本放送:2022年1月17日(月)
再放送:2025年2月5日(水)
第12週「1963−1964」

あらすじ

コンテストへの出場を拒んでいた錠一郎が、出場への決意を固めました。錠一郎は、るいとアメリカに行くという夢を持つようになりました。その夢を叶えるために、コンテストでメジャーデビューのチャンスをつかもうと決めたのです。

そんな中で錠一郎は、コンテストの勝者はトミーに間違いないというラジオ放送を聴いてしまいました。その予想を聞いた錠一郎は、すっかり自信を喪失。落ち込む錠一郎に、映画館主の西山は映画を観に行くことをすすめました。

錠一郎とるいは、西山にすすめられたモモケン主演『妖術七変化~隠れ里の決闘』を観に行きました。しかし、その作品は日本映画史上まれに見る駄作と酷評される作品でした。駄作を観ることになってしまった錠一郎のことが平助と和子は心配でした。

しかし錠一郎の反応は意外なものでした。錠一郎はその映画に没頭し自信を取り戻したのです。そして迎えたコンテスト当日。錠一郎はステージ衣装をケチャップで汚してしまい、あわててクリーニング店のるいのもとに駆けつけるのでした。

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予習レビュー

るいちゃんの恋バナの相手はほぼ確定と言いたいところですが、まだ不確定要素が残っています。

その不確定要素が今週の後半に描かれます。

ところで、関西一のトランペット奏者を決めるコンテストへの出場を渋っていたジョーが、いつの間にか出場を決めています。

もしかして、出場を決めたことにもるいちゃんが関わっているのかもしれません。

そして、コンテストに出場するための衣装選びなどの準備をるいちゃんが手伝うことに。

ここまでは良かった・・・

るいちゃんの働きもあって、コンテストに出場する準備が整ったところで、ジョーはコンテストの結果予想をラジオで聴いてしまいます。

ラジオで耳にした結果予想は、トミーの勝利は確実というもの。

その予想に自信をなくしたジョーに、映画館オーナーの西山のおっちゃんが気晴らしに映画を観ることをすすめるのですが、ここからの展開がブログ主は気になっています。

西山のおっちゃんの映画館といえば、B級娯楽作品ばかり上映している映画館です。

ドラマの中で判明している上映作品は、宇宙人が登場する作品とモモケン主演の時代劇です。

そして両作品ともに平助さんや和子さんから酷評されています。

宇宙人の映画は、そんな映画を若い女の子が見るかいなと和子さんがぶった斬り、時代劇は平助さんがチャチだと斬って捨てました。

そんな残念すぎる西山のおっちゃんのチョイスですが、宇宙人の記号をカッコいいと喜んだ変わった感性の持ち主のジョーのことです。

その変わった感性によって西山のおっちゃんのチョイスの映画に感激し、新しい趣味を見出すのかも。

それが、「時代劇好きの父親の影響で自分も時代劇好きになった三代目ヒロイン」につながる・・・そんな予想をしているブログ主です。

追記(1月9日):ジョーの反応は数日中に判明すると思います。

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感想

日本映画史上まれに見る駄作

西山のおっちゃんの映画館で上映中のモモケン主演の時代劇はやはり駄作でした。(笑)

そしてやはり、その駄作をジョーは駄作とは思わなかったようです。

「暗闇でしか聞こえぬ歌がある」

モモケンのこのセリフにジョーが思い出したのは、岡山での少年時代。

岡山での少年時代の、少年ジョーと定一さんと一緒にいる映像は予告映像の中でも使われていましたが、もっと泣かせる場面で使われるものと思っていました。

まさか、日本映画史上まれに見る駄作を観ているジョーが思い出した情景だとは。

そして、この駄作によってジョーは自信を取り戻すことができました。

ジョーがどのような思考を経て、失った自信を取り戻すことができたのか。

そこはまったくの不明ですが、一つだけ確かなことがあります。

夢をかけたコンテストの直前で失った自信を取り戻させてくれたのがこの映画です。

ジョーにとって「日本映画史上まれに見る駄作」は、とても大事な作品になったはず。

さて、三代目ヒロインは時代劇とチャンバラが大好きなJKという設定ですが、時代劇好きになったのは父親の影響によるもの。

今回の「駄作」が、時代劇大好き三代目ヒロインのルーツになるのかもしれません。

実際、ラジオで酷評されていた「秘蔵っ子」は、将来の三代目ヒロインの師匠になるわけですから。

さて、そんな先々の展開「るいちゃん京都移住後とひなたちゃんの時代」について、新しい情報を追記しました。

更新のお知らせ:るいちゃん京都移住後とひなたちゃんの時代

るいちゃんの京都移住後の暮らしや、ひなたちゃんのストーリーのスタート時点のおおよその状況が判明。

最新情報を以下のページに追記しました。

カムカムエヴリバディ 第14週以降の最新情報/あらすじ,予習レビュー

新たに追記した情報は次のとおりです。

・京都に移住したるいちゃんの仕事
・るいちゃんが移住先に京都を選んだ理由
・ひなたちゃんの高校三年の頃の趣味
・高校卒業をひかえたひなたちゃんの焦り

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