2024/7/10(水)第15週「女房は山の神百石の位?」
あらすじ
寅子が新潟地方裁判所への異動を命じられました。
優未と二人だけで暮らすことになるのを機に、寅子は初めて気がつきました。
優未との間に心の溝が生じていることを。
直明は寅子に告げました。
優未がこれまで寅子に見せていた姿は、本当の優未の姿ではない。
新潟へは寅子ひとりで行くべきだと。
寅子は直明の言葉に何も言い返すことができませんでした。
参考:Yahoo!テレビ
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
米国人女性法律家メアリー・イースタリング
リアルトラちゃんが米国視察から帰国したのが昭和25年(1950年)8月。
その翌月の昭和25年(1950年)9月、帰国早々のリアルトラちゃんにGHQからの呼び出しの連絡が入りました。
リアルトラちゃんに連絡したのはメアリー・イースタリングという名の女性。
彼女はGHQ法務部に所属する弁護士でした。
そのとき、イースタリングさんはリアルトラちゃんだけではなく、リアルトラちゃんと同期の久米愛さんなど数名の女性法律家を集めました。
呼びかけに応じて集まった女性法律家たちにイースタリングさんは提案しました。
アメリカには女性法律家の団体が存在する。
同様の団体を日本でも結成してみてはどうかと。
このイースタリングさんの提案によって「日本婦人法律家協会」が発足。
リアルトラちゃんが渡米したその年に、自身も「婦人使節団」の一人として渡米した久米愛さんが会長に就任。
リアルトラちゃんは副会長に就任しました。
当時、日本国内にいた女性法律家は、戦前に高等試験に合格した9名を含めて16名のみ。
よって「日本婦人法律家協会」発足時のメンバーはわずか9名しかいませんでした。(10名説、11名説もあり)
イースタリングさんはその後「日本婦人法律家協会」を「国際婦人法律家連盟アメリカ本部」に加盟させました。
その結果「日本婦人法律家協会」は国連NGOの資格を取得することができました。
「日本婦人法律家協会」は、その後「日本女性法律家協会」と名称を変更し現在に至るまで活動を継続。
現在の会員数は900名超です。
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