NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『カムカムエヴリバディ』
2022年1月17日 〜 1月21日放送
あらすじ
錠一郎がコンテストに出場
錠一郎が、出場することを躊躇していた関西一のトランペッターを決めるコンテストへの出場を決めました。
そしてコンテストに出場する際の衣装選びをるいは手伝いました。
しかし、コンテストで勝利を収めるのはトミーだろうという予測を偶然聴いてしまった錠一郎はすっかり自信を失ってしまいます。
そんな錠一郎に、映画館主の西山は、気晴らしで映画を観ることを勧めました。
ところがその映画はとんでもない内容の作品でした。
衣装を汚し焦る錠一郎
トランペッターのコンテスト当日。
錠一郎は、ステージ衣装をケチャップで汚してしまい、あわてて竹村クリーニング店に駆け込みました。
別の衣装に着替えるようるいからすすめられるものの、錠一郎はるいが選んだ衣装にこだわりました。
しかたなくるいは、錠一郎の出番に間に合わせるよう、錠一郎の衣装を洗い始めるのでした。
錠一郎の爆弾発言
錠一郎は、るいに対してある申し出をするものの、るいはそのことを平助と和子に打ち明けられずにいました。
そんなある日、錠一郎が竹村クリーニング店にやってきました。
そして錠一郎は、ある爆弾発言を行い、るいを大いに困惑させるのでした。
錠一郎が東京へ
メジャーデビューが決まった錠一郎が東京で暮らすことになりました。
音楽事務所「笹川プロダクション」の社長宅に、錠一郎は居候することになります。
そして笹川の娘・奈々の協力を得て、レコーディングとコンサートの準備が始まります。
錠一郎が大阪に帰ってくる
レコーディングとコンサートが延期になった知らせがるいの元に届きました。
るいが心配する中、錠一郎が大阪に戻ってくるのでした。
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今週の展開
第53回 1月17日(月) るいが錠一郎の衣装選ぶ
第54回 1月18日(火) ステージ衣装汚す錠一郎
第55回 1月19日(水) 錠一郎が爆弾発言をする
第56回 1月20日(木) 錠一郎の東京での新生活
第57回 1月21日(金) 大阪に帰ってくる錠一郎
予習レビュー
サブタイトルは「1963−1964」
第12週のサブタイトルは「1963−1964」。
1964年といえば東京オリンピックが開催された昭和39年。
『ひよっこ』のみね子ちゃんの故郷・北茨城で聖火リレーが行われ、『エール』の裕一くんの大仕事が披露された年です。
戦争によって日本が壊滅的な打撃を受けたあの日から、ついにここまで来ました。
ところで、母親と生き別れになり、父親はすでに亡くなっている二代目ヒロインにとって、竹村夫妻は両親のような存在です。
その竹村夫妻のファーストネームは平助と和子。
名前の頭をつなげると「平和」です。
平和のシンボルのようなお二人に愛され、平和の祭典が開かれる今週はまた、るいちゃんとジョーの関係がほぼ確定する週でもあります。
そんな中で、るいちゃんの心の再生が成し遂げられる週にもなってほしいものです。
『サニーサイド』
サッチモの『サニーサイド』はるいちゃんにとってもジョーにとっても特別な曲です。
そして、その特別な曲によって二人は距離を縮めることができました。
なので、るいちゃんとジョーにとって『サニーサイド』という曲は、さらに特別な意味合いを持つ曲になったかと思います。
ところで、将来生まれるるいちゃんの長女。
すなわち三代目ヒロインの名前は「ひなた」です。
「ひなた」を英語で言うと『サニーサイド』。
るいちゃんとジョーの二人にとって「ものすごく特別な曲」になった『サニーサイド』の日本語訳をそのまま長女の名前にするのは自然な流れ。
三代目ヒロインの「ひなた」という名前から逆算しても、るいちゃんとジョーの二人の将来が見え隠れしています。
るいちゃんとジョーの次男
父親を戦争で失ったるいちゃんは一人っ子でしたが、るいちゃんは二人の子宝に恵まれることがすでにわかっています。
長女は三代目ヒロインのひなたちゃん。
そして第二子として生まれるのは男の子です。
さて、第二子すなわち、るいちゃんとジョーの長男の名前はすでに発表されています。
長男の名前は「桃太郎」です。
桃太郎といえば、桃太郎にちなんだ有名な神社もある岡山です。
なので、過去を忘れるために岡山に二度と戻らないと決意したるいちゃんが、心の中に過去と故郷を取り戻すことができたことを暗示しているのかもしれません。
また、岡山にちなんだ名前を長男につけたのはジョーの影響もあるかと。
ジョーはやっぱり岡山生まれ、そして定一さんにつきまとっていた、あの戦災孤児の少年がジョーなのかもしれません。
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ジョーはコンテストで優勝、それをきっかけに米国に行くことに。一緒にと誘われたるいは、母のいるアメリカには行けない、と、二人の関係はここで終わり。その後、風間くん演ずる片桐さんと再開、おでこの傷のことで、誤解が溶けて、二人は結婚。当初、時代劇をこよなく愛する人と結ばれる、と、あるのに、誰もこのような展開を想定しないのは何故たろう。
オリーブさん、実は私も思っていました。
多分るいちゃんのご主人は、ジョーさんではないだろうと。
あと、あの子供思いの安子さんがアメリカに行った後、るいちゃんに何も連絡はしないのはおかしいと思います。
多分手紙をことあるごとに書いていたのを、本家の誰か(雪衣?)に隠されていたのではないかと。
上白石さんが、年取った安子を演じるには、違和感があるので、
3代目のヒロインに代替わりした後に、別の俳優さんで出てくるのではないかと思ってます。
顔立ちからいって、宮崎美子さんあたりではないかと想像しています。
でないと、るいちゃんと安子さんの関係を修復する機会がないのでは?
次男?長男では?
僕にはかねてから疑問に思っていた事がありました…。
3代のヒロインと繋がりの深い岡山の雉真家…。
繊維産業の盛んな岡山の“児島”を捩ったにしても、何故“木島”や“黄島”では無く、“雉真”という字を当てたのか?
3代目ヒロイン・ひなたちゃんの弟、桃太郎君の存在で腑に落ちました…。
桃太郎君が登場する頃には、“犬”と“猿”付く名前の人物が登場しているのでしょうか?
僕は登場するとすれば、桃太郎君が高校か大学卒業後に雉真繊維の野球部に入部して、チームメイトに勇ちゃんの孫(勿論雉真姓)と“犬”・“猿”の人物が居る…、と予想していますが…。
桃太郎君とその“犬”“猿”“雉”の3人がストーリーに深く関わって来のるか、あるいは単に脚本家先生の言葉遊びなのか…。
僕には分かりませんが…。
それとブログ主さん、桃太郎君は上がお姉さんなので、るいちゃんの次男では無く、長男です…。