2022年1月19日(水)第12週「1963−1964」
あらすじ
ジャズコンテストの勝者は錠一郎に決まりました。表彰式で笹川社長は錠一郎に提案しました。デビューのレコードはシングルではなくアルバムにしようと。一方、表彰式直後に錠一郎はるいにプロポーズしました。
しかし、るいは思い詰めていました。錠一郎からプロポーズされたことも、東京で一緒に暮らそうと誘われたことも、るいは平助と和子に言い出せずにいたのです。るいは、錠一郎からの申し出を相談することを自分勝手な相談だと考えていました。
そんな中、錠一郎が竹村クリーニング店にやってきました。そして、着いて早々、錠一郎は言い出しました。るいと結婚したいと。錠一郎の唐突な態度にるいは激怒するものの、平助と和子はるいの幸福を祝福しました。
その後、錠一郎はレコーディングのために三ヶ月間だけ東京に滞在。レコーディングを終えたクリスマスに大阪に戻って来る予定にしていました。東京への出発間際、戦災孤児だった錠一郎が定一に拾われたことを、るいは知るのでした。
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予習レビュー
今回は、ジョーが挑戦したトランペッターのコンテストが終わった後のことかと思います。
コンテストの結果がどうなったのか、それはまだはっきりとはアナウンスされてはいませんが、どうやらジョーが勝利を収めた模様です。
何故なら、今週の後半でジョーはメジャーデビューの準備のために東京に行くからです。
また、今回のストーリーの中で記述している「錠一郎からのある申し出」も、1/11(火)の段階ではその詳細は不明です。
前週の金曜日の回にジョーがるいちゃんに告白したときに何かを申し出たのか、それともコンテストで勝利を収めた後にジョーが何かを申し出たのか。
今のところまったくわかりません。
さて、ジョーがメジャーデビューのチャンスをつかみました。
一方、ジョーとは比較にならないほどメジャーデビューにこだわり、また自信もあったはずのトミーの落胆はかなり深いはず。
そんなトミーにベリーが話しかける場面が今回のどこかにあるそうなのですが、それも詳細は不明。
しかし、コンテストをきっかけに「ナイトアンドデイ」に集まるジャズ仲間たちの人間関係に変化が生じるかもしれません。
その変化のフラグが、「トミーにベリーが話しかける場面」かなとブログ主は予想しています。
感想
るいちゃんとジョーの結婚が確定。
そのことは嬉しいけれど、平助さんと和子さん夫婦が大好きなブログ主は、間もなくやってくる二人との別れの日を思うと切ない気持ちでいっぱいです。
この店にいつまでもいられると困ると言う和子さんの精一杯の強がり。
るいちゃんとの別れのその先の「孫に会える日」に気持ちを向けながら、目の前の別れの寂しさを乗り越えようとする平助さんの「父の寂しさ」。
涙腺崩壊の朝でした。
そして、平助さんと和子さんが、るいちゃんにとってかけがいのない存在であることが丹念に描写された直後。
るいちゃんが平助さんと和子さんに拾われたように、ジョーもまた定一さんに拾われたことが初めて語られました。
るいちゃんと平助さん&和子さんの関係と対比することで、ジョーにとって定一さんがどれほど大事な存在かが心からわかる描写でした。
岡山から大阪に出てきて、少しづつ過去の悲しみを克服してきたるいちゃんの人生が大きく動き出しました。
そして、そんなタイミングで、今後の新展開が少しづつ明らかになってきました。
ネタバレ『カムカムエヴリバディ』最新情報
本作『カムカムエヴリバディ』の新たな情報がいくつか判明しました。
【1】ジョーが病気?
メジャーデビューの準備のために東京に行ったジョーが、早々に大阪に戻ってきます。
その理由はまだ明らかにされていませんが、どうやらジョーは病気になるようです。
トミーがジョーを病院に連れて行く、というエピソードがあることが判明しました。
ただし、どのような病気なのか。
そもそも、その病気が東京から早々に戻ってくる理由なのかは、明らかにされていません。
【2】ベリーのその後
ベリーの本名は「野田一子」。
京都に戻ってからは茶道の師範になるのだそうです。
追記:「一子」>「いちこ」>「いちご」>「ベリー」というコメントをいただきました。
ベリーというニックネームの由来に納得です。
そして・・・
【3】るいちゃんが出産
第14週(1/31〜2/4)で、るいちゃんが出産します!
ついに三代目ヒロインの誕生です。
なお第14週のサブタイトルは「1965-1976」。
ひなたちゃんは第14週がスタートして早々に生まれるようなので、ひなたちゃんは昭和40年生まれになりそうです。
ちなみに本作は1925年から100年間の物語とのことなので、最後は2025年。
ひなたちゃんが還暦を迎える年です。
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ジョーの回想がカラーになったのは、暗闇から“日なたの道”へのアプローチ?
佐々木希キレイだなあ。
深津絵里が十八歳ってエッて想ってたけど、モネのキャストが演っていたら違和感在り在りでしたよね。昭和三十年代の若者って、今から見ると老けてますもんね。
「サニーサイド」は定一さんのお気に入りの曲だったのですね。そして、稔さんと安子ちゃんからるいちゃんへ、ジョーにも繫がっていった。
お店のマッチ箱を大切に持っているジョー。定一さんとの出会いで救われ、るいちゃんは、竹村夫妻と出会って救われて。どうか二人には幸せになってほしいです!
レコーディングが近くなって、ジョーにケガか病気が判明、結局、ジョーはトランペッターの道を断念します。佐々木希も献身的に力になろうてして、誤解を与えたのだどもいます。そして、京都で音楽とは関係ない回転焼きを始めるのです。以上はわたしの今後のシナリオ予想です。
映画「下妻物語」で土屋アンナさん演じる一子ちゃんが本名いちごちゃんだったのを印象深く覚えていて、今回ベリーというニックネームを聞いて、パッと一子→いちご→ベリーかな、と予想していたのですが、当たりました!ベリーちゃん、今後も物語に関わってくれそうでとても嬉しいです!市川実日子さん大好きなので。
病気ですか…
コンテストでジョーが持つトランペットの左手に包帯のようなもので固定しているように見えたのが 心に引っかかっています。
トミー、いい漢でしたね。
ジョーとのセッションを心から楽しみ、ジョーの実力を誰より肌で感じたのでしょう。
潔く負けを認めたのか、もはや勝ち負けなどどうでもいいほどエキサイティングな時間だったのか。
爽やかな笑顔が印象的でした。
花嫁の父、母、良かったね~。
しかし、まず、ジョーだけ東京へ行くんだ。
佐々木希ちゃんがなあ。
猛烈に悪い予感がするの~。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
岡山時代のるいちゃんは裕福な家の孫であっても、幸せとは程遠い日々でしたね。
それが、大阪で出会った人たちによってこんなに幸せになれるとは…。
何より竹村夫妻の存在が一番大きい!
朝からうるうるです。
岡山に叔父家族がいるけれど、竹村夫妻の娘として嫁いで欲しいな。
でも、ジョーにとっては岡山で出会った定一さんの存在があったからこそ今があるんですよね。定一さんのお店で安子ちゃんとるいちゃんが出会ってる。そこから赤い糸が繋がっていたんですね。
余談ですが、岡山時代から思っていたけど広島出身の世良さん、方言が馴染んでいます。
今日も「ガメて来た」って(笑)
同じ地元の私は嬉しくてたまらんです。
えっ、満場一致?僅差だと思ったのに。LP盤懐かしい響き。社長の娘なにか含む所ありそう。何かトラブルの予感。雪衣さん的な感じ。るいさん脳内劇場。予想外の早さで現実に。竹村夫妻突き放す親心。和子さん男前、いい事言わはるわー。「娘をよろしくたのみます。」あとから号泣。平助さんいいなあ。ひなたさんが生まれたら顔を見せに来てあげてほしい。社長宅に住み込み、予想される社長の娘の誘惑。定一さんの思い出で二人の記憶が繋がる。再び世良さん。この後どうなる?
優しさvs優しさのぶつかり合い。
藤本作品ではすれ違うことが多いですが、今回はしっかり噛み合ってくれてよかったですね。
「家族」を大切にするるいに対して「るい自身の幸せ」を大切にする竹村夫妻の底抜けの愛情を感じます。
「もう家に縛られなくてもいいんだよ」というメッセージを込めて。
これまでのるいは家に縛られた生活を送ってましたからね…。
最後に定一さんのカフェが2人の記憶と重なりましたね!
ホットドッグ好きの伏線がここで回収。
ジョーの東京行きが波乱となりますが、京都行きの段階でトランペッター界から追放となってしまうんでしょうか?
来週がるい編の「起承転結」の「転」となりそうです。