NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あんぱん』
2024年5月19日 〜 5月23日放送
あらすじ
のぶが見合いをする
昭和14年(1939年)秋。のぶが教師になってから一年半が経ったころ、のぶは見合いをすることになりました。
のぶにも、見合い相手の若松次郎という青年にも結婚する気はありませんでした。しかし、のぶと次郎はお互いの仕事の話などで会話を楽しみました。
豪の戦死
ある日、豪が戦死した知らせが朝田家に届きました。朝田家の面々は悲しみに沈み、特に蘭子は感情をなくしてしまうほど茫然自失の状態になりました。
のぶは豪の戦死を誇りに思えと蘭子に言いました。しかし、そののぶの言葉に蘭子は激しく反発し感情を爆発させました。
次郎が改めてのぶに求婚
昭和14年(1939年)12月。嵩の卒業後の就職先が決まり、卒業制作も仕上げの段階に入っていました。嵩は卒業制作が完成したらのぶに告白するつもりでいました。
そんな中、若松次郎がのぶに求婚しました。のぶは断るつもりでいましたが、次郎と話し合う中で、次郎との結婚を受け入れました。
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今週の展開
36: 5/19(月)
37: 5/20(火)
38: 5/21(水)
39: 5/22(木)
40: 5/23(金)
予習レビューと史実のリアルエピソード
のぶちゃんと嵩くんの出会い
ドラマの中では、のぶちゃんと嵩くんは小学校時代に初めて出会います。
それ以来、嵩くんはのぶちゃんに想いを募らせ続ける。
そんな描写が続きましたが、史実ではリアルのぶちゃんとリアル嵩くんが初めて出会ったのは二人とも社会人になってからのこと。
なので、二人が出会う前のリアル嵩くんは恋をし恋に破れる経験をしています。
恋文を出したものの相手の女性の父親に怒られるという失恋ですが・・・
一方のリアルのぶちゃんは、リアル嵩くんと出会う前に一度結婚しています。
しかし、二人の史実に忠実にストーリーを構成したら、盛り上がりに欠くことになるかと。
そこで、ドラマの中では二人を子供時代に出会わせる。
嵩くんはのぶちゃんに想いを募らせる。
そんな設定にしたのでしょう。
その設定が今週、回収されます。
これまでのぶちゃんに対して想いを募らせていた嵩くんは、卒業制作を完成させたらのぶちゃんに告白しようと決意。
しかし、そんな嵩くんの気持ちを知る由もないのぶちゃんは別の男性からの求婚を受け入れてしまう。
そんな切なすぎる展開によって、のぶちゃんと嵩くんの子供時代の出会いが回収されます。
切なすぎる週になる予感でいっぱいです。
もう一つの悲劇
今週はもう一つ、「切ない」という言葉では済まされないほどの悲劇が描かれます。
豪くんの戦死です。
蘭子ちゃんは豪くんのことがずっと好きだった。
でもそれを言い出せずにいた。
そんな中で蘭子ちゃんはプロポーズされました。
相手はお金持ち。
一方で朝田家は経済的に苦しい状況。
蘭子ちゃんは自分の気持ちを封印して、そのプロポーズを受け入れることにしました。
しかしすんでのところで結婚を回避。
豪くんと一緒になる道が残されました。
そして先週、豪くんに召集令状が。
蘭子ちゃんは豪くんに初めて気持ちを打ち明け、豪くんは蘭子ちゃんにプロポーズしました。
そんな恋バナの末の戦死。
残酷すぎる結末です。
本作の脚本家の先生の前作朝ドラ『花子とアン』でも、ヒロインの妹が婚約者を失くすという悲劇が描かれました。
ヒロインの妹の悲劇、ふたたびです。
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