2025/6/16(月)第12週「逆転しない正義」
あらすじ
中国の駐屯地で絵の才能を見込まれた嵩は宣撫班に配属。
宣撫班では嵩が配属される直前に、市場で見せた紙芝居の内容に反発した地元民が騒ぎを起こしたこともあり、物々しい雰囲気に包まれていました。
嵩の任務は地元民の反感をかわない紙芝居を作ることでした。
その数日後、健太郎も宣撫班に配属されました。
そして嵩と健太郎は、二人して紙芝居づくりに没頭することになりました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
今週の主なトピック
第12週「逆転しない正義」の主なトピックは次の4つです。
1:宣撫班の嵩くん
2:戦況悪化
3:岩男くんの最期
4:昭和20年夏
【その1】宣撫班の嵩くん
今週、嵩くんは部隊の宣撫班(せんぶはん)に入ります。
宣撫班(せんぶはん)とは、占領地域で住民の協力を得るために組織した小部隊で、その中での嵩くんの仕事は絵の才能を活かして紙芝居を作ること。
そして紙芝居の目的は、地元民に対して軍隊は敵対的な行動をとらないと宣伝することです。
しかし、地元民の人たちはすでに軍隊に対して疑いの目を向けている。
そんな現実を知った嵩くんが、地元民の現実と軍隊の建前の間で苦悩しながら紙芝居を続けることになるようです。
ただし、今週の後半では戦況が悪化。
のんびり紙芝居づくりをしている余裕はなくなってしまいます。
【その2】戦況悪化
嵩くんたちの部隊が中国の駐屯地にやって来てから数ヶ月が経過した昭和20年(1945年)春。
嵩くんは紙芝居づくりの没頭できるような状況でなくなります。
敵軍の駐屯地への攻撃が始まるのです。
そして、嵩くんたちの部隊は大きな問題を抱えることに。
補給路が絶たれ食糧不足に陥ります。
そして食糧不足の中で康太くんの小学校時代の性格が回収されます。
康太くんは小学生時代、嵩くんの弁当を奪い取る食い意地のはった子として描かれました。
食い意地がはった子が大人になって食糧不足という危機に陥る。
そして康太くんが暴走を始めます。
小学校時代の弁当を奪い取るエピソードがこんなところで回収されるとは予想もできませんでした。
【その3】岩男くんの最期
今週、岩男くんが戦場で最期を迎えます。
岩男くんは嵩くんと同じ駐屯地で野戦任務に当たっています。
そして現地で暮らす男の子が岩男くんになつきます。
岩男くんは入隊直前に結婚しており、子供も生まれてすでにお父さんです。
だから岩男くんも自分になついてきた男の子を息子のように可愛がります。
そんな岩男くんが戦場で最期を迎えるのですが、なんと岩男くんは上記の男の子に撃たれて命を落とすのです。
どうしてそんな不条理なことが起きるのか。
詳細は本欄では伏せておきます。
【その4】昭和20年夏
今週、終戦の年の夏、そして終戦の日が描かれます。
そのころのエピソードで最も気になるのは次郎さんのエピソードです。
なんと次郎さん、病気で入院しています。
しかも当時は死の病だった肺結核。
終戦を目前にして悲しいフラグが立ってしまうようです。
また、のぶちゃんが暮らしている高知市が空襲に見舞われる場面も。
そのようなエピソードを経て、今週ようやく戦争が終わります。
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