2021年10月26日(火)最終週/第24週「あなたが思う未来へ」
あらすじ
百音に連れられて、菅波が永浦家にやって来ました。その日の夕食は、永浦家の家族たちが菅波を囲んでの食事会になるはずでした。しかし、菅波がやって来ると知った耕治が外出したまま姿をくらましてしまいました。
気まずい空気をなんとかしようと機転を効かせた百音は、菅波に未知の研究スペースを見せることにしました。そして未知の研究スペースで、百音と菅波の二人がお互いの仕事の話をしていると、泥酔した耕治が帰って来ました。
仕事の話をしている百音と菅波に、耕治は酔った勢いにまかせてからみ始めました。これから結婚しようとする二人が話すことなのかと。しかし、いつの間にか耕治も、百音と菅波の仕事の話に加わることに。
そんな中、菅波が百音との将来について話し始めました。菅波の言葉を聞いた耕治は菅波の考えを受け入れました。2020年1月14日。菅波が予定を早めて東京に戻ることになりました。菅波は、春になったら気仙沼に来ることを約束し、東京に向かうのでした。
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予習レビュー
ついに菅波先生が永浦家にやって来ました!(祝)
菅波先生がやって来た目的はただ一つ、モネちゃんとの結婚の許可を得ることです。
しかし・・・
モネちゃんと菅波先生の結婚の鍵を握るあの人がまさかの逃亡。
あの人とは耕治さんのことです。
最愛の娘を嫁に出す寂しさに、耕治さんは耐えきれなかったようです。
耕治さんの性格や、耕治さんの娘の溺愛ぶりから考えて、菅波先生の訪問時には騒動が起こることは予想されていました。
しかし、逃げ出すという展開は想定外でした。
さて、敵前逃亡(笑)した耕治さんが今回のうちに家に戻ってくるかどうかは不明です。
しかし、なんとか戻ってきて欲しいものです。
耕治さん不在のため、菅波先生とモネちゃんの結婚は再保留。
そんなことになったら若い二人が気の毒すぎます。
感想
菅波先生は約束をはたすことができるのか
菅波先生の永浦家訪問、両親と龍己さんへの挨拶は無事に終了。
耕治さん、想像していたよりは荒れなかったので安心しました・・・もっとも、耕治さんは荒れるタイプの人ではありませんが。
また、ミーちゃんとリョーちんの二人もついに気持ちが通じ合ったとか。
永浦家の姉妹の将来の伴侶が同時に決まるめでたい伴侶でした。
しかし、ちょっと気になることが。
気になる、というのは上司の中村先生の急な呼び出しで、予定を繰り上げて東京に戻ることになった菅波先生のことです。
電話を通じて菅波先生と話をする中村先生の言葉の中に「カンセンショウ」という言葉が含まれていました。
菅波先生は今のところ余裕があります。
東京に戻る前に登米のサヤカさんに挨拶に行けるだけの余裕。
しかし、モネちゃんとの別れ際、菅波先生はモネちゃんに言いました。
春になったら、また気仙沼に来ると。
春になったら来るという菅波先生の約束は無事にはたされるのでしょうか。
『おかえりモネ』は残すところあと3回。
そんなタイミングで、新たな謎が生じました。
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今回が一番泣きました。
感情が溢れ出てきました。
その場面は、百音が廊下に外した時。
「嬉しいんです。でも、先生、これは(不安気に)自分が救われたから?」
「いや」
「(子供が母親の表情を確認するように頷いてから)大事な人達が幸せになる。(「うん」)こんなに嬉しいことはない。(震える息「あぁぁぁぁ」)良かった。」
「(肩に添えられる手)」
感情が震えました。
このシーンのために、こういう人物のこういう感情を描くために、脚本家と制作陣は、清原伽耶さんを選び、坂口健太郎さんを、鈴木京香さんと内野聖陽さんほかの皆さんを選び、細かなディテールを積み重ねてきたのかなと感じました。
他のドラマには無い、この方達に望んでいた、この方達にしか描けない場面に思えました。
百音のような人が、人知れず乾いて消える水溜りだけど、太陽の光に隠されているけど、ちゃんと消えない傷を輝きに変えていける人が、報われる瞬間。
鈴木京香さんの全てを受け止める表情が、この感情を確信に変えてくれました。
今日は、いつにも増して、本当に良かったです。
「百音さんは大切な人と離れることを怖がりますが、僕とは平気みたいです。」
菅波先生のこの言葉が、私には極上のノロケに聞こえました。
どんなに離れていても、お互いが信頼し合っているから大丈夫だと。。
みーちゃんたちの恋の行方を知って、心から嬉しそうにしていたモネちゃん。
その姿が輝いて見えました。
かつて自分を島から追い出して、東京で買ったスカートを頭からぶつけられて、、
そんな妹を、私だったら応援できるかな?
そんなことより、放送も残り3回となりましたね。
これからやって来るコロナ禍も含めて、物語がエンディングに向けてどう動いて行くのでしょう。
昨日の亮くんの人目を憚らないお店での(がっちりホールドを固めた)ハグと、今日の菅波先生の、親の目を気にしいしい、(遠慮しすぎな)肩をトントンの対比が絶妙でした。
「ん。字幕に中村先生。何で?」と思ったら、うわぁ、そう来たか!
多分、春に再会するという約束は果たせなくて、先生は電話で謝ることになるんじゃないかな。
でもって、先週末の予告ショットで流れた「私たち、距離も時間も関係ないですから。」というモネちゃんのセリフにつながるんじゃないかと・・・
もう一つ心配なのは、みーちゃんの進学。合格して入学したものの、授業や研究がどうなってしまうのか・・・
こうなると、自宅にラボがあって研究を継続できるみーちゃんは、案外恵まれてるのかも。
やはり具体的に何年何月何日に、想定外の台風がやってきて大変な事になったとか、そういったことで、モネやサヤカさんの誕生日を放送前に推理出来てしまうほど事実に則したドラマだから、コロナ禍の事実を無視する訳にはいかなかったのでしょうね。
具体的ネーミングは現在苦しんでいる人も多いから避けてるようというか、この時点では確定していなかったからか。
来ましたね。
去年の1月14日ですか。当時の新聞をひっくり返してみると、1月15日に日本国内で最初の患者さんが確認されています。まさしく大事件の発端です。
菅波先生、感染症専門医だったんですね。今もムチャクチャ忙しいんだろうな。どうなるか、気がかり。
やはりコロナ。新作ドラマでは、「日本沈没」ストーリーでは自然災害だけど、政府内部の混乱ぶりが、コロナ禍を連想させます。映画「シンゴジラ」では東北大震災と原発事故があの怪獣に象徴されていまいした。スピンオフで菅波先生が、コロナ禍と闘うドラマを見たいと思いますが、安達さんのシナリオだと「透明なゆりかご」みたいなシリアスな感じになるのだろうなあ。
ホルン奏者の件は菅波の挫折とかだけではなく、菅波が本来は呼吸器系の医療に携わることを示し、ここでコロナ禍にぶつけるためでもあったのですね。
さすがにここまでドラマの時代が進むと尺が無いしスルーするのかと思っていましたが、避けなかった。
あと3回でどう納めるのかも見ものとなりました。
今日は爺ちゃんが逃げた!
残った二人は唯一の初対面同士。気まずいよね。
でも、二人とも島の人間ではないからこその話ができて良かったかも。
おじいちゃん「(モネのお父さんは)逃げたな、はは。」
って言っていて、ところが、今後は「俺は部屋で飲む。」
って、おいおい、おじいちゃんまで逃げるんかい!?
お父さんは酔っぱらって帰ってきて、ベタですなあ。
みーちゃんは、りょーちんと、どこまで話したんだろう?
やっぱ、東京の大学に行くのかしら?
りょーちんは、長らくモネのことが好きで、
みーちゃんのことは、モネの妹としてしか、
見られなかったんだろうけど、
ず~っと、自分を慕ってくれていたみーちゃんと、
この5年間くらい(モネがいない間)、ず~っと、会い続けて、
みーちゃんのことを好きになったんだろうね。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
外から来た人間だからこそ出来ることがある。
だからこそりょーちんの心を解かすことが出来たんでしょう。
耕治さんが言うように使えるものはどんどん使う。遠慮はしない。みんなの思いが通じ合って本当に良かったですね。
しかし気になったのは中村先生の「感染症」のワード。
いよいよコロナ禍の世の中がすぐ近くまで来ているんですね…。
春に気仙沼にまた来ることができるんでしょうか…。
龍巳さん、呆れてサジを投げた?でも孫娘と彼氏の事はちゃんと見てた。亜哉子さんも俺たちの菅波をフォロー。
将来の夢を語る二人の前に、泥酔した親父帰還。絡む親父に亜哉子さん一喝。何故か仕事のこれからについて語り合い始めると、またも絡む親父。でも二人の真剣さに押されて酔いが覚める?俺たちの菅波本領発揮。「まいったな。」ニコイチって何よ。まあわかるけど。中村先生の緊急呼び出し。感染症?まさか。敬語使ってるけど夫婦の会話になってるね。「外から来た人です。でもそれが良かったのかな。」亮にはない菅波のアドヴァンテージ。ストーリーとしてはこれで終わった感あるけどあと三日どうするのかな?
耕治「俺に漁師の経験が不足なら・・・・・・・借りられるものはどんどん借りたらいい・・・・・・・。」
そう上手く行くかな・・・・・・・・?
耕治さんのドタバタぶりに笑えました。でも、亜哉子さんの助け舟はほんとに心強い!これから先も大丈夫だなと安心しました。
菅波先生がド緊張したみたいに、モネちゃんも菅波家に行ったらあんなふうになるのかな?
でもあんな感じの菅波先生を育てたお母様だから、きっとモネちゃんをそのまま受け入れてくれそうだな。
中村先生からの電話、コロナの序章なんでしょうか。そこから長く続く混乱のコロナ禍で、菅波先生とモネちゃんはもうしばらく遠距離恋愛が続きそうですね(泣)
大切な人と離れるのを恐れるモネちゃんにとって自分のような存在がいいと言う菅波先生。そう言えば昨日りょーちんがみーちゃんに、俺ならみーちゃんの苦しみがわかるって言ってましたね。姉妹ともいい相手を見つけました。
さすが、龍己さんを選んだハニーの孫娘だけありますね。
菅波先生せっかくの気仙沼滞在だったのに緊急招集。避けることのできない禍のフラグが立ってしまいましたね。先生、呼吸器専門だったんだ…。
今日の最後の方で、中村先生から「呼吸器の専門医が必要らしい」との電話・・
きっと、コロナ感染症での緊急招集ですね・・
菅波先生、モネちゃんのためにもコロナには感染しませんように・・
今朝(10/24日曜)の読売新聞TV欄に「ただ、菅波は龍己についてあることに気付く」って意味深な一文があるんですが、何なんでしょう?
大したことじゃないといいんですけど。
情けねぇ…自分もそうなりそう(笑)!