2025/9/10(水)第24週「あんぱんまん誕生」
あらすじ
のぶは八木の会社で、そこに集まってきた子供たちに『アンパンマン』の物語を読み聞かせをしました。
のぶは子供たちが喜んでくれることを期待していましたが、子供たちの反応はいまひとつでした。
そんな中、手嶌のはからいによって嵩が監督をつとめたアニメ映画『やさしいライオン』が公開されました。
そして、その作品は好評を博しました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週、嵩くんは再び「あんパンを配るおじさん」の漫画を描き始めます。
嵩くんが再びこのキャラクターを描き始めるまでの「あんパンを配るおじさん」のこれまでの歩みを振り返ってみました。
「あんパンを配るおじさん」振り返り第21週
嵩くんが初めて「あんパンを配るおじさん」を描いたのは第21週でした。
第21週では、嵩くんが作詞したくちゃんが作曲した『手のひらを太陽に』が大ヒット。
ヒット曲を作詞した先生として嵩くんは、テレビの仕事が舞い込むなどして仕事が殺到し忙しくなってきました。
仕事には困らなくなった嵩くん。
しかし、その頃に嵩くんは大きな悩みを持っていました。
それは、仕事こそ増えているものの肝心の漫画家としては売れる気配がなかったことです。
仕事もある。
名前もそこそこ売れ始めた。
しかし、相変わらず代表作がない漫画家。
おそらく嵩くんの身内以外はほぼすべての人は、嵩くんが漫画家であるという認識さえなかったような気がします。
同じころ、のぶちゃんも悩んでいました。
長年勤めてきた会社を理不尽な理由からクビになり、自分は大志に向かって頑張ってきたつもりなのに何者にもなれていなという悩みです。
仕事はあるけど代表作と言える漫画がない嵩くん。
頑張ってきたつもりなのに何者になれていないことに気がついたのぶちゃん。
二人の口論は近距離別居にまで発展し、そんな産みの苦しみを経て誕生したのが「あんパンを配るおじさん」というキャラクターでした。
「あんパンを配るおじさん」振り返り第22週
第21週で誕生した「あんパンを配るおじさん」というキャラクターをのぶちゃんは心から気に入りました。
しかし、どの出版社からも見向きもされない。
それが第22週。
ところで第22週では、嵩くんは自費出版で詩集を刊行しました。
以前から八木さん他、周囲の一部の人々から詩人としての才能を指摘されていた嵩くんですが、ここに来てその才能を自覚しはじめたのでしょうか。
そして嵩くんの詩集に目をつけた八木さんが、自社内に出版部を新設して嵩くんの詩集を商業出版し、これが大いに売れました。
この詩集に加えて、嵩くんは相変わらず漫画以外の仕事を任される。
第22週では、ラジオドラマの脚本『やさしいライオン』を完成。
漫画とは関係ない仕事が続くことで、「あんパンを配るおじさん」というキャラクターは忘れられた存在になってしまいました。
「あんパンを配るおじさん」振り返り第23週
第23週でも、引き続き「あんパンを配るおじさん」というキャラクターは忘れられたままです。
しかし第23週は、嵩くんの漫画家として転機が描かれる記念すべき週になることは間違いありません。
第23週で嵩くんは漫画コンクールにエントリー。
そして嵩くんの作品は最高賞である大賞に選ばれ、これが嵩くんの漫画の代表作として認識されるようになります。
漫画の代表作がなかったことが一番の悩みだった嵩くん。
この悩みが解消されるわけです。
そんな中で、あの手蔦治虫からアニメ映画のキャラクターデザインの仕事を依頼されます。
これも漫画家として仕事です。
そして同じく第23週ではヤムおじさんが再登場。
ヤムおじさん、今も戦争で傷ついた心を引きずっているようです。
ヤムおじさんの心の傷がまだ癒えていないことを知った嵩くんは、そんな人の心を癒せる漫画を書きたいと気持ちを新たに。
そして迎えた今週の第24週。
漫画家として自信を持ち始め、かつヤムおじさんみたいな人の心を救いたい一心から、嵩くんは再び「あんパンを配るおじさん」の漫画を描き始めるのかもしれません。
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