ちむどんどん

賢秀手がける商売の行方 / ちむどんどん 第44回

2022/6/9(木)第9週「てびち!てびち!てびち!!」

あらすじ

房子への不満を爆発させた暢子をヨシが叱りつけました。房子への恩義を感じているヨシは房子の過去を語りました。戦後、房子が自分を救ってくれたこと。そして戦前に両親を亡くし、戦争でたった一人の家族だった妹も亡くしたことを。

その日の夜、店じまいをしている暢子のもとに賢秀がやって来ました。賢秀は我那覇と手がけている健康食品の事務所に暢子を案内。しかし我那覇は、賢秀から預かった金を持ったまま夜逃げしていました。

優子に再び迷惑をかけることになり深く落ち込む賢秀に、暢子は父・賢三の思い出を語りました。家族の中に邪魔者などいないと賢三に励まされたことを思い出した賢秀は、落ち込んだ気持ちを立て直すと、暢子に再起を誓いました。

一方、賢三の思い出を語ったことで、暢子は賢三から教えられた料理の基本を思い出しました。そして、和彦、二ツ橋、ヨシたちからアドバイスされた基本に立ち返ろう、「入り口」に戻ろうと、暢子は心を固めるのでした。

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感想

比嘉四兄妹のうちあぶなかったしい二人

比嘉四兄妹のうち、あぶなかったしい二人の変化が描かれる回でした。

ヨシさんが語る房子さんの過去のことを聞かされた暢子ちゃん、いつになく神妙な面持ちで話を聞いていました。

そして、ヨシさんの話がきっかけとなり基本に立ち返る決意を固めました。

暢子ちゃんは、なにかとあぶなっかしいところが多々ある異例の朝ドラヒロインでしたが、今回の出来事を機に変わってゆくのでしょうか。

変わってほしいと願わずにいられません。

そして、朝ドラヒロイン以上にあぶなかったしいキャラであるニーニー。

またしてもやらかしました。

しかも、はっきりとは描かれていなかったものの、またしても優子さんからお金を借りたらしい。

そのニーニーもまた「基本」に立ち返りました。

ニーニーがどこまで本気かわかりませんが、二度も騙されたことを心の底から懲りて、千葉の養豚場で真っ当な人生を歩んでほしいもの。

追伸:そして我那覇さんも、次に登場する時には真っ当な道を歩んでいてほしいもの。

歩んでいる道には何かと問題がある我那覇さんですが、根は悪い人ではないと信じています。

真っ当な道を歩むニーニーと改心した我那覇さんの再会が実現しますように。

比嘉四兄妹のうち安定した二人

比嘉四兄妹のうち、安定した二人は珍しく登場場面がありません。

良子ちゃんの「離婚」騒ぎの回収は次回に持ち越し。

最終的には丸く収まる見通しです。

一方、次回の歌子ちゃんには切ない展開が用意されているみたいです。

前回、会社を休む歌子ちゃんの見舞いにやって来た同僚の男性に、歌子ちゃんは想いを寄せ始めていたらしい。

でも、歌子ちゃんは発熱を繰り返し、退職を余儀なくされるらしい。

またしても、道を見失った歌子ちゃん。

次週も歌子ちゃんの受難の日々は続きます。

そろそろ歌子ちゃんに希望を与えてほしいと願うばかりです。

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予習レビュー

東京でニーニーが怪しいビジネスに手を染める展開を知ったとき、比嘉家の借金がさらに増えるような事態を招くのではないかとハラハラしていました。

そんなニーにーの手がけるビジネスが「思わぬ結果」を生み出すのだとか。

そのビジネスが偶然にうまく行って大金を手に入れることになるのか、怪しいと思われたビジネスが真っ当な方向に進んでしまうのか。

ニーニーがからむことは予測がつきません。

しかし、比嘉家が何らかのトラブルに巻き込まれた様子はない。

また、ニーニーと時間を過ごした暢子ちゃんが、おでん屋の屋台の立て直しの着想を得る、という展開。

これらのことから、今度こそはニーニーはやらかしたりはしないことが考えられます。

ニーニーにはそろそろ、自分の天職に気づいてほしいところ。

千葉の養豚場で、豚の世話に懐かしさを感じるニーニー、懐かしさだけでなく、そこに自分の天職の芽があることに気づいてほしいものです。

天職に目覚めたニーニーの姿を見ることができる日が楽しみです。

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POSTED COMMENT

  1. ヤス(渡良瀬) より:

    いつも楽しく拝見しております。
    今回のエピソードから賢秀は戦災孤児で血のつながった家族では無い事を暗示してるようですね。そして、それは家族の中では秘密では無いことも・・・だから育ててくれた恩を返そうと無理をしては騙されてしまうのでしょう。
    自分だけは血がつながって無いと知りながら食べたテビチの味はどんなだったのでしょうと思うと泣けましたね。

  2. zebra より:

    昨日の放送で実家に戻って在宅していた良子が阻止したのだと思っていたが、結局送金してしまったようだ。賢秀の求めに応じて平気で送金する優子。賢秀もそうだが、それ以上に優子が簡単に送金する方が問題。

  3. zebra より:

    房子が比嘉きょうだいの「大おば」ということは、房子の妹が健三か優子の母親か、健三か優子の親の兄弟が房子の夫(または元夫)だとしか考えられない。「関係図」を見てもそこまで書かれていないし房子の妹はどうも結婚すること無く亡くなった様子。「遠い親類」っていったいどのような関係なのか全く不明だ。

  4. 只野乙三 より:

    ヨシさんは暢子のおばぁちゃんではないでしょうか?
    房子はたった1人の妹を空襲で亡くしており、その妹が賢三の母でないと設定が成り立ちません。ヨシさんと一緒にいた少年(息子?)が賢三だとするとまぁ14才位として、房子の紹介で賢一のところに養子として行ったとすれば、ギリギリ成り立つのではないかと。
    どうでしょう?

  5. 名乗る程の者ではございません より:

    桜井ユキさん、キレイな女優さん(*´∀`)
    当たり前のことに気づいたのは「真犯人フラグ」ではただただ怖え~人役だったからね
    香里奈さんも平田敦子さんも生駒里奈ちゃんもただただ怖え~人だったし

    グレイトになるというのは矢沢永吉さんのビッグのオマージュなのかな?
    この頃は「成り上がり」はまだ発売されていないがキャロルの活動期だしね

  6. 推理好き より:

    優子さん、房子さんと面識があるような感じでした。賢三さんといつ知り合ったのでしょうか。優子さんも鶴見にいたのでしょうか。賢秀がたぶん昭和24年生まれ。終戦後程なくして結婚、二人でやんばるに移り住んだのでしょうか。

  7. あさのあさみ より:

    還暦のたつお様、返信ありがとうございます
    ただ、賢三さんは戦争にも行ってるので、房子さんと同世代ではないかと思います
    なので、房子さんに年の離れた兄(苗字が?ですが)か姉がいて欲しいのですが、今日の感じだと妹一人のような??
    ずっと以前に亡くなっているのか、片親が違う複雑な姉妹なのか?とか、実は誰も知らない秘密の結婚をしていて夫側の甥なのか?とか、なんか2時間ドラマみたいな妄想をしてしまいます(笑)
    房子さんは「因縁がある」と言っていたので、きっとシンプルな叔母甥ではないのでしょう。後半での回収を待ちます

  8. ずんこ より:

    房子さんの、たった一人の肉親の妹…。
    ということは、房子さんは賢三さんの叔母さんじゃなくて、伯母さん。
    でも、房子さんが見ていた写真の妹さんは、お提髪の女学生でしたね。
    あの写真を撮った後で、結婚して賢三さんが生まれた?
    それとも?
    賢三さんは、いったい誰の子?

    謎が深まった回でした。

  9. オペラ座の怪人 より:

    仲間お母さんと
    にーにーの間で
    ま~た、お金の貸し借りがあったんだ!?
    2人とも馬鹿ですなあ。

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  10. 還暦のたつお より:

    あさのあさみ様、後々真相はドラマ内で明らかになると思われますので、飽くまで推測ですが、房子さんの妹さんは何らかに事情で(考えられるのは夫の戦死)シングルマザーになってしまい、妹さんが亡くなった後は房子さんが賢三さんを料理人をしながら育てていたのではないかと。あの包丁は、料理人として賢三さんを育てた房子さんが一本立ちのはなむけに賢三さんに送ったものではないかと。

  11. 丹善人 より:

    「根は良い人らしい」って、どこをどう見ればそんな発言になるのやら。
    どう見ても典型的な詐欺師の手口でしょ。最初に少しだけ甘い汁を吸わせて、
    たっぷりとだまし取る。こういう人に「反省」などという単語は持ち合わせていない。
    借りたお金など返すはずもない。自分も他の人にだまされていたのだ、などと
    言って。・・・て、あのクソ野郎と同じか。

  12. 丹善人 より:

    後悔しかけているところなのに、何で焚きつけるような言葉をかけるんだろ。
    おかげであっさりと立ち直って、また迷惑かけそうな道を歩み出したじゃん。
    「何があっても家族だ」という言葉が、突き放すことをしなかった言い訳に
    している。やめてくれよ。

  13. あさのあさみ より:

    大城房子さん、空襲でたった一人の妹を亡くして天涯孤独って、じゃあ、比嘉賢三さんは誰から生まれたの⁉
    てっきり、房子さんは賢三さんの母親の妹と思っていましたが、本日最大の謎です!

  14. オペラ座の怪人 より:

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  15. 還暦のたつお より:

    串に刺したおでん。空襲で亡くなった房子さんの妹って賢三さんの母親?また騙された。賢秀気付よ。えっ優子さんお金出したの?マサカヤー。「俺のあげるから」ここの両親、子供に甘過ぎ。賢三さんの言い分ももっともだけど、叱る所はちゃんと𠮟っとかないと。「グレイトになるからよ。」ならなくていいから普通に真面目に生きろよ。皆さまご忠告。やっと響いたか。

  16. 魁光5品目 より:

    賢秀よ…。学習しなさすぎだ…。
    もともと我那覇がそうゆうヤツならたかが知れてるのに。
    でも邪魔だという認識はあったんだな(笑)

    食に家族の歴史あり。
    賢秀が教えてくれましたね、

    賢三さんのてびちが教えてくれた地味ながらも暖かい味。入口に戻り、暢子は本当に大事なことに気づいたようです。

    もう短気や傲慢を起こすんじゃないよ。

  17. 還暦のたつお より:

    はっぴー様へ 念の為、原田さんと大森さんの実年齢を調べて見ました。原田さん63歳、大森さん50歳、必ずしも役柄の年齢と実年齢が対応する訳ではありませんが参考までに。尚、戦前、戦後のあたりではご指摘の通り女性の結婚年齢が現在より遥かに早く、おまけに多産だった事もあり長子と末っ子との年齢の差が20歳くらいある事はざらでした。うちがそうでした。また、甥、姪の方がおじ、おばよりも年上というケースも結構ありました。

  18. 落合明人 より:

    こらニー二―悪に手お出しましたねそれは悪徳商法で刑法出罰せられますよニー二―刑法の商報法違反になりますよ逮捕されますよ
    まして沖縄での詐欺師と組んで多分その詐欺師は懲役2年ぐらいで刑期お終えてか執行猶予でまた悪の手ですよ
    暢子ちゃん良子ちゃん歌子ちゃんがまじめにやっているのにニー二―とんでもない奴

  19. 落合明人 より:

    やっぱり初めに初めに暢子ちゃんが東京に行く代わりにニー二―が東京に行っていればよ方なて思っています
    他分東京に行ってニー二―が警察沙汰になって少年院か刑務所に入って頭御視野更生させばよかったなって思っています
    今週もまたニー二―が警察沙汰になりそうで心配です
    だつてなつぞら夏ちやんの兄貴崔太郎が警察沙汰になって留置滋養で゛頭御視野した後は更生しましたからね
    3姉妹で成功したのはとと姉ちゃんがありきしたからね

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