2026/2/5(木)第18週「マツエ、スバラシ。」

あらすじ

トキたちを悩ませ続けていた松野家へのゴミの投げ捨てがある日を境にして突然止まりました。しかしトキとヘブン、そして錦織はそれを不気味に感じ、これで本当に終わったのかと不安はぬぐえませんでした。

そこに司之介が牛乳配達から帰ってきました。司之介は江藤知事の家で大変な騒ぎが起きていると面々に告げました。そのころ江藤は食い逃げしたと新聞で報じられていたのです。そのため松江の人々の関心の対象は江藤に移っていました。

その日の夜、夕食に招いた錦織に司之介は尋ねました。これで終わったと考えていいのかと。錦織はこれで終わりであろうと答え、ヘブンはこれまで錦織が松野家を支えてくれたことに心から感謝しました。

数日を経て江藤家の騒動も収束。そんな中、校長就任が決まった錦織が島根県の教育への抱負を語りました。そのとき、ヘブンは何かを思い詰めていました。その日の夕方、ヘブンは久しぶりにトキを散歩に誘いました。

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感想

騒動の収束

今週に入って三日間描かれた松野家の騒動が収束しました。

収束したのは江藤知事の食い逃げという誤報。

江藤知事によれば、付人が勘定を忘れただけのことらしい。

それを梶谷さんがあることないこと書き立てたのは間違いなさそう。

またしても人に迷惑をかけた梶谷さん。

しかし、梶谷さんはきっと良心の呵責なんて感じてないかと。

それよりはむしろ新聞の販売部数が増えたことを喜んでいるような気がします。

この職業に就いている方々の考え方。

昔も今も変わらないのでしょうか。

もちろん個人差はあるとは思うのですが。

そして、江藤家の騒動も今回のうちに収束しました。

次なる関心は力士と遊女の心中事件なのだとか。

梶谷さんのこれまでの振る舞いを考えると、力士と遊女の心中事件も、それが本当に起きたことなのか疑わずにはいられません。

でも梶谷さんもそろそろ退場かもです。

松江編は翌週で終了。

今回のヘブンさんの思い詰めた表情はそのフラグのような気がします。

錦織くんの演説への気になる反応二つ

江藤家の騒動も収まり、いよいよ「錦織校長」誕生に向けての動きが始まりました。

島根県の教育のレベルをあげたい。

帝大進学の道を拓きたい。

校長になってからの抱負を熱弁する錦織くん。

そして、そんな錦織くんの演説に夢中になる生徒たち。

しかし気になる反応を示す人物が教室の中に二人いました。

一人は丈くん。

錦織くんの弟です。

錦織くんが演説している間、彼はずっと浮かない顔をしていました。

弟だから知っているのでしょう。

錦織くんが帝大を出ていないこと。

教員免許がないことを。

兄が校長に就任することを素直に喜ぶことができない丈くんの気持ちは複雑です。

そんな丈くんの姿を強調して描いたのは、次回以降で何かが起こるフラグなのでしょうか。

もう一人、気になる反応を示した人物がいます。

ヘブンさんです。

ヘブンさんは錦織くんが帝大を出ていないことも教員免許を持っていないことも知らないはずです。

なのでヘブンさんは錦織くんの校長就任を素直に祝福できるはず。

ところがヘブンさん、錦織くんの演説をまるで聞いていない様子です。

明らかに別のことを考えていました。

ヘブンさんがそのとき考えていたこと。

それが明日には明らかになるのでしょう。

今回、ヘブンさんはトキちゃんを久しぶりに散歩に誘いました。

散歩しながらヘブンさんは自分が考えていることをトキちゃんに告げるのかな?

松江編終了に向けて、何かが静かに動き始めました。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

今週、梶谷さんの書いた連載記事「へぶん先生日録」がきっかけとなり松野家が騒動に巻き込まれます。

梶谷さんの記事が発端となるトラブルはこれが初めてではありません。

何かとお騒がせの梶谷さんですが出番も今週か来週には終わり、ドラマから退場するはずです。

そこで今回はこれまでの梶谷さんの描写を振り返り、今週の騒動とのつながりの有無を探してみたいと思います。

梶谷さんの初登場場面

新聞記者の梶谷吾郎(以下、梶谷さん)がドラマの中で初めて登場した場面は、松江で初の外国人を一目見ようと船着き場に人々が押し寄せる場面。

第5週、第21回でした。

ヘブンさんを乗せた船が松江港に到着。

すると、「どくだ、どくだ、どくだ! 松江新報じゃ!」と叫びながら、松江港に集まった群衆を押し分けて入ってくる人物が登場。

これが梶谷さんの初登場場面でした。

その記念すべき(?)初登場場面で梶谷さんは言いました。

小さなネタを大きく誇張して記事にするのだ、みたいなことを。

言い方を変えると、売れる記事を書くためには誇張や捏造もいとわないということです。

真実をねじ曲げてでも売れる記事を書く。

それが梶谷さんの記者としての残念なポリシーです。

今にして思えばこの時点で、梶谷さんがその後なにかと騒ぎを起こすことが暗示されていました。

その後、梶谷さんの記事に起因するトラブルがいくつも発生しますが、梶谷さんがやらかすことは初登場の段階で予想できる描写があったわけです。

梶谷さんの初トラブル

初めてトラブルを発生させた梶谷さんの記事は、やっぱりヘブンさんと松野一家が武家屋敷に引っ越しをした記事でしょうか。

どのような記事を書いたのかは不明です。

しかし「小さなネタを大きく誇張して記事にする」梶谷さんのことです。

単なる転居を誇張して記事にしたのかもしれません。

引っ越しを報じる記事が新聞に掲載された日から松野家の新居には連日大勢の人々が押しかけることになりました。

そして、この騒ぎがヘブンさんを疲弊させることに。

松野家に集まった人々の前で正座が上手なことなど「日本式が得意は西洋人」を演じることに疲れ切ってしまったヘブンさんは嘘をつきました。

その結果、トキちゃんとヘブンさんの最初の夫婦の危機を経験。

トキちゃんとヘブンさんは、大変な思いをしました。

しかし、トキちゃんとヘブンさんが大変な思いをしたことなど知らない梶谷さんは、記事の大ヒットに味をしめていました。

松野家をネタにして誇張した記事を書けば大ヒットを繰り返せると考えたのでしょう。

「ヘブン先生日録」

松野家ネタで味をしめた梶谷さん。

ヘブンさんの『日本滞在記』の完成パーティーに乗り込んできました。

松野家ネタを連載記事にしたら連日のようにヒットを生み出せると考えたのでしょう。

パーティーの日以降連日、梶谷さんは松野家に居座るようになりました。

梶谷さんの目論見はあたり連載記事「ヘブン先生日録」は、松野家の転居を報じる記事以上にヒットしたようです。

松江の人々の視線はそれまで以上に松野家に注がれるように。

さらに松野家ブームは加熱し過ぎと言っても差し支えないレベルになりました。

トキちゃんやフミさんの買い物にすら支障が出るほどになり、これが松野家が梶谷さんに迷惑をかけられた二回目のことだったような気がします。

そして異常なレベルのブームの反動が今週ついに来てしまうようです。

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