NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あんぱん』
2024年4月14日 〜 4月18日放送
あらすじ
のぶは高等女学校の五年生
昭和10年(1935年)春。のぶは高等女学校の五年生になっていました。その頃、朝田パンは細々とした規模ながらも開店から8年が経っていました。
一方、嵩は漫画が大好きな中学五年生になっていました。しかし中学の最終学年になった嵩は卒業後の進路を決められずにいました。
パン食い競争
そんなある日、海軍中尉の貴島が高等女学校を訪問。貴島と幼馴染みののぶは、パンが売れない悩みを相談すると、貴島は町長に、祭りでパン食い競争を提案しました。
貴島の提案はとおり、パン食い競争のためのパンは朝田パンに依頼されることになりました。朝田パンは開店以来、最も大量の注文を受け大いに活気づきました。
登美子が8年ぶりに御免与町に来る
そんな中、嵩の母・登美子が8年ぶりに柳井家にやって来ました。登美子は再婚相手と離縁し、柳井家にやっかいになりに来たのです。
そんなある日、千尋が病院を継がず法律家になりたいと言い出しました。取り乱す養母の千代子に対して登美子は平然と言いました。嵩に医院を継がされば良いと。
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今週の展開
11: 4/14(月)
12: 4/15(火)
13: 4/16(水)
14: 4/17(木)
15: 4/18(金)
予習レビューと史実のリアルエピソード
リアル嵩くんの少年時代:父親の死
リアル嵩くんは4歳の時に父親が亡くなりました。
ほどなくしてリアル嵩くんの弟は、高知県内で開業医をしている叔父の家に引き取られることになりました。
ただし、叔父夫婦には子供がなく、リアル嵩くんの弟はもともと叔父の家に養子に入ることが決まっていました。
弟が叔父の家に引き取られる一方で、リアル嵩くん、母親、祖母の三人は、高知市内の医師の離れを借り、新しい暮らしが始まりました。
リアル嵩くんの母親は外出がちで家にいることがほとんどなかったと言います。
リアル嵩くんの母親は自活できるよう、琴、三味線、謡曲などありとあらゆる習い事をしていたのです。
そのためリアル嵩くんは家の中では祖母と多くの時間を過ごしました。
そんな暮らしの中でリアル嵩くんが記憶している母親と過ごした時間には次のようなものがあります。
リアル嵩くんが鼻の手術を受ける際、母親から厳しく泣くなと言われ、泣くのをこらえたことで執刀した医師を驚かせたこと。
また、映画が好きだった母親に映画に連れて行ってもらった思い出などです。
リアル嵩くんが小学校に入学
リアル嵩くんの父親が亡くなった翌年の大正14年(1925年)春。
リアル嵩くんは家の近くの高知市立第三小学校に入学しました。
そしてその翌年、リアル嵩くんが小学二年生のときのこと。
リアル嵩くんは母親に手を引かれて、弟が引き取られている叔父の家に行きました。
しかしリアル嵩くんは、どうして自分が叔父の家に連れてこられたのかを知りませんでした。
実は、リアル嵩くんの母親は再婚していました。
そのため、リアル嵩くんも叔父の家に引き取られることになったのです。
そのときリアル嵩くんは、母親が再婚したことも、母親が自分を叔父の家に置いたまま二度と戻ってこないことも知りませんでした。
その日から、リアル嵩くんは弟とともに叔父の家で暮らすことになりました。
小学校も高知市立第三小学校から後免野田組合尋常小学校に転校しました。
リアル嵩くんの新しい生活
叔父の家でリアル嵩くんの新しい生活が始まりました。
リアル嵩くんの弟は、叔父の家の子供になっていたので叔父と叔母の部屋で寝起きしていました。
叔父はまた自分の末弟を書生部屋に住まわせていました。
リアル嵩くんは、その書生部屋で叔父の末弟とともに寝起きすることになりまた。
弟が養子であったのに対して、リアル嵩くんは居候の身の上です。
しかし立派な人格者であった叔父は、リアル嵩くんと養子にした弟を等しく大事に育てたそうです。
また、叔父の家には住み込みの女中がいました。
まだ十代だった彼女は、養子ではないリアル嵩くんを気の毒がり、リアル嵩くんに飴を与えたり夜に内緒で駄菓子屋に連れて行ったりしました。
リアル嵩くんは後年、その女中「朝や」のことを詩に書いています。
なおドラマの中で、瞳水ひまりさん演じる宇戸しんというキャラがいます。
彼女は、ドラマの中の嵩くんが引き取られた叔父の家の女中です。
リアル嵩くんが思い出を詩に残した「朝や」は、宇戸しんであると思われます。
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