの原作漫画がアニメになれば車田正美さんの絵ではなくなるのと同様に
「時空探偵おゆう」では江戸時代に現代からタイムトンネルを通って行き来している女性を演じていた佐久間由衣が「幕末から明治時代」の女性を演じるようだ。当時あんな背が高い女性がいたのかは別にして、「着物を着た現代人」にならないかどうか興味がある。