本放送:2021年11月26日(金)
再放送:2024年12月13日(金)
第4週「1943−1945」
あらすじ
焼け跡の中で「たちばな」を立て直そうと生きる意欲をよみがえらせていた金太が亡くなりました。金太の最期をみとったのは、金太と安子がつくった和菓子を盗もうとした少年でした。その少年は売上金を持って金太のもとに戻ってきたのです。
その少年は金太の最期の様子を安子に語りました。少年が金太のもとを訪れたとき、金太はその少年に「算太」と呼びかけ、その場に倒れた。そして、息を引き取るまでうわ言を口にし続けていたと。
月日は流れ、終戦から三ヶ月半が経った頃。ラジオの「基礎英語講座」の放送が四年ぶりに復活しました。安子は「基礎英語講座」の復活を機に、英語の勉強を再開。稔が帰ってくる日を楽しみにしながら、安子は英語の勉強に夢中になって励みました。
そんな中、勇が雉真家に帰ってきました。そして勇が帰ってきた数日後、見知らぬ復員兵が雉真家に足を運んできました。その復員兵が雉真家にやって来た理由。それは、稔の戦死を告げるためでした。
第9週 | 第10週 | 第11週 | 第12週 | 第13週
第14週 | 第15週 | 第16週 | 第17週 | 第18週
第19週
カムカムエヴリバディ|感想あらすじネタバレトップページ
予習レビュー
稔くんの戦地への旅立ち。
その後の安子ちゃんの妊娠と出産。
ひささん、小しずさん、安子ちゃん、るいちゃん、四代のヒロインたちが一緒に過ごす幸せな時間。
空襲によるひささんと小しずさんの死。
金太さんの失意の中での終戦。
そして前に向かい始める安子ちゃんの姿。
わずか一週間でこれだけのアップダウンを繰り返すのは、朝ドラ史上初めてのことではないでしょうか。
しかし、アップダウンはそれだけでは終わらないようです。
今回の前半は、アップダウンのうちの「アップ」の描写です。
基礎英語講座のラジオ放送が復活し、安子ちゃんが嬉々として英語の勉強を再開する。
それが「アップ」。
一方の「ダウン」。
安子ちゃんのもとに見知らぬ復員兵が訪ねてきます。
復員兵がやって来た目的はある「訃報」を安子ちゃんに知らせるためでした。
それは誰の「訃報」なのか。
つら過ぎて書けません。
でも、一週間の最後のこのタイミングでの「訃報」と言ったら、あの人の「訃報」以外にはないでしょう。(涙)
感想
金太さんの最期
金太さんの最期の様子を少年が教えてくれました。
少年が「おはぎのおっちゃん!」と呼び掛けると、小屋の中から金太さんが出てきた「算太!」と言った。
そして、そのまま倒れるとうわ言を言い続けていた。
前回、「おはぎのおっちゃん!」の声で小屋の扉を開けると、そこには算太くんの姿。
そして、金太さんと算太くんは会話を交わしました。
その一連の出来事は一体何だったのか、少年が聞かせてくれた話ですべてが見えてきました。
金太さんが亡くなったのは悲しいことでしたが、幸せな亡くなり方と言って差し支えない、そんな最期だったようです。
また、金太さんが少年の菓子売りを託したのは「賭け」でした。
少年が戻ってくれば算太くんも戻ってくる、少年が戻って来なければ算太くんは戻って来ない、という「賭け」でした。
金太さんは「賭け」に勝ちました。
だから、算太くんは戻ってくるのかもしれない。
そんな希望を持っているブログ主です。
また、商売の面白さに目覚めた少年が、将来なにかのタイミングで回収されるかもしれない。
そんな気もしています。
大物になってドラマの中に戻ってきて欲しいものです。
稔くんの戦死
金太さんは幸せな最期を迎えることができましたが、幸せの要素が微塵もないもう一つの最期が描かれてしまいました。
つら過ぎて言葉もありません。(涙)
次週は、安子ちゃんの喪失感との戦いが描かれるのでしょうk。
『舞いあがれ!』ヒロイン
2022年度後期朝ドラ『舞いあがれ!』のヒロインを演じる女優さんが決定しました!
ヒロイン・岩倉舞を演じるのは福原遥さんです。
第9週 | 第10週 | 第11週 | 第12週 | 第13週
第14週 | 第15週 | 第16週 | 第17週 | 第18週
第19週
カムカムエヴリバディ|感想あらすじネタバレトップページ
少年の未来にだけ希望を残します。
ドラマの感想ではなくゴメン
昨朝のあさイチの朝ドラ受けでのIKKOさん
タレント力というか人間力というか器の大きさというか何にせよ感動した
元々好きだったけど朝からスゴイ対応をみせられ更にファンになったわさ
昨日に続いて安子ちゃんの大切な人の死が描かれて…予想はしていたけれど、やっぱり救いのない失意のどん底ですね。
戦争が何をもたらしたのか、市民目線で考えさせられます。
金太お父ちゃんの思いが男の子に通じて、ちゃんと商いをして帰って来てくれた。賭けに勝ったお父ちゃんは算太と笑いあうことが出来た。最後の最後に報われたことが嬉しい。
稔、だめだったか~
連日の、近親者の死で、
安子が可哀そうすぎる。
これから、安子、
どうなる?
どうする?
勇が安子と結婚するのかしら?
義理とはいえ、いったん、姉弟になった2人が、
法律的に結婚できるのかしら?
なんてことも気になるけど、
ほんと、安子が可哀そうだ。
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
オペラ座の怪人さん、こんにちは!もしかしてミュージカルファンでしょうか?
亡くなった兄の妻と弟が再婚するというのは、戦前、戦後すぐの時代には良くあることだったそうです。私の養父母がそうでした。
特に農家では、重要な労働力である嫁と孫を他家に取られないため多かった、という説明を聞いたことがあります。今だったら考えられない話ですね。
戦死広報には結構間違いもあり、せっかく復員して来たのに、奥さんは既に弟と再婚、という悲劇もあった様です。
稔さんの戦死が同じような間違いならいいのに、そうはならなさそうですね。
金太さん、位牌になっていた。前から苦しかった筈なのに金太さん我慢していたんだ。終戦後の医療体制なら、ろくな事はして貰えなかったと思うけど。残念。甘味の力が少年を救う事に、金太さん、自信を持っていたのかな。英語講座復活。わずかな希望の光が。勇君生還、夢じゃないよね。なんか彼大分、大人になった気がする。小笠原かあ
硫黄島でなくて良かった。父島か母島辺りで捕虜虐殺などの忌まわしい事件があったけど巻き込まれなくて良かった。稔さんの戦死公法届く。家族の前で号泣する母、悲しみを堪えて、人気の無い所まで行って鳴く安子さん。雉真家に嫁ぐ事の出来た最大の理由、稔さんの存在が無くなった今、安子さんの雉真家での立場が危ういものになりそう。来週が怖い。
たちばなのお菓子で救われた少年。
恐らく京都編か大阪編での登場確定でしょう。
すっかり素晴らしい商人としてるいとひなたを助けてくれるはずでしょう。
基礎英語講座復活、勇ちゃんの引き揚げと明るい話題が続くと、案の定…。
しかも絶望の淵に突き落とされるほどのものでした。
「意地悪言わんで…」
到底信じることが出来ないでしょう。
いや。信じたくなかったと言った方が…。
劇中の音楽がフッと止まり、響き渡るのは安子の泣き叫ぶ声のみ。
「戦場にいいことは何もない」
戦争に込められた藤本先生の熱い想い。しっかり受け止めました。
安子「稔さん・・・・・・・・・稔さん・・・・・・・・・・。」
神社へ続く道の途中、まるで音もなく・・・・・・。
安子ちゃんの目線であることには間違いありませんね。
気になるのは金太の最期を看取る少年が成長して誰になってるかですね
安子が何故その選択をするのか逆算されていく朝ドラも3世代ものだからこそ
斬新で新しいですね
訃報は放送前から分かっていたから
準備できてたけどツラいですね