2022年1月17日(月)第12週「1963−1964」
あらすじ
コンテストへの出場を拒んでいた錠一郎が、出場への決意を固めました。錠一郎は、るいとアメリカに行くという夢を持つようになりました。その夢を叶えるために、コンテストでメジャーデビューのチャンスをつかもうと決めたのです。
そんな中で錠一郎は、コンテストの勝者はトミーに間違いないというラジオ放送を聴いてしまいました。その予想を聞いた錠一郎は、すっかり自信を喪失。落ち込む錠一郎に、映画館主の西山は映画を観に行くことをすすめました。
錠一郎とるいは、西山にすすめられたモモケン主演『妖術七変化~隠れ里の決闘』を観に行きました。しかし、その作品は日本映画史上まれに見る駄作と酷評される作品でした。駄作を観ることになってしまった錠一郎のことが平助と和子は心配でした。
しかし錠一郎の反応は意外なものでした。錠一郎はその映画に没頭し自信を取り戻したのです。そして迎えたコンテスト当日。錠一郎はステージ衣装をケチャップで汚してしまい、あわててクリーニング店のるいのもとに駆けつけるのでした。
第15週以降の最新情報
カムカムエヴリバディ|感想あらすじネタバレトップページ
予習レビュー
るいちゃんの恋バナの相手はほぼ確定と言いたいところですが、まだ不確定要素が残っています。
その不確定要素が今週の後半に描かれます。
ところで、関西一のトランペット奏者を決めるコンテストへの出場を渋っていたジョーが、いつの間にか出場を決めています。
もしかして、出場を決めたことにもるいちゃんが関わっているのかもしれません。
そして、コンテストに出場するための衣装選びなどの準備をるいちゃんが手伝うことに。
ここまでは良かった・・・
るいちゃんの働きもあって、コンテストに出場する準備が整ったところで、ジョーはコンテストの結果予想をラジオで聴いてしまいます。
ラジオで耳にした結果予想は、トミーの勝利は確実というもの。
その予想に自信をなくしたジョーに、映画館オーナーの西山のおっちゃんが気晴らしに映画を観ることをすすめるのですが、ここからの展開がブログ主は気になっています。
西山のおっちゃんの映画館といえば、B級娯楽作品ばかり上映している映画館です。
ドラマの中で判明している上映作品は、宇宙人が登場する作品とモモケン主演の時代劇です。
そして両作品ともに平助さんや和子さんから酷評されています。
宇宙人の映画は、そんな映画を若い女の子が見るかいなと和子さんがぶった斬り、時代劇は平助さんがチャチだと斬って捨てました。
そんな残念すぎる西山のおっちゃんのチョイスですが、宇宙人の記号をカッコいいと喜んだ変わった感性の持ち主のジョーのことです。
その変わった感性によって西山のおっちゃんのチョイスの映画に感激し、新しい趣味を見出すのかも。
それが、「時代劇好きの父親の影響で自分も時代劇好きになった三代目ヒロイン」につながる・・・そんな予想をしているブログ主です。
追記(1月9日):ジョーの反応は数日中に判明すると思います。
感想
日本映画史上まれに見る駄作
西山のおっちゃんの映画館で上映中のモモケン主演の時代劇はやはり駄作でした。(笑)
そしてやはり、その駄作をジョーは駄作とは思わなかったようです。
「暗闇でしか聞こえぬ歌がある」
モモケンのこのセリフにジョーが思い出したのは、岡山での少年時代。
岡山での少年時代の、少年ジョーと定一さんと一緒にいる映像は予告映像の中でも使われていましたが、もっと泣かせる場面で使われるものと思っていました。
まさか、日本映画史上まれに見る駄作を観ているジョーが思い出した情景だとは。
そして、この駄作によってジョーは自信を取り戻すことができました。
ジョーがどのような思考を経て、失った自信を取り戻すことができたのか。
そこはまったくの不明ですが、一つだけ確かなことがあります。
夢をかけたコンテストの直前で失った自信を取り戻させてくれたのがこの映画です。
ジョーにとって「日本映画史上まれに見る駄作」は、とても大事な作品になったはず。
さて、三代目ヒロインは時代劇とチャンバラが大好きなJKという設定ですが、時代劇好きになったのは父親の影響によるもの。
今回の「駄作」が、時代劇大好き三代目ヒロインのルーツになるのかもしれません。
実際、ラジオで酷評されていた「秘蔵っ子」は、将来の三代目ヒロインの師匠になるわけですから。
さて、そんな先々の展開「るいちゃん京都移住後とひなたちゃんの時代」について、新しい情報を追記しました。
更新のお知らせ:るいちゃん京都移住後とひなたちゃんの時代
るいちゃんの京都移住後の暮らしや、ひなたちゃんのストーリーのスタート時点のおおよその状況が判明。
最新情報を以下のページに追記しました。
カムカムエヴリバディ 第14週以降の最新情報/あらすじ,予習レビュー
新たに追記した情報は次のとおりです。
・京都に移住したるいちゃんの仕事
・るいちゃんが移住先に京都を選んだ理由
・ひなたちゃんの高校三年の頃の趣味
・高校卒業をひかえたひなたちゃんの焦り
第15週以降の最新情報
カムカムエヴリバディ|感想あらすじネタバレトップページ
劇中の映画『妖術七変化』妖術使いに操られる里が舞台…という設定(?^^;)が妙に気になっています。
ひょっとしたら明日(54話)以降の放送回で、錠一郎さんが“妖術(使い)”に引っ掛かってしまうのかな?とふと感じました。(なにしろ、東京の大手芸能事務所の御令嬢が物語に登場するようですし…)
もし錠一郎が“妖術に操られてしまった”としても、いずれはその呪縛が解けるような展開が用意されていて(≒救いがあって)欲しいと、視聴者の1人としては切に願っています。
殊にBK制作の朝ドラは、ヒロインといえども容赦しない展開が用意されている事が往々にしてありますからね…。
ところで…映画を食い入るように見ていた「錠一郎」と、演じるオダギリジョーさんが何故か重なって見えました。映画監督の顔も持つオダギリジョーさん御自身はこの映画『妖術七変化』をどのように感じられたのか?…ふと感想を伺ってみたくなりました。(^^;)
トミーの台詞からも、ジョーが戦災孤児であった事を恥じていたのがわかります。「砂の器」のように、後々人に知られたくない汚点と思っていたのかもしれません。ラジオでのコメントでも勝ち負け以上に、自分を「月」呼ばわりされた事が痛かったのかも。しかしそのコンプレックスを、桃剣の台詞が救ってくれた、と私は解釈しています。こんな背景を背負った自分だからこそ、太陽の様なトミーには表現できない音楽が、自分にはあるのだと。
飄々としてるジョーなのに、論評は気になるんですね。るいちゃんの為にコンテストに出ると決めたのだから、ナーバスになっても仕方ないのかな。
突然のチャンバラ映画がこの先のどんな伏線になるのか気になるところです。
でも、ジョーったら、映画館でハンカチでガードしてる時にはケチャップこぼさないのに、何でステージ衣装で?!
ブツブツ言いながら張り切って汚れを落としてるるいちゃん、嬉しそう。いい世話焼き女房になりそうですね。
身じゃなくて見でした間違えましてすみません。
えっ、やっぱりアメリカ行くの?そうなると二人の仲はいったいどうなるのだろう?まだそうと決まった訳じゃないけど、母親だけでなく恋人も?月と太陽、さしずめトミーが長嶋さんでジョーさんが野村さん?モモケンの映画あれー客席ガラガラ。モモケン、眠狂四郎みたい。ライティングの感じ、妖気。ますます眠狂四郎。えっなんでこれを見て勝てると思ったの?謎。竹村夫婦が「ハワイの若大将」「マタンゴ」身に行くの?感想聞きたい。ジョーさんホットドック食べるの止めるって言ってなかったっけ?この人案外精神年齢低い?映画館でも食べてたんだ。定番だけどね。
西山のおっちゃんの勧める映画…。
あまりにもぶっ飛びすぎて、現代だったらamazonで星1つ連発でしょうね(笑)
しかし特殊な感覚を持ったジョーにとってはこれがクリティカルヒットだったようで…(笑)
今回のテーマは闇と月。
名前にも月が入ってますね。
闇の中で戦いつづけている主人公に自分を重ねているんでしょう。少年時代の闇の中で出会ったトランペットで戦っていくという気持ちを再確認していましたね。
最後は…。やっぱりジョーはジョーだった…(笑)
来週の展開はちょっと不安ですね〜。
なるべくジョーの株が下がらないようにと願うばかりです。
黍之丞「暗闇でしか見えぬものがある・・・・・・・・・。」
錠一郎「勝つよ・・・・・・・・・サッチモちゃんのために戦うよ・・・・・・・・・。」
生き方のヒントってどこで出逢うかわかりませんね。
昨夜、テレビ朝日系でホラーアクションドラマ「封刃師」が始まりました。主人公を演じているのはトミーこと早乙女太一君、彼が演じているのは、心に闇を持つ人に取り付いて殺人を犯させる魔剣を封じる剣士の役です。彼の大衆劇仕込みの見事な殺陣を楽しめますし、彼の身体能力の高さにも驚かされます。このドラマ、あさドラ関係者としては。「エール」で閻魔様役をしていた橋本じゅんさん、「まんぷく」で吉乃役で出ていた深川麻衣さんも出演しています。チャンバラ繋がりで紹介させて頂きました。興味のある方は是非ご覧になって下さい。
DCU
日曜日21時放送のドラマ
ベリーちゃんの中のひとが主役阿部寛の恋人かつ科捜研の女として出演中
上記ドラマで流れるるいさんの中のひとが33年振りにJR東海の新幹線CM
キャリアウーマンが前泊で大阪から東京への出張が描かれています、マスクしています、髪を束ねています、オデコは全開ですがキズはないです
ふたりとも年相応ですがどこかカッケー役です
因みにこのドラマには「エール」でプリンス久志役の山崎育三郎さんや「まんぷく」でMP役だった岡崎体育さんも主要な役で出演中
額のキズがストーリー根底にある純愛が「愛と誠」っぽく、戦災孤児というワードから「タイガーマスク」を思い出されます
予告編ですがジョーという名の青年に絡む社長令嬢を白木葉子とみなせばるいさんが林紀子に見える、あえてジョーを同じ土俵に乗せ正々堂々と勝負を挑むトミーくんは力石っぽい
う~ん、令和になっても梶原先生は偉大でかつ残しになられた作品は今でも面白い
宇宙人の記号をかっこいいと言ったジョーは戦災孤児だった事から
漢字が読めなくて本当に記号に見えたとかないですかね、、、
私は朝蔵さんの予想が当たりだと思います。
というよりそうあって欲しい♪
るいのお相手は片桐のような気がするのは
自分だけだろうか?大阪編スタート直後に風間俊介の発表があったのが気になるところ。