2021年10月27日(水)最終週/第24週「あなたが思う未来へ」
あらすじ
百音は気仙沼市役所の遠藤たちにある提案をしました。百音の提案は、それはウェザーエキスパートが開発した気象情報アプリとコミュニティーFMでの放送を連動させるというアイデアでした。遠藤たちは百音のそのアイデアに乗り気になりました。
一方で百音は、未知にもある提案しました。自分がこれから手掛けようとしている仕事と、未知の仕事を提携させることはできないかと。その頃、未知は思い悩んでいました。未知は、東京の大学での研究をあきらめきれずにいたのです。
百音は、未知の将来のことを亮にも相談しました。未知は大学に行った方がいいのではないか。亮もそのように考えていました。百音は、改めて未知に大学に進学するようすすめました。しかし、未知は故郷を離れることはできないと言いました。
未知を案じる百音は、未知に尋ねました。震災の日に何があったのかと。百音の問いかけに未知は語り始めました。それは未知が初めて口にすることでした。震災の日、未知は雅代を家に置いて逃げました。そんな自分のことを未知は許せずにいたのです。
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予習レビュー
『おかえりモネ』の第一週以来、モネちゃんが探し求め続けていた「人の役に立つ道」を、どうやらモネちゃんは見出したようです。
その道がどのような道なのか、それは今のところ不明です。
おそらく気象予報士の資格と経験を生かした道になるかとは思うのですが。
そしてモネちゃんは、ミーちゃんの仕事とお互いに連携することを提案します。
ところが・・・
みーちゃんは今もなお悩んでいます。
東京の大学に行って、水産の研究に携わるべきかどうかということを。
これまで幾度か、ミーちゃんが大学の願書出願のウェブページを眺めている場面が描かれてきました。
しかし、ミーちゃんはいまだに決断を下すことができずにいます。
ミーちゃんが決断を下せない理由、それはやっぱりリョーちんのことなのでしょうか。
一方のリョーちんは、今週の月曜日の段階では「大事な人を失う恐怖」から癒されていないことが判明しています。
ミーちゃんの未来はどうなってしまうのでしょうか。
感想
前回の菅波先生のまさかの緊急上京。
菅波先生がこれから大変な状況に巻き込まれるフラグが、最終回を目前にひかえたこんなタイミングで立ったことにも驚きました。
そして今回。
モネちゃんの心の闇とは比べものにならないレベルの深すぎる心の闇を、ミーちゃんが引きずっていたことが判明しました。
これまでミーちゃんが繰り返し闇の中に落ちる場面が描かれてきました。
とりわけ忘れられないのは、ミーちゃんのことを心配するモネちゃんに対して、ミーちゃんが「うるさいな!」と言い放つ場面。
そこまで言うかと本当にビックリしました。
しかし、雅代さんを家においたまま家から逃げ出したという事実。
これはつらい。
そのとき、生まれ故郷には不在で自分は何もできなかったというモネちゃんの苦悩よりも、ミーちゃんの苦悩はもっと深いということに納得です。
さて、前週までのモネちゃんは、笑顔の裏に隠されているリョーちんの心の闇に気づききれてはいませんでした。
同様に、ミーちゃんの心の闇がここまで深いとは、モネちゃんは想像できなかったかと。
一方、ミーちゃんはリョーちんの心の闇の深さを察していました。
リョーちんもまた、ミーちゃんが深く苦悩していることを見抜いていました。
ミーちゃんとリョーちん、お互いのことを誰よりもよくわかっているこの二人に幸あれと願わずにいられない『おかえりモネ』第118回。
残すところあと2回です。
気仙沼を去ってゆく菅波先生の後ろ姿がスローモーション
今回のアバンタイトルで、菅波先生が気仙沼を去る姿が再び登場。
菅波先生が、これからとんでもない状況に巻き込まれてしまうことなど、モネちゃんも菅波先生自身も夢にも思っていないはず。
そんなギャップを表現したのでしょうか。
気仙沼を去ってゆく菅波先生の後ろ姿がスローモーションだったのは。
ギャップの表現でありますように。
あのスローモーションが悲劇のフラグでないことを祈るばかりです。
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明るく快活な雅代が、なぜ避難を拒んだのか。
どうやら<その後の雅代>はすでに始まっていて、拒んだのではなく、状況を全く理解することが出来ず動けなかったことのように思われる。
雅代を避難させられなかったことが未知の心に突き刺さった棘となったのと同じに、未知にそうした思いを抱かせてしまったことは雅代にとっても同様で、<あの時>後の状態が急激に悪化した理由となったのかもしれない。
ドラマの語りが主人公に寄り添うのは当然として、何か未知を避けているように感じられたのは、脚本演出にそういう意図があったからなのだろうか?
最初に謝っておきます〜「すみません」(^_^;)
重箱の隅を突っつく様で申し訳ありませんが、モネが初めての帰省を終え、登米に帰る為に坂道を降っている途中、母親の亜哉子さんが牡蠣が入ったケースを抱えて追いかけて来る場面がありました。
その時、チラッと下の方に海が見えましたが、結構下の方で、「実家が高台でよかったなあ」と思った記憶があります。
・波が迫って来て、お婆ちゃんと逃げようとした。
・お婆ちゃんが動こうとしないので、お婆ちゃんを置いて逃げてしまった。
・幸いにも家には波が到達せず、お婆ちゃんは助かった。
このようにした方が、しっくり来るような気がするんだけどなあ〜
何にしても、お婆ちゃんが助かってよかった。
もし、波にのみ込まれてしまっていたら、みーちゃんの苦しみはもっと大きなものになっていたでしょうね。
「年老いた母親と手を繋いで何とかしのいでいたけど、波の力で引き離され、そのまま母親が目の前から消えてしまった」〜この様な話をされる被災者がみえました。
これに酷似する悲劇はたくさんあったんでしょうね。
お気の毒でなりません。
放送がラスト3回まで来て、やっとこのドラマの核心に触れた気がします。
私はみーちゃんとりょーちんが、一体何に縛られていると言ってるのか?正直分からなかった。
客観的に見て、何も二人を縛っているモノがあるようには見えなかったからです。
見えないはずで、それは心の中の強い罪悪観念が、みーちゃんを自縄自縛していた。
なんとその苦悶を誰にも言えず、9年間も一人で抱えていたんですね。
モネちゃんに話せたことが、良い方に向かう始まりになるんじゃないでしょうか?
と言うことで、あと2回ですよね。
私はモネちゃんロスにならないか、少し心配。。
未知「あの日・・・・・・私・・・・・・・・おばあちゃんを置いて逃げた・・・・・・・・。」
モネちゃん、亜哉子母さんが抱えてきた罪悪感とどっちが苦しい?言われたらまず天秤にはかけられないけど十代の少女には重過ぎ多かもね。
あのスローモーションには、嫌な予感しか思い浮かばない。うわぁ・・・
菅波先生の専門は呼吸器外科だから、当然エクモの管理もできるだろうし、多分最前線勤務確定だよね。
無事、モネちゃんの許へ戻ってきてほしいです。
みーちゃんの闇は、そういうことだったのね。
ならば尚更、みーちゃんは一度島を離れる必要があると思うのは、誰の目にも明らかなんだけど、それを当の本人が気づくには、まだ何か足りないってことなんでしょうね。
主題歌の二番に、「涙の砂散らばる銀河の中(不条理に満ちた世界の中)」を歩む途中で「躓いて転んだ時は教えるよ 起き方を知ってること」とあります。それができるのは「昨日からやってきた僕」が、過去の消せない傷を「傘のように鞄の中」にしまって未来に生かす知恵と勇気を得たからと歌っています。
主題歌にそう歌わせるのは、それがこの物語の主題なのだと思います。そしてドラマは、その通りの展開になってきました。
第117話で百音が救われたシーンに涙しました。それが火曜日だったのは、自然環境と同じようにこれからも常にあり続ける人生の不条理に、救われた百音や菅波がどう向き合っていくかを、残り三話で描く必要があったからではないでしょうか。
東日本大地震の大怪我に10年悩んできた主人公達が、繰り返し訪れる不条理の象徴であるコロナ禍でも、過去と未来の両方の傷に対して、泥臭く粘り強く抗って生きていく様が描かれていくのかなと思います。
百音が救われたことが未知の救いに繋がっていくことを心から望みながら、あと少し見守りたいです。
菅波先生のスローモーション、僕もすぐに気がつきました。遠距離恋愛どころか、これから最低2年は会えないことの暗示としか思えません。
みーちゃんも東京の大学に結局行くことになっても、学校自体リモート授業等の準備が追いつかず、休校状態になるので、島から出られなくなるかもしれませんね。
最終回予測として、
りょーちんが自分の船を購入出来た場面が予告にありましたが、りょーちんとみーちゃんと新次さんの3人が並んで記念写真を撮って、それを待ち受け画面にするとか。
災害時みーちゃんはまだ中学1年生。両親も祖父も家に戻れない状況で、か弱い女の子に何ができたんだろうか。
当時、amebaでピグ友になっていた小学6年生の子が仙台の子だったけれど、彼女は親と一緒に避難して大丈夫だったけれど、卒業式でピアノを弾く予定が卒業式自体できなくなってしまったのを思い出す。彼女はみーちゃんと1歳しか違わなかったんですよね。
ちなみに中学に進学されて以来たぶん忙しくなったのでしょうが、ameba内で出会うことがなくなりましたが。
スローモーションで去って行く、後ろ姿の菅波。こういう撮り方をすると、この先良からぬ事が起こりそうな感じがする。思い過ごしなら良いけど。えっ、水野さんどうしたの?ホルンのエピソードここで回収。みーちゃんこれからどうする?亮、大学卒業まで待ってくれそうだよ。みーちゃんを郷里に縛り付けていた呪縛の正体。でも女の子一人では、動けなくなったお年寄りを運べないよ。どこかでふっきらないと。
みーちゃんがなぜ地元に縛られないといけなかったのか?
りょーちんのこと、カキのこと。
それだけじゃまだ弱いと思っていましたが、とんでもない十字架を彼女もまた背負ってきたんですね…。
そんな事実を知った後に震災のシーンを見ると、また違った見方ができますね。
全ての点が線に繋がります。
モネとの再会直後の号泣も「津波見てないよね」も。
みーちゃんなりの心のSOSだったんだなと。
モネの最後の仕事はみーちゃんの心の闇を解いてあげること。
って残り2回ですが、大丈夫でしょうかね?(笑)
そっかー。
みーちゃんがまとっていた暗さと屈託は、津波の時の行動への後悔からきていたんですね。
おばあちゃんは結局助かったけど、もし大人の救助が来なかったら…と自分を責め続けているのでしょう。大きな災害では目の前で失われる命に対して無力だったことがトラウマになることが多いと聞きます。避難を拒んで座り込むおばあちゃんを中学生のみーちゃんがどうすることも出来なかったのは仕方ないこと、そこで逃げなかったらもしかしたらみーちゃんまで…そう言ってあげたいけど、みーちゃんの心の傷は簡単には癒えないのかもしれません。
あと2回しか残っていない時点でのこの問題。
もっともっと丁寧に時間をかけて取り上げて欲しかったなー。コロナ禍での菅モネの恋の行方もまだまだ気になるし、「おかえりモネ」はもう半年やっても十分見応えあると思うんだけど。
みーちゃんの衝撃の告白!
めちゃくちゃ重たい物をずっと抱えていたんですね。それがこれまでのお姉ちゃんに対する姿勢になっていたんでしょうか。
「おかえりモネ」に、出ていた浅野忠信さん。「カムカムエブリボディ」に出ている深津絵里さん。この二人が共演した映画「岸辺の旅」。死後、幽霊となって妻の元へ帰ってきた夫が、妻とともに過去を巡る旅の出かける。心霊現象が出てくるけど全然怖くなくて優しいタッチの恋愛映画でした。でも一番怖い場面は夫の生前の愛人蒼井優さんと深津さんが対決する所でした。ちなみのこの映画、カンヌ映画祭の「ある視点」部門で監督賞(黒沢清)を受賞しています。関係ないけど思い出しました。興味のある方は、DVD、ブルーレイで鑑賞ができますのでどうぞ。
菅波先生がキャリーバックを引いて、向こうへ行く後ろ姿が、
スローになっていて、
いやあ、猛烈に悪い予感がするの~
大吉~
あんだけお世話になったんだから、
契約してやれよ~
みーちゃん、そうだったか~
あと、木曜・金曜の2回で、
本当に終わるのか?
終わらせられるのか?
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
いがいに菅波先生を哲学的な場面が出てきますね
ところで未唯ちゃんが東京の大学にいきますね東京の住むところはあのお風呂屋さんか大学の寮かもね
ああ最後まで宇田川さんの正体がわからずにおわちゃ異装ですね残念
ところで朝ドラの後期シロインの写真で選集の金曜日終りのほうでに傘思って出ていましたよ
NHKも粋なバトンタッチ引きつきしますね
ミーちゃん、大学かリョーちんか迷わなくてもいいと思います。菅波先生から「一緒にいるとはどういうことか」という話を聞いて、気仙沼にいることだけが一緒にいることじゃないと気付いて、リョーちんから「大学に行ってきなよ。戻ってきたら一緒に暮らそう」みたいな展開もありかな…と思っています。