2025/6/11(水)第11週「軍隊は大きらい、だけど」
あらすじ
厩舎での不寝番で居眠りしているところを見つかった嵩は、幹部候補生試験の受験をできないことになりました。
しかし班長の神野に頼み込まれた中隊長の島の温情によって受験できるようになりました。
そして嵩は、乙種幹部候補生に合格。
嵩が神野に礼を述べると、神野は答えました。
自分も変わり者に頼まれただけだと。
変わり者とは八木のことでした。
八木のはからいであることを知った嵩は、寝台で本を読んでいる八木のところへ向かい・・・
同じころ、高知ののぶのもとに次郎から手紙が届いていました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
小倉連帯での軍隊生活
前週の最後の場面、高知連隊に入隊して早々に嵩くんは軍曹から殴られました。
小倉連隊に転属後も嵩くんは早々に殴られます。
そして、この「殴られる」が軍隊生活での日常になります。
この日常は史実の中のリアル嵩くんも経験しています。
リアル嵩くんが配属されていた小倉連隊では、何かミスをすると上官から殴られる。
また「精神を鍛え直す」ことを目的にして毎晩古兵から殴られる。
初年兵同士が殴り合いをさせられることもある。
痛みに気絶する者や脱走する者もいる一方で、殴られ続けるとそれにも慣れ、リアル嵩くんも殴られても平気になってしまったとのことです。
ドラマの中の嵩くんも、殴られても平気になってしまうのでしょうか。
そんな日常が繰り返される嵩くんの軍隊の生活は次のとおりです。
朝6時に起床ラッパで起床。
着替え、寝台の整備、点呼、そして朝食。
午前は共練。
午後は学科と共練。
そして午後6時に夕食。
この間、嵩くんは怒鳴られ殴られの繰り返し。
その後、就寝までが自由時間。
就寝は9時半。
睡眠時間だけは人並みにとれるようです。
嵩くんを気にかける八木さん
今週、ドラマの時間が何度かスキップします。
最初のスキップは、嵩くんが小倉連隊に転属してから三ヶ月ほどが経過。
嵩くんは班長の当番に任命されます。
嵩くんは軍隊の中で自他ともに認める劣等生です。
なので、劣等生の嵩くんがそんな役に任命されたことに誰もが疑問に感じます。
そして、嵩くんがそんな役割を得たのは八木の口添えがあったという噂が流れたりもします。
そんなある日、中隊長がやって来て馬場さんに『軍人勅諭』を暗唱を命じます。
でも答えに詰まる馬場さん。
馬場さん、記憶力はあまり良くないらしい。
すると中隊長は、同じことを嵩くんに命じます。
八木さんに命じられて『軍人勅諭』を暗記していた嵩くん、完璧な暗唱によって中隊長から褒められる。
嵩くんが班長の当番に任命されたこと、中隊長から褒められたこと。
いずれも八木さんのおかげです。
嵩くんの昇進
嵩くんが中隊長に褒められた数日後。
嵩くんと目黒くんは下士官室に呼び出され、幹部候補生試験を受けるように言われます。
中隊長が試験を受けさせる対象として嵩くんを指名したのだそうです。
これも八木さんが『軍人勅諭』を暗記するよう嵩くんに命じていたおかげです。
そして試験の前日。
厩舎番を命じられた嵩くんは勉強しながらうっかり居眠りをしてしまい、それを士官に見つかってしまいます。
そして試験の成績は良かったものの、居眠りのペナルティにより本来なら甲種合格のところ繰り下げて乙種幹部候補生に。
実は嵩くん、本来なら試験も受けられないところでした。
嵩くんが受験できたのは、神野班長がどうしても受けさせて欲しいと懇願したからでした。
そして、神野班長が嵩くんの受験を認めてほしいと懇願したのは、八木から頼まれていたことが後になって判明。
嵩くんを守り続ける八木さん。
しかし、八木が自分にどうして目をかけてくれるのか嵩くんはすぐには分かりません。
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