本放送:2022年4月8日(金)
再放送:2025年4月29日(火)
最終週/第23週「2003−2025」

あらすじ

再び来日した安子は「Dippermouth Blues」を訪問。そこで安子が口にしたおはぎは、かつて闇市で金太のおはぎを盗もうとした少年が、その後創業した和菓子屋のものであることが判明。一方、きぬの孫娘の花菜に一目ぼれした桃太郎はその場で求婚しました。

安子は京都の大月家も訪ねました。そして安子はひなたにある提案をしました。アメリカの大学に留学し、英語と映画を本格的に勉強してみないかと。安子の提案を受け入れたひなたは、ほどなくして映画村を退職して渡米しました。

その後、モモケンとすみれが結婚。小夜子は教員をやめ吉之丞の仕事を手伝いながら塾を開業。蘭丸が『棗黍之丞』シリーズの主演デビュー。榊原の定年退職。桃太郎と花菜が大月を承継。ジョージが京都に移住するなど、それぞれの道を歩みました。

令和7年(2025年)3月。映画村に足を運んだひなたは英語番組で共演したローレンスと再会。100歳になった安子や「Dippermouth Blues」を受け継いだ両親の近況を報告。そんな中、ローレンスが初恋の相手・ビリーであることにひなたは気づくのでした。

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予習レビュー

いよいよ最終回です。

ハリウッド映画『サムライ・ベースボール』がついに公開。

映画のプロモーションか何かでアニーが再来日します。

そして、るいちゃんとひなちゃんがアニーと再会。

アニーが単なる映画関係者ならば、るいちゃんはわざわざアニーとは再会しないかと。

ひなちゃんだけがアニーと再会するはずです。

ところがるいちゃんまでもがアニーと再会。

やっぱり、アニーは安子ちゃんであろうと思われます。

さて、最終週は令和7年(2025年)まで描かれます。

最終回に当たる今回、令和7年(2025年)が描かれるものと思われます。

アニーこと安子ちゃんは、おそらく幸せなナレ死かなとブログ主は推測しています。

るいちゃんはジョーのマネジャーとして更なる活躍を。

ひなちゃんは、さらに磨きをかけた英語力を使って渡米、文ちゃんと結婚してハリウッドで活躍する。

そんな展開を予想していますが、こんな陳腐な予想をはるかに超えるようなエンディングが用意されているはずです。

川栄李奈ちゃんが最終回について次のように述べているからです。

「頭の中を整理するのに5回ぐらいは見直したいと思うぐらいすごい終わり方」
「最終回の放送後、1週間ぐらい余韻が残る」

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後に・・・

最終回で語られた登場人物たちの「その後」をまとめてみました。

◆たちばな◆

戦後の闇市で「たちばな」のおはぎを盗もうとした戦災孤児の少年・高野信治は、商売の面白さを覚えて横須賀に和菓子屋「たちばな」を創業し、全国に支店を展開。

◆きぬちゃん◆
夫の力の没後、病気がちとなり美作の病院に入院。クリスマスの夜に、安子が出演したラジオ番組を聴いていたことを孫娘の花菜が安子に報告。

◆ひなちゃん◆
アメリカで英語と映画の勉強を本格的にしてみないか、という安子の誘いでひなたは米国留学。2005年、ひなた40歳。

◆Dippermouth Blues◆
ひなたの渡米後、健一が逝去。ジャズ喫茶「Dippermouth Blues」への意欲を失った慎一はトミーの付き人に転身。「Dippermouth Blues」は、るいと錠一郎が受け継ぐ。

◆花菜ちゃん◆
桃太郎は、きぬの孫娘・花菜に一目惚れ。その場で交際を申し込み、翌年に結婚。

◆小夜ちゃん◆
小夜子は教員を辞めて夫・吉之丞の電気屋を手伝うことに。後に、小さな学習塾を開業する。

◆モモケンとすみれさん◆
モモケンこと二代目・桃山剣之介は、女優の美咲すみれと結婚。「40年ごしのゴールイン」と報道される。

◆武藤蘭丸◆
『妖怪七変化!隠れ里の決闘』のリメイク作品で、主演の敵役を選ぶオーディションに勝ち抜いた蘭丸は、『棗黍之丞2006』で主演デビュー。

◆一恵ちゃんと榊原さん◆
一子が隠居。多くの弟子を引き継いだ一恵が師範になる。夫の榊原は、定年退職まで映画村に勤務し、サラリーマン人生を時代劇に捧げる。

◆一子さんとそのご主人◆
隠居した一子は、夫とともに青春を取り戻す時間を満喫。

◆桃太郎くんと花菜ちゃん◆
結婚した桃太郎くんと花菜ちゃんは京都に移住し「大月」を引き継ぐ。二人の間に生まれた息子・剣は野球好きの少年に成長。

◆ジョージ◆
桃太郎は母校の野球部の監督に就任。同じ頃、日本文化と野球をこよなく愛するジョージは京都に移住し、桃太郎が率いる野球部のコーチに就任。

その十年後、桃太郎の母校はついに甲子園出場を果たし、雉真繊維のユニフォームを着て、剣とジョージを連れて甲子園へ。

◆『Sunny Side English』◆
ひなた講師をつとめる英会話番組『Sunny Side English』は2025年3月に「レッスン112」をもって放送終了。しかし番組の継続が決定される。

『Sunny Side English』は、ひなたの家族の100年の物語を教材にしていた。

◆ウィリアム・ローレンス◆
『Sunny Side English』の第一期放送の最終日に映画村を訪問しひなたと遭遇。そのときひなたは、ウィリアム・ローレンスが初恋の相手・ビリーであることに気が付く。

◆るいちゃんとジョー◆
「Dippermouth Blues」を引き継いだるいと錠一郎は幸せな最晩年を二人して過ごす。

◆安子さん◆
2025年(令和7年)3月22日。シアトルの自宅で100歳の誕生日を迎える。

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感想

安子ちゃんが最後に登場した回は雨の日。

雨の中でるいちゃんから「I hate you.」と突き放され、ずぶ濡れになりながら河原で泣き崩れる姿が安子ちゃんの最後の姿でした。

あまりにもむごい初代ヒロインの最後の瞬間。

しかし前回でようやく実現した、生き別れとなった母と娘の再会。

再会の瞬間に挿入された、上白石萌音ちゃん演じる安子ちゃんが、雨あがりの中でるいちゃんを抱擁する映像によって、過去は清算されました。

そしてついに最終回を迎えました。

レッスン112

三代のヒロインの100年の物語は、ひなちゃんが制作した英語教材だったようです。

つまり、本作のナレーションは、ひなちゃんの英語教材をウィリアムが朗読したものだった、ということなのでしょうか。

実際、最終回のナレーションのクレジットは「城田優」ではなく「ウィリアム・ローレンス」となっていました。

抽象度の高い田中の回収

登場人物は心優しい人たちばかりだったのが、ブログ主にとって本作の最大の魅力の一つです。

ヒロインの天敵として登場した美都里さんも、復員直後の算太くんの寂しさを癒す場面以降は、慈愛に満ちた母親となり最期を迎えました。

腹黒さが怖った雪衣ちゃんも、自分のやったことを悔いる人生を送っていたことを告白。

跡を濁さずに星空を渡ってゆきました。

そんな中で岡山時代と大阪時代に登場した二人の「こわもての田中」だけが、悪役のままでした。

しかしその二人についても、「アフロの田中」と「夫の田中」の謎の存在が笑いで帳消しにしてくれたのだとブログ主は受け止めています。

極めて抽象度の高い回収ながら、悪役にまで愛情を注ぐ藤本先生の優しさに感じ入りました。

五ヶ月間お世話になりました

本作が放送された五カ月間、当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。

限られた時間でテレビを見ながらキーボードを打っているため、ときにテレビ画面をしっかりと観ることができず、ときに誤変換等に気づくことができず。

そんな中でのブログ運営だったので、ドラマの内容の誤認や誤変換などで読みにくいことこの上なかったかと思います。

そんな中でも数多くのコメントをくださり、当ブログを支えて下さった皆さま。

毎日のように当ブログに来てくださった皆さま。

ありがとうございました。

次週から始まる『ちむどんどん』でも引き続き当ブログとお付き合いいただけますと幸いです。

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