らんまん

らんまん 第2週「キンセイラン」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2022年4月10日 〜 4月14日放送

あらすじ

万太郎が学問所「名教館」に通いはじめる

時代は明治になり、9歳になった万太郎は「峰屋」の当主として「峰屋」の働き手や分家の者たちに挨拶できるほど成長していました。

その年から万太郎は学問所「名教館」に通いはじめました。しかし植物以外には興味を持てない万太郎は「名教館」に通うことに乗り気ではありませんでした。

武家の子弟たちが集まる「名教館」に万太郎は馴染むことができませんでした。しかし万太郎が「名教館」をやめることをタキは断じて許しませんでした。

池田蘭光と出会い猛勉強を始める万太郎

万太郎は「名教館」に足を運びはしたものの、教室には入らず中庭で植物を眺めていました。そこに姿をあらわした見知らぬ男に万太郎は興味を持ちました。

その男は、中庭に生えている植物の名前を知り尽くしており、そのことが万太郎を驚かせたのです。その男は万太郎に『本草綱目』という草花についての本を見せました。

『本草綱目』を万太郎に見せた男は「名教館」の学頭・池田蘭光でした。万太郎は『本草綱目』を読みたい一心でその日から猛勉強を開始しました。

「名教館」が閉鎖される

万太郎が猛勉強を始めてから3年。12歳になった万太郎は、和漢書だけでなく英語の書物も難なく読めるようになり、植物の写生の腕前も上がっていました。

一方、タキは家業に関心を示さない万太郎のことがでした。そんな中「名教館」が閉鎖されるのを機に、学頭の蘭光が佐川村を去ることになりました。

土佐の自然を見納めしたいという蘭光は、万太郎と佑一郎を連れて一泊の旅をしました。そして蘭光は万太郎と佑一郎に、時代の変化に応じる心得を説きました。

万太郎が小学校を中退する

「名教館」が閉鎖され蘭光が佐川村を去ってからほどなくして佐川村にも小学校が開校し、身分や性別に関係なく誰もが学べるようになりました。

しかし「名教館」で学び続けてきた万太郎にとって小学校の授業は退屈極まりなく、教師たちとの関係もギクシャクしたものになりました。

万太郎は小学校を辞めることを決意。万太郎を引き留める校長に対して万太郎は言いました。学問はどこにいても続けることができると。

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今週の展開

6: 4/10(月) 学問所に入学する万太郎
7: 4/11(火) 万太郎が授業を放棄する
8: 4/12(水) 学ぶ楽しさを知る万太郎
9: 4/13(木) 名教館に通い始めて3年
10: 4/14(金) 万太郎が小学校中退する

予習レビュー

池田蘭光

主人公の子役ちゃん時代2週目。

主人公は以前にまして植物に熱中することに。

一方で主人公は家業に関心を示さず、勉強にも気が乗らない。

そんな主人公が学問に没頭するきっかけを提供する人物が登場。

学問所の学頭・池田蘭光、演じるのは寺脇康文さん。

蘭光さんのおかげで主人公は和漢書だけでなく英語もスラスラと読めるようになりました。

そのことが成長した主人公の仕事の助けになります。

主人公にとっては恩師中の恩師のような存在です。

主人公が成長してからは、今のところ池田蘭光の出番は確認できていませんが、ドラマの後半で主人公と再会させてほしい人物の一人になるかもです。

広瀬佑一郎

主人公が「名教館」に入って早々、主人公を叩きのめすのが武家の子弟である広瀬佑一郎。

主人公にとっては最悪の出会いをする相手ですが、その後は学友に。

また成長した主人公が上京後、東京で主人公は広瀬佑一郎と再会します。

主人公と広瀬佑一郎のかかわりは、今のところ「名教館」時代と主人公の上京間もない頃の2箇所のみ。

しかし主人公が幼少期に最悪の出会いをする人物は、その後、重要なキャラクターとして登場するパターンが少なくありません。

なお、広瀬佑一郎を演じるのは中村蒼さん。

中村蒼さんといえば『エール』でも男性主人公が幼少期に苦手としていたことがある人物を演じました。

『エール』のときと似たようなポジションに立つことのかもしれません。

体が弱い幼少期

前作『舞いあがれ!』の舞ちゃんと同様に、本作の主人公も幼少期は体の弱い子供という設定です。

これは実在の主人公のモデルの史実にもとづいた設定です。

なお実在の主人公のモデルは、幼少期は体が弱かったものの、草花を追い求めて野山を駆けめぐるうちに丈夫になったのだとか。

本作の主人公も、第1週は体の弱い子供として描かれます。

しかし第2週では体が弱いことを描写する場面は一才ありません。

野山を駆け回っているついに丈夫になるのかもしれません。

キンセイラン

今週のサブタイトル「キンセイラン」は漢字で「金精蘭」。

薄暗い林の中で宵の明星のように小さく輝いて見えることから「金星蘭」と表記されることもあるそうです。

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