おかえりモネ

永浦家で新次と亮が対話 / おかえりモネ 第113回

2021年10月20日(水)第23週「大人たちの決着」

あらすじ

永浦家に新次と亮がやって来ました。耕治は二人きりで話すよう新次と亮に告げると、二人を残して部屋を出て行きました。しかし亮の希望によって、百音、未知そして亜哉子は、親子が向き合う様子を見守ることになりまいた。

久しぶりに親子二人だけで向き合う新次と亮。亮が新次に訴えました自分が漁船を購入したら、新次には漁師に復帰してもらいたい。自分の漁船に新次も一緒に乗ってほしいと。しかし、亮の頼みを新次は拒みました。

新次は亮に言いました。元に戻ることがすべてではない。自分は海の仕事はあの日を最後にするつもりだ。亮はもう一人前の漁師だ。自分のやりたいようにやれ。亮は自分の人生を生きろと。新次の気持ちを亮は受け入れました。

亮と気持ちが通じ合った新次は、美波が震災で行方不明になってからの日々を思い出し、美波の死を受け入れ一区切りをつける覚悟を固めました。そして新次は美波に「ありがとう。さようなら」と告げると、死亡届に押捺するのでした。

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予習レビュー

ついに新次さんとリョーちんの親子対話が始まります。

ところで新次さんはイチゴ栽培に転身していたことが前週の月曜日に明らかになっていました。

そして今週の月曜日の回でも、新次さんの転身を印象づけるかのようにイチゴの配達をする新次さんの姿が描かれます。

さて、そんな新次さんに対するリョーちんの願い。

それは、新次さんが漁師に復帰すること。

そして、リョーちんがこれから購入する漁船に一緒に乗ってもらうことです。

しかし、新次さんはリョーちんの頼みを拒否。

新次さんが漁師に復帰すること、リョーちんの漁船に乗ることを拒否した理由は行方がわからないままの美波さんの存在にあるようです。

しかし、美波さんと漁師復帰拒否の間にどのような関係があるのかは今のところ不明です。

今回あたり、新次さんは美波さんへの複雑な思いに一区切りつけることはできるのでしょうか。

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感想

ブログ主にとって『おかえりモネ』の半分は、新次さんの物語でした。

なので、物語の半分が今回でほぼ終わった。

そんな気がしています。

新次さんの喪失感

ブログ主はずっと、ドラマが最終回を迎えるまでに新次さんが立ち直ることを期待していました。

しかし、新次さんが立ち直るまでにはまだまだ時間を必要そうです。

新次さんは言いました。

みんなは元に戻ろうと言うが、元に戻ることだけがすべてではない。

新次さんの言う通りかもしれません。

そもそも、大事な人を失ったら元に戻ることなどできません。

大事な人を失った事実から目をそらして元に戻ったつもりになったとしても、それは自分に対して嘘をついているようなものです。

大事な人を亡くした喪失感が癒えるにはかなりの時間を必要とします。

人によって、その喪失感が一生消えない場合だってあります。

さて、これまでの新次さんは、自分の喪失感にリョーちんまでも引っ張り込んでしまっていました。

しかし、新次さんは、ようやくリョーちんをその喪失感から解放しました。

リョーちんも、新次さんの喪失感の深さを理解したようです。

新次さんの喪失感が癒えるのが、十年後になるのか三十年後になるのかはわかりません。

しかし、新次さんが立ち直ることを期待し過ぎるのは、今の新次さんにはあまりにも酷なことだと思ったブログ主でした。

明日はいよいよ永浦家の父と息子?

新次さんとリョーちんの親子関係が修復。

明日はいよいよ、龍己さんと耕治さんの番でしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. 夕顔 より:

    前を向くって、元に戻ることだけじゃない。

    確かにです。人類の歴史も、破壊と再生を繰り返しながら進化をしてきた。
    「再生」=「復旧」だけではなく、
    「再生」=「新生」なんですね!

    新次さんも、やさぐれていた(ゴメンナサイ…)だけじゃなくて色々考えていたんですね。

    「ありがとう、さようなら」
    そう言った後、死亡届けに押印する新次さんの姿に、思わず涙が出た。

    今までの9年間の過去が色々フラッシュバックされて、やっとここまで来られたこととか、色々複雑な涙でした。

    ところで、新次さんが持っていた苺の箱に、『けせまひめ』って書かれていましたねぇ。
    調べたら、「気仙沼の姫」って意味で、架空のブランドらしい。

    気仙沼の姫♡
    何となく美波さんを彷彿させられる、可愛らしい苺だなって思いました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

  2. 秋桜おばさん より:

    重い15分でした。
    モネちゃんの抱えた闇もそれは深かったけれど、愛妻も家も仕事も(りょーちん以外)何もかも亡くした新次さんは一人暗闇の中でもがき続けた9年だったことでしょう。
    まだまだ立ち直るまで簡単ではないだろうけど、イチゴ農家で明るい笑顔見られるようになったのは進歩ですね。
    新次さんから船には乗らない覚悟を聞いたりょーちん、船に一緒に乗ることが親子の再生ではないと理解できて「けりをつける」ことが出来たかな。
    それにしても、美波さんの十八番が「かもめはかもめ」だったことがここに来て回収されるとは!泣かされました。
    それと、海の男にここまで惚れられて、美波さんは幸せな人だったことに救われた気がします。

  3. ずんこ より:

    『かもめはかもめ』
    美波さんの、カラオケの十八番。
    あの明るく元気な美波さんにしては、暗い歌だなと思っていました。
    中島みゆきさんですから…。
    その疑問、違和感が、今日回収されました。

    「諦めました あなたのことは…」
    このための、選曲だったのですね。

    元に戻ることだけが全てではない。
    違った道で、違う方向で、前に進むことも出来ます。
    新次さんは、違う方向で前に進むことを選んだのでしょう。

    自分のやりたいようにやれ
    これは亜哉子さんが娘たちに掛けた言葉と、同じ。
    「各自持ち場で奮闘されたし」という決め台詞のブログ(日記)もあります。
    それぞれが、前を向いて、自分の道を探して行くのですね。

  4. つい しょうこ より:

    新次さんは判を押して美波さんに別れを告げた。これからはお部屋にお位牌が安置されて、朝夕に手を合わせて美波さんに語ることになるのでしょう。
    美波さんを向こうに送り出した。その思いが新次さんに美波さんを近くに感じさせるようになったらいいと願わずにいられない回でした。

  5. ぱぽりん より:

    <おかえり、モネ>の終了を目前に控え、ちょいと。

    <おかえり、モネ>に初めに書込んだように、清原さんは素敵な役者だと思うのですが朝ドラのヒロインとしてはどうなのか疑問がありました。
    しかしそれこそが清原さんをこのドラマのヒロインとしたことなのだなと、ここのところ感じています。
    明るく元気で頑張り屋、なのではなく、ず~と何かを抱えているヒロイン。
    いわゆる朝ドラヒロインらしくないヒロイン、それが求められたのでしょう。
    ただ、勉強が苦手の設定はやはり余計ですよね。

    雅代が転生したのが牡蠣では収獲されてしまってどうなる、の心配がありましたが、耕治の作った笛に宿ってやれやれ。
    きっと雅代は、龍巳が賞を得た牡蠣だったのではないか、収獲時期もそんな感じだし。

    「仏様もいました」は違うのでは。
    生きることは苦しいこと。
    悟りを開きそんな輪廻から外れ「もう生まれ変わることはない」と言い死んでいった仏様。
    それは絶対的な死であり存在の完全な消滅、つまり、今、仏はいない。
    気持ちは解るけれど、坊さんとしてはおかしなセリフではないかと思うのです。

  6. ぱぽりん より:

    好物の360°ビューのないまま終了を目前にしている<おかえり、モネ>。
    <青天を衝け>ではパリでの一行の住居、中の家(なかんち)と二つもあるのにね。

    先週だったか永浦家という設定か鳥瞰で全体が映された家がありましたが、永浦家とはプランが全く違う。漁師の家と言うよりは昭和半ば以降に建てられた典型的な農家のプランが想像される。

    さて作中の永浦家は、「先祖は隠れキリシタンか」などと思ってしまう摩訶不思議なプラン。
    時計の文字盤に落し込むと、中心を通り3時から9時へと続く廊下と0時から6時へと続く十文字の廊下が目を引く。
    厨房を0時から3時の間に置くと、3時から6時の間に茶の間があり、6時から9時にかけては中庭と作業小屋及び研究室。
    9時から0時の間は茶の間寄りに仏壇のある和室、9の文字寄りに美波が歌った和室。
    0時の部分には階段があって、百音と未知の部屋があると思われる2階に続く様子。
    3時の部分は自分の記憶では映像に移っていないのでわからない。
    6時の部分は例によってひし形のガラスの入った扉があるが、風呂上りと思われる百音が出てきたことがあったので水回りがあると思われる。

    では玄関はどこにある?
    朝ドラで主人公の住まいの玄関が一度も写らないのはきわめて稀な例ではないだろうか。
    先般の法事から一家が帰ってきたシーンで、9時の上方からみんなが姿を現したので、どうやら美波の歌った和室の隣にあるらしいことが解った。
    この廊下、それまでは行き止まりだと思っていたのですが、そうではなかった。
    で、ここに廊下が回り込んでその先に玄関があると考えないのは、廊下があったなら掃き出しの障子となるはずがそうではなく、壁と畳から尺五寸ほど上がった窓となっているからだ。

    ふ~、と、ようやく落ち着いたと言いたいところだけれど、龍巳、耕治亜哉子がどこに寝ているのかは謎なままだ。
    それに、民宿として客を止める部屋も解らない。
    これらの解決はありや?

  7. 丹善人 より:

    今日も浅野忠信さんの名演技が光りましたね。
    「美波のいない船に乗っても意味がない」
    漁であった嬉しいこと悲しかった事、何でも話し合っていた夫婦だったんでしょうね。
    「話を聞いてくれる相手がいない」
    猛烈な絶望感。
    それでも、「俺は絶対立ち直らない!」と絶叫したときから一歩は進めた。

    女性3人に立ち聞きされても、りょーちんにはその方が話しやすかったようですね。しっかり視聴者の声をフォローしてます。

    「俺は元のようには戻れない」
    いいじゃないですか。アニメにもなったコミック「ピアノの森」では、天才ピアニストが事故で最愛の恋人と指の筋を切断して、一生元の演奏が出来なくなったのに、20年経って最新の医療技術で完治したのに、精神的な事で元のようには弾けないところ、偶然の出会いで弟子にした天才ピアニストから、「俺にピアノを教えてくれた時のように、0から始めてもいいんじゃないか」という励ましで、奇跡的復活を果たしますが、そのような関係をりょーちんは望んでいるんじゃないでしょうか。

  8. オペラ座の怪人 より:

    今日もまた、思いっきり重たかったですなあ。
    りょーちん父子を、ふたりっきりにしてやれよ~
    というご意見も多かったけど、
    りょーちんの方から「みんなもいておくれ」だって。

    もう少し丸く収まって、
    りょーちんがみーちゃんを抱き寄せて、
    「俺、みーちゃんと結婚します。」
    「いや、結婚させてください。」

    っていうような展開を期待していましたが、
    そうはいきまへんでした。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  9. 還暦のたつお より:

    「いてください。」聞いてほしかったんだ。この二つの家族なんかもう一つになりそう。ぶつかり合う父子の想い。父と共に仕事をしたい息子。堅い決意で海には戻らない父。父の複雑な思いどこかしら理解できる。長い付き合いだからこそできる本音の助言。遂に押される印鑑。呟くように父の歌う「かもめはかもめ」前を進む為に過去と決別する。人生には必要なことだが、余りに辛く痛い決断。万感の思いで見ました。

  10. あさのあさみ より:

    もう朝から号泣でした。新次さん神回です。

    りょーちんが遭難する設定は、モネちゃんの気象予報が的確だったことをみせるだけでなく、美波さんに祈ることで美波さんの死を認識させるという見事な構成でしたが、
    今日も「かもめはかもめ」の歌詞に改めて感じ入りました。
     あきらめました
     もう電話もかけない
     ひとりで行くのがお似合い
    ただ美波さんか好きだった流行歌というだけでなく、こんなにも今とリンクさせる歌だったとは。

  11. 魁光3号 より:

    元に戻ることがゴールではない。
    失ったものが戻らない限り、元に戻ることなんてないのだから。

    新次さんが9年に渡って苦しみ続けたテーマじゃないでしょうか。
    新次さんは苦しみつつ、新しいスタートを歩み、一歩一歩前に進んでいく。これもまた人生です。

    そして印を押すことで全てが亡くなったことにはならないか?と。

    いえいえ。亡き雅代さんが今でも慕われたり、話に出てきたり。みんなの思い出として心の中で生き続けています。

    新次さんやりょーちんが美波さんのことを忘れさえしなければ美波さんはずっと生き続けていますよ。

    志村けんさんの追悼番組での高木ブーさんの名言を最後に。

    「決めたの。決めました。46年だよね。ドリフターズとして、志村と僕らといっしょにやってた人間って、ちょっと一般の方と違うんだよね。僕らはね。だから、志村は死なないの。ずっと生きてる」

  12. よるは去った より:

    亮「それでも・・・・・・俺は親父に船に乗って欲しい・・・・・・・・。」

     りょーちんは幼い時から漁師として船で働く父さんの姿に憧れを抱きながら育ってきたのは確かですね。

  13. 還暦のたつお より:

    このドラマ、吉田潮さんが褒めていたら、吉田さんネットでけなされていました。確かに、木俣冬さんの詳細で的確な分析には、遥かに及ばないけど、だからといって叩かなくても。同時にこのドラマも叩かれていたけど、このドラマある意味「あまちゃん」に匹敵する冒険作だと思います。確かに朝ドラとして考えると、らしくないかもしれないけど一個の独立したドラマとして考えるとかなり完成度は高かったと思います。もう終わり近いけど半年間楽しませてもらってありがとうございました。

    • 名乗る程の者ではございません より:

      還暦のたつお様

      正直申しますが私自身は現在このドラマをテキトーにしか見ていません、月曜日の23時と土曜日の総集編は見ているのですがその後に放送されるウルトラセブンとチコちゃんの前座としてテキトーに眺めているぐらいです。
      これは私自身には合わないドラマだったかと思うぐらいで全否定する気は毛頭ございません、好きの反対は無関心だと思います。
      ドラマをTwitter等で常時叩いている方々に対しては報酬が派生するわけでもないのになんで嫌いなモノにそれだけ情熱注げるのかと不思議な印象を持ちますね、親の仇でもあるまいしと。

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