2021年10月21日(木)第23週「大人たちの決着」
あらすじ
新次と亮は、ようやく分かり合えることができました。そして、二人が帰った後、新次と亮の親子が対話する姿に心を動かされた耕治は、改めて龍己と向き合いました。二人の話し合いには、亜哉子、百音、未知も加わりました。
家族が顔を揃える中で、耕治が話を切り出しました。実は漁師をやってみたかった。永浦水産を継ぐ継がないの前に、海の仕事をやってみたかったのだと。そんな耕治に対して、龍己は説いて聞かせました。海の仕事がどれほど厳しいものなのかを。
龍己の説得に対して耕治は言いました。銀行員として働く中で、地元で海の仕事をする人から聞いた話を語り始めました。震災で壊滅状態の中から、復旧に向けて立ち上がる龍己の姿に励まされ、漁業を続けることができたのだと。
そして耕治は、龍己に対して頭を下げました。海の仕事が簡単でないことはわかっている。簡単でないからこそやるのだ。地元の人々のためにも、永浦水産を残したいのだと。耕治の必死の訴えを、ついに龍己は受け入れるのでした。
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予習レビュー
久しぶりに親子で向き合うことができた新次さんとリョーちん。
二人の間にどのような会話が交わされるのか、詳しいところはまだわかりません。
しかし、新次さんとリョーちんが真剣に向き合う姿は、耕治さんの心に強い印象を残した模様です。
銀行をやめて永浦水産を継ぐと宣言するも龍己さんの猛反対くらった耕治さん。
再び、龍己さんと向き合い、自分の希望を伝えます。
最終的に龍己さんが耕治さんの願いを受け入れるのかどうか、どのような「決着」になるのかは今のところ不明です。
しかし、海の仕事は厳しいと耕治さんに説き始めた龍己さん。
耕治さんの願いを受け入れるつもりなのかもしれません。
また、耕治さんとしても永浦水産を継ぐと決めたことに対して、何やら深い動機があるようです。
前回の新次さんとリョーちんの親子対話に次ぐ、龍己さんと耕治さんの親子対話。
二組の父と息子が対峙する場面、号泣の準備が必要かもしれません。
感想
龍己さんの名演
父親の仕事を継がなかったことで、父と息子との間に確執が生じた朝ドラと言えば思い出すのは『ちりとてちん』。
ヒロインの祖父と父の確執と和解が同作の中で描かれました。
次回作『カムカムエヴリバディ』でも、同様の父と息子の確執が描かれるようです。
本作『おかえりモネ』でも、耕治さんは龍己さんの仕事を継ぎませんでした。
自分の道を選ぶのは自分なのだという考え方のもとに。
そんな耕治さんと、自分の仕事を継いでもらえなかった龍己さんの間に確執らしきものは一切ありません。
龍己さんは、そのことをどのように捉えているのか。
それがブログ主にとっては大きな謎の一つでした。
その謎が、最終週の直前になってようやく明かされました。
耕治さんが銀行に就職したとき、そのことを龍己さんは実はとても喜んでいた。
そもそも龍己さんは、耕治さんに自分の仕事を継がせる気もなかったのではないか。
だからこそ、永浦家の父と息子の関係はギクシャクしたものではなかったのだと、やっと得心できました。
そうは言っても、耕治さんが海の仕事をしたいと言い出したとき。
頭を下げてまで継ぎたいと言ったとき。
龍己さんは嬉しかったはずです。
前回の新次さんの名演に続きて、龍己さんの名演に心が震えました。
速報:次週、莉子ちゃん再登場?
次週の木曜日放送の『おかえりモネ』に今田美桜さんがクレジットされています!
最終回直前の回にあたるタイミングで、莉子ちゃんが再登場するようです。
ただし、仙台で活躍する姿が初めて登場するのか、東京編の回想映像となるかは、今のところ定かではありません。
次回作『カムカムエヴリバディ』の出演者情報
次回作『カムカムエヴリバディ』の出演者情報の記述を書き直しました。
書き直しを行って面白いことを発見しました。
本年2月4日のキャスティング発表時に「嫁」として紹介されていたある女性キャラが「女中」に改められていたのです。
この女性キャラが「嫁」として嫁ぐことになっていた家と、「女中」として仕えることが確定した家は同じ家。
初代ヒロインが嫁ぐ家です。
ちなみに「嫁」から「女中」に変更になったこの女性キャラは、あるイケメン男性キャラをめぐって初代ヒロインと深いかかわりを持つ人物です。
この変更によって、視聴者の心をざわつかせる展開になるのかもしれません。
さて、次回作『カムカムエヴリバディ』の番宣『もうすぐ!連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」』がまもなく放送されます。
『もうすぐ!連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」』
放送日:10月23日(土)8:15〜8:42
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昨日の涙の再生に対して、今日は笑顔の再生って感じでした。
でも私、実は今日もまた泣いた。
それは耕治さんの、
「簡単じゃないからやるんだよ!」
って言葉が響いたからです。
私はどこか、安易な道を探していたのかも知れない。それは自分の力量への自信の無さからだと思っていた。
でも、力量だとか、自信だとか、本当はそんなの関係ないんじゃないかしら?
亜哉子さんの言葉が、そう示唆しているように感じました。
「まぁ、実際無理かもね。でもやりたいことは変わってもいいし、いつ始めてもいいんじゃない?」
「あなたたちも、好きなことやりなさいねぇ」
うまく行くかどうかではなくて、ただ好きだからやる。
好きだからこそ、壊れても、倒されても、また何度でもしぶとく立て直せる。
そんなシンプルなことなんだと思えて、とっても気持ちが楽になれたのでした。
及川親子の確執が解決して今日は永浦家の家族会議、昨日に続いてシリアスになるかと思いきや、ぶっと吹き出す耕治さん、一気に肩の力が抜けました。男同士のぶっきらぼうなやり取りに補足したのは「ハニー」こと雅代さんのうちあけ話でしたね。
それも亜哉子さんと2人きりの。
最終章に向かって家族の課題が一つずつ解決して行きますね。後はみーちゃんの進路とモネちゃんの結婚かー。
これまで撒かれた種がどう実を結んで行くのでしょう。楽しみなような寂しいような…。
今頃、気がついたんだけど、
みーちゃんって「未知」ですよね。
かの、懐かしの映画「未知との遭遇」ってことで、
チビッ子の頃、周りに、いじられたんだろうなあ、
ってことに、ほんと、今頃、気がつきました。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
モネのしぶとさはお祖父ちゃん譲り何ですね。
しかしお祖父ちゃんはどうして最初から息子に、海の仕事に継がせようとはしなかったのだろう。産まれたばかりの子どもの将来などわからないのに。
新次さんは息子があとを継いでくれて喜んでいたのに。
まあ結果として、息子は陸での仕事、孫が空関係の仕事について、すべてが水に繋がって良かったのだが。息子の嫁も人を教える仕事でみんなばらばらの好きな仕事で喜んではいるけれど、そうなると、海関係の仕事を選んだみーちゃんの立場がないよね。お祖父ちゃんは喜んでないのかな。
まあ海に直接出て行く危険性のない仕事だから認めているのかもしれないが。
父は銀行を辞めて永浦水産を継ぐ。
母は民宿再開を見据えて、塾を開業。
姉は地域密着型の気象予報士として、地元の人たち役立つ方法を模索中。
さぁみーちゃん、皆に遅れをとっちゃったぞ、どーするよ?
いや、亮くん、どーするよ?か。
おととい、昨日とは、打って変わって、
今日は軽~いノリ、と思ったら、
意外と重たかったです。
そして、竹下景子さんご出演!
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「全てが整うと雨が降る。」でもまだまだ決着の着いてないことが。「何度でも立ち直れって言われるのきついぞ。」身につまされます。強い昭和の男から言われるとなおさら。耕治さんの意外な動機。父子の口論でもそこには肉親ならではの情愛が。龍巳さん、耕治さんにやるだけやらせてみるつもり。海にこだわらなくてもいい。それで耕治さんという名前が付いたのですね。あと一週間、全てがどのように整うのかな?
耕治さんのやりたいことは変えていいところ。ポジティブなところ。
さりげなく若き日のエピソードでのフラグを回収。
自らの人生を耕し治める。
今度は漁師としてまた新たな道を耕し、治め始めることに。
人生、チャレンジはいつからでも遅くない。
そんな勇気が貰えるエピソードでしたね!
龍己さんの前向きな姿勢に勇気付けられる地元の人たちの希望の火を消したくなかった。
銀行員だからこその経験談。現実にもたくさんあるはず。
銀行の退職が3月だと、もう最終回の後の時期になってしまいますね。
永浦水産代表・永浦耕治を一目見てみたかったんです(笑)