2022年1月14日(金)第11週「1962−1963」
あらすじ
ダブルデートの夜。錠一郎は、るいに自分の気持ちを告白しました。しかし、るいは錠一郎の気持ちを素直に受け取ることができませんでした。るいは恐れていました。額の傷を見られてしまったら、錠一郎の気持ちが離れてしまうのではないかと。
錠一郎の告白に対してるいが返事をできずにいる中、錠一郎はコンテストを目前にして調子を崩してしまいます。錠一郎の異変に気がついたベリーは、るいと錠一郎の間に何かがあったことを察しました。
ベリーは、るいの気持ちを問いただすためにクリーニング店を訪問。そして、るいの錠一郎への気持ちを聞き出したベリーは言いました。錠一郎に返事をしろ。このままでは錠一郎はコンテストに負けてしまうと。
ベリーに問い詰められるいは錠一郎との別れを決意。錠一郎がコンテストに出場する衣装選びを手伝うのを錠一郎と会う最後にするつもりでした。しかし、るいが意を決して見せた額の傷を錠一郎は静かに受け入れ、二人の気持ちは通じ合うのでした。
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予習レビュー
るいちゃんが弁護士の卵の青年に誘われて、はじめてのデートを経験する直後の回、心に傷を負ったるいちゃんが、ジャズ喫茶に足を踏み入れる場面が描かれます。
そしてそのジャズ喫茶で、るいちゃんはジョーの正体を知ることになります。
その一連の出来事が回収されるものと思われるのが今回です。
るいちゃんの心の傷の理由はまだわかりませんが、初めてのデートで額の傷のことを相手から言われ、それで傷ついてしまったのではないかとブログ主は予想しています。
さて今回、ジョーがるいちゃんに告白します。
でも、るいちゃんはジョーの気持ちを素直に受け止めることができません。
何故なら、額の傷が気になるから。
額の傷が気になって、恋に対して積極的になれないのは、弁護士の卵との一件があるからではないか。
ブログ主はそのように予想しているわけです。
さて、きっとるいちゃんは、額の傷が気になっていることをジョーに告げるかと思います。
お母さんの記憶という、必死になって思い出さないようにしていた苦い思い出を語った相手なのですから。
るいちゃんの額の傷をジョーはどのように受け止めてくれるのか。
るい編のストーリーの見どころの一つになるかもしれません。
感想
ブログ主にとって神回
るいちゃんの額の傷を静かに受け入れたジョーの姿を見て藤本先生のもう一つの朝ドラ『ちりとてちん』のヒロインのおじいちゃんの言葉を思い出しました。
悩んだことも苦しんだこともすべて綺麗な模様になって出てくるという、過去のすべてを受け入れることをヒロインにアドバイスしたおじいちゃんの言葉です。
ジョーがるいちゃんの傷を受け入れたとき、ジョーは無言でした。
しかし、その本質は『ちりとてちん』のヒロインのおじいちゃんとまったく同じです。
るいちゃんの額の傷は、るいちゃんの悲しい過去のシンボルです。
そんな悲しい過去も含めたすべてのるいちゃんを受け止めてくれる人と、るいちゃんはようやく出会うことができました。
恋が実る瞬間はこれまで朝ドラの中で何度も繰り返し描かれてきましたが、今回の恋の成就の瞬間は、朝ドラ史に残る場面の一つになるかもしれません。
ブログ主にとって神回となりました。
るいちゃんの中で変化が生じた週
今週は、るいちゃんの中でとても大きな変化が生じた週でした。
るいちゃんは、平助さんと和子さんの二人にも、過去のことはあまり語っていないものと思われます。
いつだったか平助さんが、るいちゃんについて言いました。
あの小さい身体でどれほど重たいものを背負っているのかみたいなことを。
つまり平助さんは、るいちゃんから過去のことをほとんど聞かされていないということなのでしょう。
また、平助さんや和子さんも、るいちゃんに過去のことを聞き出すような人ではありません。
るいちゃんの過去はそっとしておいた方がいいのだろうと考えるタイプです。
そんな心優しい平助さんと和子さんに出会ったおかげで、るいちゃんは岡山での過去を大阪の地で忘れ去ることができそうでした。
ところがジョーとの出会いをきっかけにるいちゃんは過去と向き合うことになりました。
そしてジョーに対して、忘れたかったお母さんの思い出を語り始めたのは月曜日。
封印した思い出を口に出すことは、かなり苦しいことです。
それをるいちゃんはやってのけました。
感情を爆発させたりするような派手な演技が一切なかったので、るいちゃんが普通に過去を語ったかのように見えますが、過去を語るのは相当苦しかったはずです。
ジョーの一言がるいちゃんの心を溶かした?
自分だけを見つめてくれていた優しいお母さんの姿を忘れたいとるいちゃんは言いました。
その言葉を聞いたジョーが言いました。
お母さんに会いたいんだな、と。
るいちゃん自身も気づいていないるいちゃんの本心を言い当てる深い一言でした。
るいちゃんは、お母さんに会いたいという気持ちが自分の心を壊してしまうことを知っていたのかもしれません。
だから、お母さんに会いたいという気持ちを心の奥に封印しようとした。
それが、「優しいお母さんの姿を忘れたい」という言葉になって出てきたのかと。
そこに気がついたジョーの姿を見て、ブログ主はるいちゃんの将来の伴侶が確定した瞬間を見たような気がしました。
将来の伴侶になってほしいと期待しただけ、とも言えますが。
話が少しそれますが・・・
また、るいちゃんの気持ちを鋭く見抜くジョーと、ジョーによって凍りついた心が溶けてゆくるいちゃんの二人の関係を「共鳴」と表現したトミー、いい男です。
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少し前に<時間>を取り上げた番組で、「時間の進み方は場所によって変わる」と説明していたけれど、岡山や大阪は重力異常がとんでもないのかもしれない。
高校卒業(中退?)の るい 49才。
いつの間にか
おじ勇 24才
おば雪衣 21才
を追い抜いてしまっている。
そして大阪で出会った
ジョー 45才
トミー 30才
ベリー 43才
ベリーまでも!
青春だなー。
さらに、ひなた編に萌音の安子が登場したとすると
孫ひなた 26才
祖母安子 23才
と、とんでもないことに。
絡みのある るいとひなた母娘の設定から配役を考えた結果、なのでしょうかね?
実年齢と役年齢の差を感じさせない役者さん達、大したものです。
わたしもベリーちゃんは額の傷跡を見たように思います。てか、実は前からみんな知ってたのかも。オープンカーだったし、野球のときも走ってたし。前髪はだけるでしょ。和子さんには最初に見せたと思います。
るいちゃんだけが自意識過剰?
みんな優しい人たちだー。
「もうホットドッグ食べないから」「ぼくとは離れてもいいの?」
のセリフに吹き出してしまいました。
色々諦めるしかなかったジョーの、ここだけは譲れない!という本気。
るいちゃん、きっと幸せになってね。
でも、衣装はやっぱり汚すのね…。
既にどなたかがお書きかもしれないけど、
今、ネットで調べたら、
濱田マリさんのご実家はクリーニング屋さんだそうで、
ご本人曰く「クリーニング屋の看板娘」。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
しかし市川実日子さんというのは良い女優さんですね、非常に表情が豊かです
このドラマでの感情的になり熱くなるときもどこかやさぐれているときもインパクトが強いですし、「シンゴジラ」のときの冷静沈着な役もインパクト強いです(シンゴジラで日本が最後に何とか救われたのは市川さんが演じた分析官の冷静沈着な対応によるものが少なくないと個人的には思います、それがなければ日本はゴジラ第5形態にうじゃうじゃ占拠されていたのでは)
片桐くんはとんだ一杯かませ犬でしたね、まあヒロインの初恋は実らないという朝ドラあるあるに必須な役だったということで
当然例外もありますよ、安子さんや「ごちそうさん」のめ以子ちゃんとか実りましたしね
まあ、め以子ちゃんの場合は源太くんという長年に渡り実らなかった想いがありましたが(源太くんはそれぐらいいいと思います、なんせ中の方が結婚して長いのにりさちゃんとラブラブですから)
ジョーの本名は(額の)大きな月の傷がるいの心に掛けている錠を開ける、という意味合いがあるそうです。
いやー、みんな優しくて朝からほっこり。
るいちゃんのかたくなな心を溶かしてくれたジョーくん、黙って抱きしめてくれて良かった。
でも、試着のスーツに涙が…。
試着室に入るのは1人、朝イチでも突っ込まれてましたね(笑)
来週からの展開も楽しみにしています。
ジョーが 額の傷の有無で るいちゃんの人となりを判断するような男性ではないのは一目瞭然で 其が今日 はっきり分かった事と るいちゃんの額の傷にたいする苦しみがここで1つ回収され 二人の心がひとつになって嬉しかったです。今日は神回でした。
東京に行かない様々の理由をいうも、本心は違う。意を決して前髪に手をやるるい、額の傷を見ても、何も語らず抱きしめるジョー。双方の思いが明らかになり、心が通じ合い「共鳴」する二人。もう涙腺崩壊。
片桐君の存在意味は、傷跡を見た反応の違いを浮きだたせるためだけのもの
だったのでしょうかね。それだけのための出演なら、風間君が可愛そう。
もしかして、ジョーは荒唐無稽な映画を見て役者を目指しちゃうんじゃないですかね?
考えすぎ…?
ベリーちゃんには額(ひたい)の傷を見せたのかな~?
ベリーちゃん、最後「ごめん」って言ってくれて、
ちっと押しが強いけど、
やっぱ良い人ですなあ。
ジョーは額の傷も受け入れてくれて、
うんうん、それでこそ、ジョーだ。
弁護士の卵君は、ビビっちったけど、
ジョーは受け入れてくれて、
とってもGoodです。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
うわっ、冒頭いきなりプロポーズ。額の傷。片桐君とのトラウマ。あのう、るいさん、そういう対応はかえって相手を傷つけます。ベリーさん正論。自分の事しか考えていないるいさん。まるで安子さんみたい。ベリーさんの方が遥かに大人。るいさん人の話聞きなさい。洋服店での二人のやり取り、まるでジャック・ドミィのミュージカル(「シェルブールの雨傘」「ロシェフォールの恋人たち」)みたい。音楽もミシェル・ルグラン調、傷を見せるるいさん、全てを呑み込んで抱きしめるジョーさん。良かった。
みんな不器用。でもみんな真っ直ぐ。
ベリーはジョーの幸せを願える良い子だと思ってましたよ…。
ジョーはるいの額の傷で幻滅するような男ではないと思ってましたよ…。
ついに結ばれましたね。
安子編にはなかった優しい展開に私も涙が止まりません。
試着室のカーテンがスッと閉まるエンドも洒落ていますね〜。
いよいよコンテストですが、結末は知っているだけに今後がどうなるか?ひなた出産、京都移住の展開が全く読めません。
まだ片桐さんの線も捨てきれません。
予想しながらワクワクしたいと思います。
ベリーちゃん、あんた漢だ!
トミーくんと幸せになってくれ、何留してたってトミーくんなら気にしないさ
るいはジョーと結ばれない事は娘ひなたの父親が時代劇好きだと言うことから分かる。ジョーは安子編からるい編に移る際るいに安子を思い出させるため。
ちよい役?と思われていた切られ役に近重さんが出てたのがフラグ?でるいの結婚相手かも?
今日ふと思ったがナレーターが最後の方で出演することが多いけどもしかして英語と日本語どちらも喋れるってことは安子とロバートの息子か孫ですかね。そうしないとるい編やひなた編での英語のナーレションの意味がないですものね。