本放送:2012年2月11日(土)
再放送:2014年8月9日(土)
再々放送:2025年2月1日(土)
第19週「自信」
花言葉の花「雪割草」
あらすじ
直子の見舞いに行った千代は、直子から級友たちの才能の豊かさを聞かされ、彼らが洋裁士として成功する将来の姿に思いを馳せます。千代が無事に岸和田に戻ると、所持していたお金をすべて使い果たしており糸子らを驚かせました。
一方の優子は店に出始めてから一ヶ月が経ち、仕事ぶりもサマになりつつありました。そんなある日、サックドレスの注文をしに妊婦がやって来ました。糸子はデザインを任せると、張り切って夜遅くまで仕事に取り組む優子。
しかし客の都合よりも自分の完璧主義を優先しがちな優子が気になる糸子。そんな中、仮縫いに時間をかけ過ぎたため妊婦が倒れてしまいました。部屋で寝かされた妊婦に手を付いて謝る優子。
妊婦は大事に至らず快く許してくれたことで安堵する糸子。優子も恵や昌子に励まされ気を取り直していたその時、東京の直子から電話が来ました。直子が名誉ある賞をとったというのです。
感想
級友たちの才能を素直に褒め称える直子。「自分は天才だと思ってたがこの子らにあってちょっと焦った。源太はすごいで、こいつのつくる服はごっつすごい」
いつぞや直子の下宿に集まり岸和田まで遊びにやって来たあの見るからにイケてない男の子たち。田舎者の劣等感を持たずに済むから直子は友達になったとばかり思っていましたが、そうではなかった。
彼らの才能の豊かさに惚れ込んでいたんですね。直子とイケてない三人の男の子たちはお互いの才能に惹かれ合って集まったみたいです。彼らのモデルは一体誰なんでしょうか?
そんな彼らの才能を聞かされ「楽しみやな、みんな立派な洋裁士になるやろな」と心から感心する千代さん。所持金五千円を使い果たすも、大金を使ったことはまるで気にならず「何出しても喜んで食べてくれてよかった」
前回、神戸箱の思い出を話しながら千代さんのお母ちゃんが人にものを贈るのが大好きだったと述懐していましたが、その性格は千代さんにしっかりと遺伝したらしい。さて、その性格はその後は誰かに遺伝しているのでしょうか。
そんな中、直子が「ごっつい賞とったらしい」。直前に、その秀才ぶり、完璧主義ぶりがたたって大失敗をやらかした優子が直子の報を耳にした時の驚愕の表情がすごかった。次週、またひと波乱ありそうです。