NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『虎に翼』
2024年8月12日 〜 8月16日放送
あらすじ
寅子が東京地裁へ異動
月には流れ昭和30年春。寅子の東京地裁への異動が決定。航一もまた最高裁の調査官への異動が決まり東京に戻ることになりました。
寅子が猪爪家に戻った頃、大学3年の直人は司法試験を目指し、高校3年の直治はサックス奏者への道を志望。直明は恋人と結婚し猪爪家での同居を希望していました。
東京地裁に登庁した寅子は桂場、久藤、多岐川、汐見らと再会。寅子は東京地裁民事第24部に配属されました。
原爆裁判
よねが司法試験に合格。よねは轟とともに弁護士として活動していました。寅子がよねを訪問後しばらくして、寅子は原爆裁判を担当することになりました。
広島と長崎に投下された原爆の被害者たちが、日本国政府を相手どり損害賠償を請求する訴訟を起こしたのです。
原爆裁判の原告の弁護士は雲野が引き受けることになりました。雲野は、よねと轟に原爆裁判の協力を要請しました。
航一が寅子にプロポーズ
ある日、航一が猪爪家にやって来ました。直明が結婚後に猪爪家で同居することが決まったことを知った航一は寅子に提案しました。
直明夫婦が同居した上に、寅子と優未が暮らすには猪爪家は狭すぎる。自分と一緒に暮らさないか。それは航一の寅子へのプロポーズでした。
答えを保留にした寅子は、相談に乗ってもらおうと轟を訪問。すると轟が交際相手を寅子に紹介しました。轟が寅子に紹介した交際相手は男性でした。
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今週の展開
96: 8/12(月) 寅子の東京転勤が決まる
97: 8/13(火) 寅子と優未が星家を訪問
98: 8/14(水) 原爆裁判を担当する寅子
99: 8/15(木) 航一が同席する家族会議
100: 8/16(金) 直昭の婚約者玲美の提案
予習レビューと史実のリアルエピソード
再び東京
ドラマは昭和30年(1955年)。
トラちゃんは東京に戻ることになり、今週から再び東京編です。
一方、史実では名古屋勤務だったリアルトラちゃんはいつ東京に戻ったのか。
当時のことを簡単にまとめてみました。
リアルトラちゃんが名古屋から東京に戻ったのは昭和31年(1956年)5月。
名古屋に転勤したのが昭和27年(1952年)12月のことだったので、およそ3年半名古屋で働いていたことになります。
3年半の名古屋勤務を経てリアルトラちゃんが配属されたのは東京地方裁判所です。
リアルトラちゃんが東京に戻ってきた年、リアルトラちゃんの人生のビッグイベントがあります。
それはリアルトラちゃんの再婚です。
リアルトラちゃんが再婚したのは、リアルトラちゃんが東京に戻ってきた三ヶ月後の昭和31年(1956年)8月。
ドラマの中でも、トラちゃんと航一さんが同時期に東京に戻りますので、いよいよ二人の結婚が近いのかもしれません。
原爆裁判
今週、ドラマの中で描かれる「原爆裁判」とは史実にもとづいたエピソードです。
デリケートな内容であることから、本作の放送が始まった頃からドラマの中で描かれるか否かが論じてられていました。
描かれることはないのではないか。
そんな意見もありましたが、少なくとも「原爆裁判」という事実に触れられることだけは確定しました。
原爆裁判とは、リアルトラちゃんが「原爆投下は非人道的、無差別爆撃で国際法違反」と断罪したことで知られる裁判です。
ただし、生前リアルトラちゃんはこの裁判については家族も含めて語ることがなかった裁判です。
ドラマの中でどこまで描かれるのかはこのページを投稿した時点では不明ですが、難しいテーマに朝ドラが挑むことになります。
サブタイトル「稼ぎ男に操り女?」
今週のサブタイトル「稼ぎ男に操り女?」の意味は次のとおりです。
外に出てよく稼ぐ男と、家を守り家事をやりくりする女。
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もう,東京に帰るのですね。できればもう少し,新潟で活躍し,プライベートでの航一さんとのお付き合いもゆっくり描いて欲しかったと思います。いきなり二年後になるのはちょっと残念です。まあドラマの持ち時間を考えると無理もないのですけれど、この辺りがこの朝ドラの残念なところです。土曜日の放送が無くなったことは大きい損失ですね。