2022年2月22日(火)第17週「1983−1984」
あらすじ
昭和59年(1984年)夏の終わり。夏休みの終わりを目前に控え、ひなたはやり残した宿題に追われ焦っていました。一恵と小夜子に宿題を手伝ってもらうその一方で、ひなたは高校卒業後の進路を見つけていました。
月日は流れ、昭和59年(1984年)4月。ひなたは条映映画村に就職が決まりました。映画村で働き始めたひなたの仕事は、すみれの世話係に始まり、撮影現場の見学に集まってくる観客の対応まで、多岐に渡りました。
その頃、五十嵐は大部屋俳優として虚無蔵から稽古をつけてもらいつつ、扮装のアルバイトをしながら生計を立てていました。そんな中、モモケンを招いて条映映画村のコーマシャルを映画村の中で撮影することが決定しました。
そして迎えたコマーシャルの撮影当日。モモケンの親友を名乗る謎の男が演出に異を唱え、モモケンに斬新な振り付けをしました。一方のモモケンは『妖怪七変化!隠れ里の決闘』のリメイクを発表。それを聞いた虚無蔵は複雑な表情を浮かべるのでした。
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予習レビュー
前回、条映映画村でアルバイトをするひなちゃんが撮影現場でトラブルを起こしてから半年以上の時間がスキップして昭和59年(1984年)。
高校を卒業したひなちゃんは、条映映画村に就職することが決まりました。
ひなちゃんは将来に悩む高校生から、一転して社会人に。
ひなちゃんの人生が本格的に動き出します。
ところで、三代目ヒロイン・最終走者であるひなちゃんは、これまで登場してきた人物どうしをつなぐ役割を持っているのだとか。
そんなひなちゃんの物語上の役割が今回から発揮されるようです。
なんと今回、濱田岳さんがクレジットされています。
算太くん、カムバックするようです。
ひなた編の予告映像で、白髪になりスーツに身を包んだ算太くんがひなちゃんの前でタップダンスを披露する場面がありました。
それはあたかも、若い頃の算太くんが安子ちゃんの前でタップダンスを披露するかのような場面でした。
その注目の場面が今回あたりに描かれるのかもしれません。
いよいよ『カムカムエヴリバディ』は、これまでの伏線の回収のフェーズに入ってきたようです。
感想
ついに算太さんが再登場しました。
それだけでも十分過ぎるほど衝撃的でしたが、今回はこれからの展開の伏線がいっぱい詰まった回でした。
算太さんが再登場
モモケンの親友と名乗るその男は、まだ名前を名乗っているわけではありません。
だから算太さんと確定しているわけではありませんが、わざわざ岡山弁をしゃべらせているのは、それが算太さんであることを暗示しているのでしょう。
予告映像にも出てきて話題になった「おえん」という言葉。
岡山弁で「ダメ」「いけない」という意味なのだとか。
それはさておき、あの残念なキャラがモモケンに頭を下げられるほどの人物になったとは。
しかも、若い頃のどこか浮わついたところは微塵もなくなり、今はすっかり大御所オーラが全開です。
彼の身に、これまで何があったのでしょうか。
ネタバレあり:モモケンと大月の回転焼き
モモケンは大月の回転焼きを繰り返し買っていることが判明。
もちろん、買いに行っているのは付き人ですが・・・
次週のモモケンは、何故そこまで大月の回転焼きを気に入っているのか、その理由をひなたちゃんに語ります。
事前にアナウンスされた情報によれば、モモケンは偉大過ぎる父上に対して複雑な感情を抱いていたのだとか。
それを救ってくれたのが大月の回転焼きとのこと。
回転焼きがどのようにモモケンの気持ちを救ったのは定かではありませんが、安子ちゃんとるいちゃんの母と娘の関係の再生を暗示しているような気がしてなりません。
ネタバレあり:モモケンと虚無蔵さん
モモケンが『妖怪七変化!隠れ里の決闘』のリメイクを発表。
その時、同作に出演していた虚無蔵さんは複雑な表情を浮かべていました。
なんでも虚無蔵さんと先代の間には、『妖怪七変化!隠れ里の決闘』をめぐって複雑な事情があるようで・・・
以上、今後の回収が気になる伏線が満載の『カムカムエヴリバディ』第79回でした。
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算太が手を加えた2代目モモケンのCMは、よく言えば独創的、素人から見るとハチャメチャなもののように思いました。2代目モモケンを団子ちゃんと親しく呼ぶ様子から、かなり親しげな様子。もしかして…と思ったのが、初代モモケンと虚無蔵さん出演の『妖怪七変化!隠れ里の決闘』の演出?振付?を算太が担当してたのではないでしょうか。そして若き2代目に「虚無さんでなければ…」と吹き込んだのも算太なのでは。
こんにちは。
第40話に登場した映画『逆襲!宇宙海賊船』のポスター(西山さんが竹村クリーニング店に持って来て、店内に貼った)に「桃山三郎太」の名前が出演者の中にありました。
この時以来、現在に至るまでず~っと個人的にはこの名前が引っ掛かり続けています。
この放送回で二代目モモケンさんを「ダンゴちゃん」呼びしていた“謎の振付師”(算太)…かつて「桃山三郎太」の芸名で芸能活動をしていた時期があったものと、個人的には確信しました。(先代モモケンに弟子入りしていた可能性無きにしも非ず)
まぁ外れるかもしれませんが。(^^;)
ほ~んと個人的な考えなんだけど
映画村の集客のために必要なのって
ニャンまげとか彦にゃん
ゆるゆるで可愛いキャラなんだと思うんだ
知らんけど
安子ちゃんとるいちゃんの幸せとは言えない人生を経て、天真爛漫なひなたちゃんの生活。そこに歯車を狂わせた張本人の算太おじちゃん登場。
安子ちゃんとるいちゃんの物語を締めくくる役目の(?)ひなたちゃんとの遭遇で、張り巡らされた伏線がどうやって回収されていくのか楽しみでなりません。
算太おじちゃんのこれまでの生活も謎のままだし、時代劇を救う為にひなたちゃんをアルバイトとして雇った虚無様の真意もまだ明らかにされてませんしね。それに、ぽんぽんと掛け合い漫才のようなひなたちゃんと五十嵐くんのこれからも、楽しみですね。
算太さん、失踪以来一度も岡山の雉真家に立ち寄ってないとすれば、安子さんがアメリカに行った事すら知らないのでは?
寧ろ、大月家の面々と会った時にるいさんから、
「お母さんは進駐軍の兵隊さんに恋して、私を捨ててアメリカに行ってしまった…。」
と、るいさん目線での安子さんがアメリカに行った経緯を聞かされて、算太さんの方が驚くのでは…。
ひなた編の登場人物で算太さん安子さん兄妹と面識があるのは、赤螺家の清子さんと吉右衛門さん親子だけですが…、
この親子も戦時中から京都に居たようなので、算太さん同様、安子さんがアメリカに居る事は知らないでしょう…。
一子さん、るいさんとの初対面の時から、るいさんの出自に薄々気付いていたようなので…、
今後、るいさんや算太さんが安子さんの行方を捜そうとした時に力になってくれるかも…。
謎の振付師登場。
願わくば、まったくの別人で、濱田岳の2役であってほしい。
そもそも、算太が雉真家にいたのはクリスマスから、るいの小学校入学前の身近い間
だけのことであり、突然いなくなった事情をるいは知らされてもいないし、印象にも
残っていない。岡山のことはすべて忘れることにしたるいが、覚えているとも
思わない。
算太は算太で、るいを覚えていたとしても、苗字も変わっているし、気づくことも
ない。ただまあ、あんこが同じと言うだけでは、吉兵衛さんの親子でさえ
気づかないのだから気づくこともないかもしれない。
今さら登場してくる意味がいまいち見えてこない。それこそるいと安子を
引き離す結果になった張本人なんだから。
映画村に就職できて、
良かったね。
濱田岳さんの再登場は、
ネットとか、
ここの書き込みとかで
知ってはいたのですが、
今日の最初の、
登場人物紹介、
(タイトルっていうの?)
(タイトルバックっていうの?)で
濱田岳さんの名前を見て、
「お!?」って言っちゃいました。
モモケンとの再会も感動的でした。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
なんで高三で夏休みの宿題。最終日まで持ち越しってあなた一体いつまで?それも友達に手伝わせて。「お静かに!」「お前が一番うるさい!」コテコテや。憎まれ口でも、師匠の命令は聞かないと。CM撮影、算太乱入。桃ケンさんの友人?団子ちゃんって。動きがマツケンサンバに変わった?そういえば、「水戸黄門」「大江戸捜査網」の映画版を撮っていたのもこの頃?
算太生きとったんか!ワレ!
安子のことるいやひなたに洗いざらい吐いてもらうわ!
…ていうのはさておき、ダンスの伏線は振付師として回収されましたね。
るいとの再会がいよいよ目前となりました。
回転焼きを食べたときに全てがわかることでしょう。
そして虚無蔵さんとモモケンとの因縁。
虚無蔵さんじゃなかったら売れていた。
初代、二代目と親子での拗れた因縁がどう回収されるのでしょうか?
吉川晃司さんの「モニカ」
吉川晃司さんは昼メシを優先して関ヶ原の戦への参戦を断った吉川広家さんの末裔
昼メシのシーンに何気にマッチした選曲
知らんけど
このドラマを見ていたら、「柳生一族の陰謀」「魔界転生」「服部半蔵 影の軍団」「将軍家光の乱心 激突」を見たくなりました。時代的にはおおよそ、そのあたりかなあ。これらの作品は新機軸をいろいろ盛り込んだ為、昔からの時代劇ファンには受けが悪いのですが私は好きです。あと前に渡哲也さんは時代劇と相性が良くないのではと書いたのですが、弟の渡瀬恒彦さん(「ちりとてちん」の師匠)の方はなかなか似合っていて映画版の「影の軍団」も良かったけど、「赤穂城断絶」(映画自体はいまいち)での千葉真一さんとの対決は見応えがありました。
改修→回収
小夜子ちゃんに恋する桃太郎君…。
ヒロインの親友に恋するヒロインの弟君といえば、『つばさ』にも居ましたね…。
この弟君を演じていたのが、本作の算太さんの中の人、濱田岳さんと桜中学校の同級生だった富浦聡さん…。
因みに、片桐弁護士の中の人はこの二人の先輩です…。
富浦さん、最近見掛けませんが…、お元気でしょうか?
今も俳優業を続けられているなら、富浦さんの地元、徳島のお隣りの高知が舞台の『らんまん』にでも出演して欲しいものですが…。
ところで、小夜子ちゃんは教師志望…。
もしかしかして、何年後かに桃太郎君のクラスの担任になっているかも…。
その時、桃太郎君の恋の行方はどうなる…。