トキと小谷がランデブー / ばけばけ 50回
2025/12/5(金)第10週「トオリ、スガリ。」
あらすじ
松野家の面々に背中を押された小谷は、トキをランデブーに誘いました。そして迎えたランデブーの日。小谷が松野家までトキを迎えに来ました。松野家の面々はランデブーがうまくいくことを期待しながらトキと小谷を見送りました。
小谷がトキを連れて行ったのは、トキがこよなく愛する怪談の舞台である清光院でした。清光院に連れて来られたトキは心から喜びました。そしてトキは夢中になって小谷を清光院の境内に案内しました。
そんな中、ついに小谷がトキに気持ちを打ち明けました。トキが怪談が好きだと知ってから自分なりに怪談を読んでみた。しかし自分にはどうしても怪談が好きになれない。そして、怪談好きのトキにはついていけないと。
一方、その日ヘブンは執筆が進まずにいました。夕方、ヘブンのもとに戻ってきたトキにヘブンは尋ねました。小谷と過ごした時間は楽しかったかと。トキが楽しくなかったと答えたのを聞いたヘブンの筆はようやく進み始めました。
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感想
今週の振り返り:小谷くん
今週はヘブンさんの教え子の一人である小谷くんが、ヘブンさんの忘れ物を届けるためにヘブンさんを訪ねてきたところからややこしい問題がスタート。
小谷くんがヘブンさんの元に足を運んできたのは実は裏の目的がありました。
裏の目的とはトキちゃんと会って話をすること。
トキちゃんと過ごす時間が多いヘブンさんをうらやましがるなど、ヘブンさんを訪ねてきた小谷くんは思わせぶりな発言を連発しました。
その数日後(?)。
小谷くんが松野家の前でウロウロ。
令和の現代ならばストーカー行為をしました。
そんな小谷くんの姿を目撃したサワちゃんが問い詰めると小谷くんはあっさりと白状しました。
トキちゃんのことが好きであると。
そして小谷くんの気持ちを知ったサワちゃんも小谷くんの恋を応援すると約束。
月曜日の放送の段階でここまで話が進みました。
そして前回は松野家の人々が小谷くんを婿に迎えようとノリノリに。
しかし問題が生じ始めました。
小谷くんがトキちゃんとの共通の好みを見つけられないことです。
トキちゃんが好きなことといえば、怪談とその界隈のことばかりで小谷くんはその方面にはまったく興味がない。
しかも食べ物の好みまで違うことが判明。
そして今回・・・
小谷くん、トキちゃんを断念。
ランデブーの朝まではノリノリだったようですが、清光院でのトキちゃんを見てドン引きしたのは間違いない。
そして、トキちゃんは自分のことが大好きだと幸福な勘違いをして去っていきました。
小谷くん、これでドラマからも退場でしょうか。
今週の振り返り:トキちゃん
今週もトキちゃんに対するヘブンさんへの気持ちの変化が少しづつ描かれました。
トキちゃんは今もなおタエさんのもとで三味線や生け花、茶の湯などの稽古をつけてもらっているようです。
この稽古はそもそもはヘブンさんに解雇されないことが目的でした。
しかし、いつの間にか稽古の目的が変わっているようです。
そのことをタエさんはするどく察しました。
タエさんは言いました。
三味線は技術を磨いただけではいい音色は出せない。
聴かせたい相手がいて、はじめていい音色を出すのだ、みたいなことを。
つまりタエさんは、トキちゃんが「聴かせたい相手」がいるレベルの音色を出していることに気がつきました。
しかしトキちゃんは「聴かせたい相手」には無自覚だったようです。
でも、タエさんにそんなふうに指摘されて照れていたようにも見えました。
その直後にリヨちゃんから稽古をやめてほしいと苦情を言われるトキちゃん。
リヨちゃん、ヘブンさんに対して懸命にアピールしても「シジミさん」と比べられてしまうことが悔しいらしい。
前週のトキちゃんだったら、リヨちゃんの頼みを素直に受け入れていたかと思います。
しかし今週のトキちゃんは、リヨちゃんから苦情を言われて複雑な気持ち。
また、今週は遊女のなみさんから「最近いい顔してる」との指摘も受けました。
「いい顔」とは「恋をしている顔」を意味するのでしょう。
そして前回、ヘブンさんが回復。
元気になったヘブンさんはトキちゃんに尋ねました。
小谷と何の話をしていたのかと。
小谷くんと出かける約束をしたのだと正直に答えるトキちゃん。
しかしトキちゃんの返答に対して特段の反応を示さないとヘブンさんの様子を見て気持ちがモヤモヤする.
トキちゃんの以上のような変化が周囲の人々の態度によってあぶり出されてきました。
そして今回・・・
トキちゃんだけでなくヘブンさんの気持ちの変化も見えてきました。
トキちゃんと小谷くんのランデブーの日、ヘブンさんの執筆がなかなか進まなかったのはやっぱりトキちゃんのことが気になっていたからでしょうか。
そして戻ってきたトキちゃんが小谷くんとの時間は楽しくなかったとヘブンさんに告げると、安堵の表情を浮かべるヘブンさん。
そして筆が進み始めました。
残念ながらヘブンさんはトキちゃんに背中を向けていたので、ヘブンさんの安堵の表情をトキちゃんは見ることが出来ませんでしたが・・・
予習レビューと史実のリアルエピソード
風邪で寝込むヘブンさん
今週、ヘブンさんが風邪で寝込んでしまいます。
松江の冬の厳しい寒さに耐えかねたヘブンさんは体調を損ねてしまうようです。
そして家で寝込んでしまうヘブンさん。
そのヘブンさんの見舞いをするために教え子の一人である小谷くんがやってきます。
この小谷くんの来訪が恋バナの展開のきっかけになることは火曜日の本欄に記したとおりです。
ほどなくしてヘブンさんの体調は回復。
元気になったヘブンさんはトキちゃんと小谷くんとともに清光院へ。
以前、トキちゃんが銀二郎くんと一緒に足を運びお互いに怪談好きであることを確認し合った場所です。
血の跡がついている井戸のある場所です。
トキちゃんはそこで怪談オタクぶりを発揮。
おそらくヘブンさんもその場所をすっかり気に入るのでしょう。
しかし小谷くんだけは「怪談オタク」の二人についていけない。
そして小谷くんのトキちゃんへの恋心は冷えてしまいます。
ヘブンさんの風邪がきっかけで始まった小谷くんの恋は、ヘブンさんの体調の回復で終了です。
ところでドラマの中では上記のような扱われ方をしたヘブンさんの風邪。
この風邪は史実では極めて重要な意味を持ったイベントなのです。
【史実】ラフカディオ・ハーンの風邪
史実では「風邪」が女中を雇うきっかけでした。
明治24年(1891年)正月、ラフカディオ・ハーンが松江にやって来て初めて迎える冬は厳しい寒波に見舞われ極寒の冬でした。
ただでさえラフカディオ・ハーンは寒さが苦手でした。
そこへ例年にない寒波。
ラフカディオ・ハーンにとってはそれまでの人生で経験したことがない寒さでした。
そんな中でラフカディオ・ハーンは熱を出して寝込んでしまいました。
意識が混濁するような状態にまでなったのだそうです。
その頃、ラフカディオ・ハーンは借家住まいをしていましたが女中は雇ってはいませんでした。
なので寝込んでしまったラフカディオ・ハーンの面倒を見ていたのは錦織くんの実在モデルである西田千太郎でした。
しかし西田千太郎も病弱な体質でした。
ラフカディオ・ハーンの回復が見えてきたころに今度は西田千太郎が寝込んでしまいました。
ラフカディオ・ハーンはこれ以上、西田千太郎に頼るわけにはいかなくなりました。
そこでラフカディオ・ハーンは女中を雇うことに決めたのです。
【史実】女中の給金
ドラマの中ではトキちゃんがヘブンさんから受け取っている給金は月額20円。
初任給の10円は銭太郎さんに返済し、残りの10円は三之丞くんに渡しました。
給金は史実ではどうだったのか。
ざっくりと以下の通りです。
小泉セツさんがラフカディオ・ハーンから受け取っていた給金は月額15円でした。
ただし女中になった際に支度金として20円を支給されています。
小泉セツさんは支度金として受け取った20円はすぐに返済にあてました。
そして毎月受け取る15円の給金のうち10円を返済に充てることにしました。
なお、小泉セツさんが女中になった当時は、三之丞くんの実在モデルである小泉藤三郎が多額の借金を作ったところでした。
借金の額は150円。
一方松野家の実在モデルの稲垣家の借金はその頃返済が終わっていたと言われています。
そのため小泉セツさんがラフカディオ・ハーンの女中になると決めた最大の理由は、生家を救うことにありました。
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三人揃って茶碗返し。待ち伏せの小谷君。「あとは若いもん同士で、」見合いか!小谷君とおトキさんのランデブー、ヘブンさんやはり気になる。ロングショットの二人の姿。二人の距離が妙に長いのが気になる。心霊現象を信じない小谷君。まさか自分からおトキさん振るとは。「ごめんなさい」ねるとん紅鯨団か!小谷君醒めたけど、一時とはいえ、彼はおトキさんの事が好きだった。しかしおトキさんにとっては小谷君も単なる通りすがりの他人。そんな事より怪談の方が遥かに好き。(高市総理?ケロロ軍曹?)怪談が好きー!(長野?)